- 1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/29(金) 23:47:46.99 ID:Xd9Fqp7N0
-
王「よくぞ もどった!」
王「ではゆくがよい! ゆうしゃよ!」
勇者「……」
勇者「えっ?」
戦士「この戦いも大詰めだな! 後は魔王を倒すだけだ!」
賢者「今の私たちであれば、勝機は十二分にあると思われます」
僧侶「気を引き締めていきましょうね、勇者様!」
勇者「みんな」
勇者「何を言ってるんだ」
勇者「魔王はもう倒したじゃないか」
- 9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 00:07:32.15 ID:owRVGh/M0
-
面白そうだな
支援
- 2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/29(金) 23:49:51.03 ID:Xd9Fqp7N0
-
戦士「ああ? 何を寝ぼけてるんだ勇者!」
賢者「夢ですね。しかし口に出しても現実のなんの足しにもなりませんよ」
僧侶「でも決戦前夜に魔王を倒す夢をみるなんて縁起がいいですね!」
勇者「待ってくれ」
勇者「ちょっと混乱してる。整理させてくれ」
勇者「冒険の書は……」
戦士「おいおい、そいつを確認しないと今日の日付けもわかんねーのか!」
賢者「決戦前で気持ちは分からないでもないですが、勇者さんらしくないですね」
僧侶「み、皆さん、最後の戦いの前なんですよ? 誰だって緊張くらいしますよ!」
勇者「……そう、最後の戦いの……前……」
勇者(冒険の書は、魔王城突入前で終わっている)
勇者(だけどオレには間違いなく、この手で魔王を倒した記憶がある)
勇者(これは一体……)
- 3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/29(金) 23:52:24.64 ID:Xd9Fqp7N0
-
【宿屋】
勇者「ちょっと賢者」
賢者「はい」
勇者「突然ですまないけど……『時の砂』という道具は、時間を巻き戻すんだってな」
賢者「はい。ただその存在はあくまで文献によるもので、この世界には現存しないはずです」
勇者「賢者の読んだ文献の範囲でいい、その時間ってのはどのくらい巻き戻すんだ?」
賢者「そう長い時間は巻き戻せないようです。ある本では魔物との一戦ほどとありました」
勇者「そっか……。ちなみに賢者」
賢者「はい」
勇者「なんていうか、時間が丸一日以上さかのぼるような呪文なんてないよな?」
賢者「はい。ラナルータの昼夜逆転は半日を往復するのでそれ以上は伸びませんし――」
賢者「パルプンテの効果でもそのような実例は聞いたことがありません。ただし唱えた後に何の効果もなかった場合」
賢者「実際は時間が巻き戻っていながら、術者が知覚できていないというケースは考えられなくもありません」
勇者「……まぁでも、パルプンテは戦闘中しか唱えられないし、あくまで戦闘にしか影響を及ぼさない呪文だよな」
賢者「はい。私の知る限りでは」
- 4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/29(金) 23:54:27.01 ID:Xd9Fqp7N0
-
勇者「……」
戦士「なぁ勇者、どうしちまったんだよ!」
勇者「……そうだな。戦士たちからみればオレだけがどうかしてるように見えるんだよな」
賢者「そろそろ説明してくれませんか? 時間の大切さはあなたがよく分かっているはずです」
僧侶「勇者様……」
勇者「分かった。整理がついた」
勇者「まず前提として、これから話すことに一切の冗談はないことを信じてくれ」
戦士「おー勇者がそうやって勿体ぶるたぁ相当だな!」
賢者「意味のある前提と取っていいんですね」
僧侶「ここまで来たんですもの、いまさら勇者様を疑ったりしません!」
勇者「ありがとな。で、さっそく本題なんだけど――」
勇者「なぜか今のオレには、これから倒しにいくはずの魔王を、すでに倒した記憶がある」
勇者「その後訪れた平和な世界も、一時だが過ごした記憶がある」
