
業界最大手の日本マクドナルドホールディングス <2702> が息の根を吹き返している。
2014年の賞味期限切れの鶏肉使用や、2015年の異物混入の不祥事を受けて、顧客離れが深刻化。
2015年12月期には、349億5100万円という上場以来最悪の赤字を記録した。家族連れが多い利用客に対して、食の安全・安心を提供できなかったしっぺ返しの結果となった。
これを受け、同社は「すべてをお客様のために」という理念を掲げ、食の安全・安心を最優先課題として、サプライヤーへの品質管理の強化、店舗内の従業員の再トレーニング、商品に関する情報開示などに取り組んだ。
それでも2012年同期には70億円を超える純利益を出していた頃の勢いからすると、まだまだ道半ばだ。
原材料の多くを輸入に頼るマクドナルドにとっては、円高という環境が業績にプラスに働き、今後のさらなる業績回復に期待がかかる。
8月には1ドル=100円を切る水準まで円高が進行したが、マクドナルドでは輸入代理店を経由して為替予約による変動リスクを回避しており、円高が即座に業績を押し上げるという状況ではない。さらに、不祥事の反省から、品質管理へのコストの負担もあり、円高のメリットを最大限に享受できるというわけではなさそうだ。
このメニューに加わったチキンチーズーバーガーが累計販売5000万食を突破するなど人気を呼んでいる。
この数字からも消費者の安さを求める傾向が強まっており、こうしたトレンドを的確にとらえたメニューを展開していけば、先行きの見通しも明るくなっていくだろう。
ええもん食いたきゃ別のところに行く


































































