勇者「分かりやすく言ってしまえば、時間が巻き戻ってしまっている」
- 5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/29(金) 23:56:32.01 ID:Xd9Fqp7N0
-
戦士「そりゃーおめー勇者! さすがにすぐにゃー信じらんねーよ!」
賢者「非常に興味深い話ではあります。真実であれば」
僧侶「じ、時間が巻き戻るなんて恐ろしいですね……。魔族の仕業なのでしょうか?」
勇者「まったく分からない。分からないが、今話したことを擬似的に確かめる方法はある」
賢者「でしょうね。もし本当に時間が巻き戻っていることを知っているなら」
戦士「どういうこと?」
賢者「つまり、勇者さんはこの先起こることを全て知っているわけですよ」
勇者「オレの体験した出来事だったらな」
戦士「ふーん? てことは?」
僧侶「じゃ、じゃあ平和を取り戻したあとのことも?」
勇者「少しだけな。まぁとにかく、今は目の前の魔王相手にだな」
戦士「なるほど俺にも分かってきたぜ。くらえ勇者!」
勇者「あいた何をする!」
戦士「あれー勇者おまえ先のこと予知できるんじゃないのか?」
賢者「ちょっとかしこさ足りない人はおとなしくしててください」
- 6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/29(金) 23:58:36.86 ID:Xd9Fqp7N0
-
勇者「まず『魔王城の構造』だ。簡易マップを書いてみよう」
勇者「最初に門を入って……小部屋……階段……宝物庫……大広間……」
戦士「ほえーさすが勇者だな! これ全部本当かよ!」
勇者「仮にもパーティーを率いる長だからな。一度歩いたダンジョンの土地勘くらい強くないと」
僧侶「そんな勇者様だから、みんな安心してついていけるんですよっ」
賢者「……なるほど、やはり城内すべてを練り歩いたのですね」
勇者「もちろんだ。ダンジョンをしらみつぶしに探索しないヤツなんて冒険者じゃない」
賢者「探索後、魔王城から出ることはできなかったのですか?」
勇者「いやできたはず。でも欲をかいて開けてしまったんだよな、最後の扉を」
戦士「魔王が待ち構えてたんだな!」
勇者「さすがに逃げられなかったから戦った。結果は勝ち。大接戦だったけどな」
賢者「そのあとは?」
勇者「あとは……城に戻って……王に謁見して……。……すまない、そこからはよく憶えていない」
僧侶「そ、その後が肝心なんですが! 平和になって勇者様はどうなったのですか!」
勇者「な、なんだよ。だからよく憶えてないって」
- 7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 00:01:23.16 ID:cK6dvDWr0
-
賢者「宝箱の中身は?」
勇者「呪われた武具と回復アイテムがいくつか。うちわけはこんな感じだ」
戦士「なんか中身が分かると興ざめだぜ!」
賢者「ミミックも混じってるじゃないですか。中身を知っている方が回収効率がいいでしょう」
勇者「そうだな。オレの記憶だと戦士はザキで二回死んだ」
戦士「マジでか!」
僧侶「ということは私が二回生き返らせたんですね! 戦士さん感謝してくださいねえっへん」
戦士「マジか! ありがとう!」
勇者「まぁ中身を見る限り、最低限必要なアイテムは宝物庫に寄るだけで事足りる」
賢者「となると最短ルートはこう、こんな感じですか」
勇者「そんな感じだが、ただ今回は確かめたいことがあるから、宝箱はすべて回収する」
賢者「確かめたいこと?」
勇者「まぁそれはおいおい話す。とにかく魔王城内のマップについては以上だ」
勇者「こいつをしっかり頭の中に入れといてくれ、戦士」
戦士「あーっまた俺だけバカ扱いしやがって!」
- 8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 00:05:26.14 ID:cK6dvDWr0
-
勇者「次に、出現する魔物だ。絵は苦手だけど」
勇者「こんなのとか、こんなのとか、こおんなドラゴンが出る」
戦士「うわ絵へてぇ!」
僧侶「でも可愛いですねっ! 特にこれとか!」
勇者「そいつはイオナズンを連発してくる」 僧侶「えっ」
賢者「どれも外見は今まで見たことがあるモンスターばかりですね。上級亜種ですか?」
勇者「待ていま色をつける」
賢者「あっいえ結構ですインクの無駄です。確認したのはこの数種類だけですか?」
勇者「ああ。でもあの時はしらみつぶし態勢だったし、これで全部だと思う」
勇者「で、特に注意すべきモンスターはこいつとこいつと……全部だな。さすがに最後のダンジョンだ」
勇者「ただ何を仕掛けてくるかは分かっているから、最初から対策ができる分だけマシだろう」
戦士「というか勇者の絵が下手なおかげで、ずいぶん楽な相手にみえるな!」
僧侶「和みますね!」
勇者「こいつら凶悪なんだぞ。実物見てショック受けても知らんぞ」
賢者「勇者さん、次は魔王についてお願いします。ちなみに絵は変に手ごころ加えなくて結構ですので」
- 10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 00:08:26.35 ID:cK6dvDWr0
-
勇者「これが魔王だ」
戦士「Oh……」
勇者「そしてこれが魔王の最終形態だ」
僧侶「わあ……」
賢者「それで攻撃パターンは?」
勇者「最初は二回行動だ。通常攻撃、ブレス攻撃、上級呪文、いてつく波動をじゅんぐり」
勇者「最終形態は三回行動。やることは大して変わらなかったが、技の威力が強くなっている」
賢者「さすがに魔王ですね。本気でかからなければ」
勇者「あっちょちょ待てなんでしれっと絵を消す」
戦士「でもよ、こんだけ素性が丸ハダカにされりゃ魔王も楽勝だろ!」
僧侶「そうですねっ、それに加えて勇者様の的確な指示があれば恐いものなしです!」
賢者「まぁ勇者さんの言うことが正しければ、ダンジョンを探索し尽した状態でも倒せちゃったようですし」
勇者「ああ。とりあえず魔王はなんとかなるんだけどな」
賢者「例の時間の巻き戻しですか」
勇者「そうだ。それだけが気がかりなんだ……」
- 12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 00:10:39.58 ID:cK6dvDWr0
-
勇者「じゃあ今から魔王城まで乗り込むけど」
勇者「今回は宝箱を回収しきった時点でいったん引き返す」
戦士「なんで!?」
勇者「宝箱が置かれてるなら貰っておく。その上で、魔王戦は万全の状態で臨みたい」
僧侶「魔王戦……私たちにとっては未知の最終決戦なんですよね……」
賢者「探索の他の目的は何ですか? 先ほど勇者さんは確かめたいことがあると言ってましたが」
勇者「その時になったら話す。今はとりあえず魔王城攻略が成功してからだ」
賢者「分かりました」
戦士「装備は今使っているやつでいいのか?」
賢者「呪文の作戦はどうしましょうか?」
勇者「適当で大丈夫だ、なんとかなる。正確にはなんとかなった」
賢者「前の記憶の突入時刻なんかを合わせたりはしないのですか?」
勇者「しなくていいや。欲をいえば自分の体験を丸々再現できれば少しは楽なんだろうけど、そりゃほぼ不可能だしな」
戦士「よーしなんかよく分からんがいよいよだな! なんか張り切ってきたぜ!」
僧侶「みんなで頑張りましょうねっ」
- 13: 忍法帖【Lv=39,xxxPT】 :2011/07/30(土) 00:10:40.97 ID:vtTMDYJi0
-
戦士と僧侶が良いキャラしてる
- 25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 00:32:18.83 ID:cVxaVAIGO
-
面白い
- 15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 00:13:26.03 ID:cK6dvDWr0
-
【魔王城城門】
戦士「おーっし城だ! 入城だ!」
僧侶「禍々しい魔力が溢れています……皆さん気を付けてくださいね」
勇者「……」
賢者「どうですか勇者さん」
勇者「とりあえず間違いなく、この門には既視感がある」
賢者「では例の可能性は」
勇者「まだ分からないさ。よし、乗り込むぞ」
戦士「門は任せろ! オラオラ開けこの!」
魔物『ガーッ!!』
戦士「どうわっ! いきなり魔物の群れぐはっ」
勇者「右のヤツを殴れ! 僧侶は回復! 賢者は補助を!」
僧侶「ゆ、勇者様の絵とぜんぜん違う! ぜんぜん違います!」
勇者「いや……似てる!」
賢者「僧侶さん回復早く!」
- 16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 00:16:09.72 ID:cK6dvDWr0
-
【魔王城内】
――
勇者「……やはり……」
賢者「勇者さんが書いたものとほとんど同じでしたね。地図は」
戦士「マジかよ! やるじゃねーか勇者!」
僧侶「ということはやっぱり、勇者様は本当に一度魔王を倒しているのですね!」
勇者「ああ、そうらしい。……」
賢者「次の小部屋の宝物庫で、探索はいったん終了ですね」
戦士「おー山ほど宝箱あるじゃねーか! どら!」
賢者「あ待ってくださいその宝箱は」
たからばこは ミミックだった!
ミミックは ザキをとなえた!
せんしは しんでしまった! ▼
勇者「あーもう余計なことだけ再現しやがって!」
僧侶「い、今生き返らせます!」
勇者「いい! 先に片付けるぞ!」
- 17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 00:18:14.27 ID:cK6dvDWr0
-
――
勇者「……この扉の向こうが、魔王の間だ」
戦士「まおうのま……ふっ!」
僧侶「す、凄まじく強大な魔力を感じます……」
賢者「でも勇者さん、今回は」
勇者「分かってる。魔王め、そこで大人しくしてろよ」
ゆうしゃは リレミトをとなえた! ▼
戦士「で。どうすんだ」
勇者「とりあえず宿屋に泊まろう。魔王は明日倒す」
僧侶「明日……」
賢者「ところで勇者さん、確かめたいこととは結局なんだったのでしょうか」
勇者「ああ、忘れていたわけじゃないけど、先にそっちの用を済ませておくか」
戦士「用って?」
勇者「『冒険の書』だ。王のところへ行くぞ」
- 18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 00:21:50.24 ID:cK6dvDWr0
-
【王の間】
――
王「――そなたらの たびのせいかを この ぼうけんのしょに きろくしても よいかな?」
勇者「はい」
王「……」
王「しかと きろくしたぞよ」
王「どうじゃ? また すぐに たびだつ つもりか?」
勇者「はい」
王「では ゆくがよい! ゆうしゃよ!」
戦士「前から思ってたけど、わざわざ王様の前でコレ記録するのになんの意味があんのかねえ!」
勇者「えっ?」
戦士「だってそうだろ? そんなもん俺らで勝手に書けばいーじゃん!」
僧侶「儀礼的な様式美ですよっ。今までだって欠かさずやってきたことでしょう?」
賢者「まぁ無骨で大ざっぱな戦士さんには縁遠い話ですが」 戦士「なにおう!」
勇者「…………」
- 20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 00:24:39.57 ID:cK6dvDWr0
-
【宿屋】
勇者「――明日は魔王との決戦だ。このあとはしっかり休んでくれ」
戦士「分かったおやすみ!」
勇者「あっ、待……たなくていいや戦士だけは。おやすみ」
賢者「妥当な判断です。では本題に入りますが」
賢者「結局今日の一連の行動はなんだったのですか? 私には分かりかねましたが」
勇者「それは……これまた突飛な話になるけど。冒険の書だ」
僧侶「冒険の書? どういうことでしょうか?」
勇者「仕掛けはよく分からないが、おそらくこの冒険の書は」
勇者「オレが体験した時間の巻き戻しに関係している」
賢者「どうしてそう思うのですか?」
勇者「明確な根拠は二つ。前の記憶では、魔王を倒したあと冒険の書が一度も更新されなかったこと。と、」
勇者「自分が巻き戻しによって送られた時間が、最後に冒険の書を記録した瞬間だったことだ」
僧侶「そ、そうなんですか?」
勇者「ああ。偶然にしてはできすぎだと思ってな」
- 21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 00:26:52.22 ID:cK6dvDWr0
-
賢者「冒険の書とはそれほど大層な代物なんでしょうか? 単なる日記帳みたいな認識でしたが」
勇者「オレも最初は同じだったさ。だけど気になりだしたら止まらなくなってな」
僧侶「か、仮に時間の巻き戻しに関わりがあるとしたら……その冒険の書の正体は……」
勇者「それまでの時間を刻み、その時点を巻き戻しの着地点にするという、とんでもない代物だ」
勇者「名づけるなら、賢者なら何て呼ぶ?」
賢者「……時の……保存書。でしょうか」
僧侶「時の保存書? 今まで当たり前のように使ってきたそれが、ですか?」
勇者「ああ。時間を保存するアイテム。そう考えると一番しっくりくるんだ」
賢者「……その仮説が正しいとして、最後に時間を保存したのはつい先刻になりますね」
勇者「そう。魔王城攻略後、魔王討伐前。ここだ。真の決戦前夜だ」
賢者「ようやく私にも、勇者さんが確かめたいことの意味が分かりました。もし本当に冒険の書がカギならば」
賢者「これからさき再び巻き戻しが発生した場合、その巻き戻される時点は」
賢者「最初に勇者さんが記憶の食い違いを自覚したという時点よりも、後とということになるというわけですね」
僧侶「ええっと……は、はい、なんとか分かりました?」
勇者「僧侶でこうなら戦士は頭爆発してるな」
- 22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 00:29:25.17 ID:cK6dvDWr0
-
僧侶「で、でも勇者様」
勇者「ん?」
僧侶「『時の保存書』が本物なら……魔王を倒した後にでも、記録を残せばいいだけじゃないですか?」
賢者「もっともな意見ですね。その時点その時点をこまめに刻めば、巻き戻されるリスクも少なくなります」
勇者「……それは……」
僧侶「な、何か不都合があるのでしょうか?」
勇者「……よく憶えていないけど、それは無理だった気がする」
賢者「何がですか?」
勇者「魔王を倒した後は、記録の保存は無理だ。なぜなら……」
勇者「なぜなら……。……すまない、思い出せない。前の記憶では、何かが起こったんだ」
僧侶「な、何かとは何でしょう?」
勇者「それが思い出せない。何か……オレにとって、とても恐ろしいものだったような気がする……」
賢者「どうも不確定要素が多いですね」
賢者「この際だからはっきり言いますと、私はまだ勇者さんの話を信じ切れていません」
僧侶「ちょ、ちょっと賢者さん?」
- 24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 00:31:32.10 ID:cK6dvDWr0
-
賢者「興味深いと思って付き合ってきましたが、いくらなんでも荒唐無稽に過ぎます」
賢者「全てが真実だとして、魔王討伐後に記録すればいいだけの部分でどうしてお茶を濁すのですか」
賢者「そもそも魔王城の構造や出没モンスターの件は、あらかじめ知る方法がないとは言いきれませんし」
僧侶「賢者さん!」
勇者「いや当然だ。オレ以外にとってははじめから理解のしようがない話だからな」
勇者「むしろ鵜呑みにされるのも不安だったところだ。賢者みたいな批判的思考は逆に欠けてはならないと思う」
僧侶「えっええっ」
勇者「ただ賢者、これだけは信じてくれ」
勇者「オレの行動理念は、世界中の人々はもちろん、この場の仲間全員にも」
勇者「満足に平和な日々を送らせること。にある。それ以外の無意味な行動は一切していないつもりだ」
賢者「……その割には、モンスター闘技場では馬鹿みたいに手に汗にぎっていましたけどね」
僧侶「ぱ、ぱふぱふのお姉さんに一人でついていったりもしました!」
勇者「い、いやその話はもう! だからあれは!」
賢者「……」
勇者「こら賢者いま笑ったな!」
- 26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 00:34:01.20 ID:cK6dvDWr0
-
賢者「とにかく時の保存書が機能するのは、魔王討伐前のみという前提で考えるべきですか」
勇者「あ、ああ。そういうことだな。いいのか? 信用して」
賢者「実は少しゆさぶってみただけなんです。申し訳ありません」
賢者「もとより勇者さんがどう答えようとも、私は平和な世が訪れるその日まで貴方に従う所存です」
勇者「賢者。ありがとう」
僧侶「わ、私もですよっ!」
勇者「ああ、僧侶もありがとう」
僧侶「は、はいっ。あ、い、いえっ」
賢者「では話を戻しますが、明日はどうするつもりなのですか」
勇者「まずは魔王を倒してからいろいろ試す」
賢者「わかりました」
僧侶「あ、あの勇者様、私たちは魔王と戦うのは初めてなんですけど、その」
勇者「大丈夫。一度は勝った全く同じ相手と、もう一戦交えるだけだ」
勇者「明日の魔王戦はいつもと同じように命令させてくれればいい。今のオレ達なら勝てるからな。大丈夫だ」
僧侶「は、はいっ!」
- 27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 00:36:12.26 ID:cK6dvDWr0
-
――
勇者「おはようみんな、準備はいいか」
僧侶「大丈夫です!」
賢者「いつでも」
戦士「待てちょっと筋肉痛が」
勇者「よしいざ出陣だ」
ゆうしゃは ルーラをとなえた! ▼
【魔王城】
勇者「今回は魔王を倒すつもりで乗り込むけど、みんな無理だけはしないでくれ」
賢者「といっても一度ガサをいれたダンジョンなど恐るるに足りませんが」
僧侶「神よ、どうか我らにご加護を……」
戦士「うーん肩だ。あと腰も少し……」
勇者「よし、みんな行くぞ!」
勇者(しかし本命が魔王討伐後に控えてるとなると、どうもこれ前座気分が拭えないな)
- 28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 00:36:30.11 ID:pzg3AXkZ0
-
先が予想できない話は面白いな
- 30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 00:38:20.63 ID:cK6dvDWr0
-
【魔王の間・扉】
賢者「さしたる消耗もなしにここまで来れましたね」
僧侶「勇者様のおかげですねっ」
勇者「みんなのお陰だよ。それじゃ開けるぞ」
賢者「どうぞ」 僧侶「えっちょっ、ちょっと」 戦士「おいちょっと待て!」
勇者「なんだ? ああそうか、みんなはこの先は初めてだったな」
僧侶「そ、そうですね。心の準備がまだ……」
戦士「さすがに最終決戦だからな! 気合入れなおすぜ!」
賢者「しかし勇者さんは一度倒してるのですよね? 気楽に構えていいと思いますが」
勇者「さすが賢者は違うな」
僧侶「わ、私はもう大丈夫です!」
戦士「俺もなぜか筋肉痛完治したぜ!」
勇者「よしそれじゃ開けるぞ。念のため言っておくが一度開けたらもう引き返せないからな」
戦士「おいなんだそりゃ聞いてね」
勇者「もう開けた」
- 31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 00:40:33.71 ID:cK6dvDWr0
-
【魔王の間】
魔王『ゆうしゃよ。よくぞここまできた……』
勇者「魔王!」
僧侶「ま、魔王……なんて膨大な魔力……」
戦士「こいつが魔王か! なんか勇者の書いた絵にニュアンスが似てるな!」
賢者「印象付けされているとどうも緊張感に欠けますね」
魔王『おまえのながいたびも ここでおわりだ。わがまりょくによって ほろびるがよい!』
勇者「やはり一字一句変わらないのか」
僧侶「き、きます!」
戦士「魔王おおうううおおおお!!」
戦士のこうげき! まおうに××のダメージを あたえた! ▼
勇者「また勝手に始めやがった! 僧侶はフバーハ、賢者はバイキルトを!」
僧侶「は、はいっ」
賢者「次の形態が控えてます。体力魔力ともに温存しながら戦いましょう」
勇者「いくぞ! お前をいま一度打ち倒し、今度こそ平和な日々を手に入れてやる!」
- 33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 00:42:48.58 ID:cK6dvDWr0
-
――
勇者「これがとどめだ!」
ゆうしゃの こうげき!
まおうに ××のダメージを あたえた!
まおうを たおした!! ▼
真魔王『ぐおおおっ。おのれにんげんどもめ』
真魔王『だが このからだくちようとも わがたましいはえいえんにふめつ。ぐふっ』
勇者「……」
僧侶「……終わったのですね。私たち、本当にやりとげたんですね!」
戦士「っしゃあああ! これで世界が救われたぜ!!」
賢者「さすがに呆気なかったとは言いませんが、絶妙な物足りなさでしたね」
僧侶「勇者様がひとつも無駄な指示を出さなかったおかげです!」
戦士「っしゃあああ勇者最高! ってどうした勇者! もっと喜べよ!!」
勇者「あ、ああ、すまない。でもオレからしてみればここからが正念場だからな」
賢者「時間との戦いというわけですか」
勇者「ああ。そこが決着しない限り、今のこの瞬間もすべて無駄になってしまうからな」
- 34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 00:46:11.55 ID:cK6dvDWr0
-
ゆうしゃは ルーラをとなえた! ▼
僧侶「? こ、ここは隣国の城?」
戦士「おい勇者どこ行くんだよ! 俺たちの城はここじゃないだろ!」
勇者「分かってる。だがいま優先すべきは、冒険の書――いや、時の保存書だ」
勇者「前回は確か、まっすぐ自分たちの王のもとへ向かった。もちろん魔王を倒したことの報告も兼ねてだが」
勇者「あの時のオレは、王と話して新たな記録を刻もうとしていたはずだ。だがそれが叶っていない」
勇者「最後に途切れた記憶もあわせて考えると、いまオレたちの王に会いに行くのはまずい気がする」
賢者「それで別の王のもとで冒険の書を更新するというわけですね」
勇者「ああ」
戦士「ちぇーなんでえ! カッコよくガイセンする気満々だったのに!」
僧侶「そうですよっ、魔王を倒したんですよ? もう何も憂いはないはずじゃないですか」
勇者「すまないな。まだ戦いは終わってないんだ。それどころかもしかすると」
勇者「魔王とは比べ物にならないほどの強大な敵を相手にしているのかもしれない」
勇者「だが安心してくれ。必ず勝つ。そしてみんなで平和な日々を過ごそう」
- 35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 00:49:02.87 ID:cK6dvDWr0
-
【隣国の王の間】
隣国の王「そなたこそ まことのゆうしゃよ!」
勇者「ありがとうございます。あのところで、冒険の書の記録をしたいのですが」
隣国の王「冒険の書……? はて、それは?」
勇者「これです。あなたにも記録して頂いたおぼえがあるのですが」
隣国の王「なんの話であろうか? ワシは知らんぞ?」
勇者「えっ? ですからこれです! お忘れになったのですか?」
隣国の王「ふむ、見せてみよ。……ううむ、やはり見覚えがないな」
勇者「そんなはずは」
隣国の王「この……冒険の足跡が刻まれた日記帳が、どうしたというのだ?」
勇者「日記帳? 日記帳ですって? まさか――」
勇者(まさか冒険の書本来の効力が失われて、本当にただの日記帳になってしまったのか!?)
僧侶「勇者様、おかえりなさい! どうでしたか? 用事は済みましたかっ?」
勇者「……まだだ。ルーラをとなえる。こうなったらアテは全部回るからな」
- 36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 00:51:13.69 ID:cK6dvDWr0
-
――
賢者「結局どこもダメでしたか」
勇者「……念のため、形だけでも記録の手順を演じてもらったが、間違いなく効果はないだろう」
勇者「分かるんだ。いつもの手ごたえというか感触というか、そういうのでな」
賢者「他に記録してもらえる場所は残っていませんが、これは八方塞がりですか?」
勇者「どうもそうらしい。……だが、一応他の方法も考えてみて」
戦士「おい、いい加減にしろ!」
勇者「!」
戦士「なんだって魔王を倒したってのにあちこち道草しなきゃなんねーんだよ!」
戦士「打ち倒す魔物はもういないんだろ! いま、平和ってやつなんだろ!」
戦士「こんなおあずけ状態、ガマンできねーぜ! とっとと帰って、王様からたんまりご褒美もらっちゃおうぜ!」
僧侶「……わ、私も戦士さんに賛成です。勇者様、顔に疲れが出てます……早く帰りましょう?」
賢者「みなさん、勇者さんはただ」
勇者「いや、いい。冒険の書が機能しないんじゃ、もうほとんどお手上げ状態だしな」
勇者「帰ろう。……言うとおり、もう疲れたしな……」
- 37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 00:53:02.82 ID:gqhslrT30
-
ゲームの中の世界って怖いよな・・・
- 38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 00:54:17.66 ID:cK6dvDWr0
-
ゆうしゃは ルーラを となえた! ▼
【城下町】
戦士「よっしゃー帰ってきたぜ俺らの本拠地! テンション上がってきた!」
僧侶「早く王様に挨拶を済ませて、ゆっくり休みましょうね、勇者様」
勇者「ああ……。……」
町人A「あっ勇者様だ! 勇者様がやっと帰ってきたぞ!」
町人B「あまりに帰りが遅いから、王様は本人なしで勇者様を称えるところだったんですよ!」
町人C「無事に帰ってきてよかった! 勇者様ばんざい! 魔王を打ち倒した勇者様ばんざい!」
戦士「ほらみろ。主役がいないのに勝手に式を挙げられるところだったんだぜ!」
勇者「式を……勝手に……?」
賢者「また何か気がかりが?」
勇者「……ここに来なかったら、勝手に式を挙げられていた?」
僧侶「そ、そうですよ! そんなこと、納得いきませんよねっ」
戦士「ほらーとっとと城に行くぜー!」
勇者(……もしオレの予想が正しければ……魔王を倒した時点でもう……)
- 41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 00:58:09.18 ID:cK6dvDWr0
-
【城】
兵士「あなたこそ まことの ゆうしゃ!」
兵士「さあ おうさまが おまちかねですぞ!」
戦士「へへ、城の中も歓迎ムードだな!」
僧侶「平和になった実感がわいてきますね!」
勇者「……」
僧侶「勇者様……?」
勇者「あ。ああ、確かに平和だな。確かに、今この瞬間は平和だ……」
賢者「足取りが重いようですね」
勇者「そんなことは」
賢者「勇者さんの話では、このあと何か恐ろしいことが起こるとのことですが」
勇者「憶えていたか。ま、たぶん大丈夫さ! 今は……この一時をみんなで味わおう」
賢者「……はい。勇者さんがそう言うなら」
僧侶「……勇者様……」
兵士「さあ おうさまが おまちかねですぞ!」
- 42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 01:01:24.13 ID:cK6dvDWr0
-
【王の間】
王「ゆうしゃよ よくぞ だいまおうを たおした!」
王「こころから れいを いうぞ! そなたこそ まことの ゆうしゃ!」
王「そなたのことは えいえんに かたりつがれてゆくであろう!」
戦士「よっしゃー凱旋だー!」
賢者「……別に何かが起きる様子も……」
僧侶「あ、あの勇者様、勇者様はこれから、その」
勇者「待て」
勇者「みんな」
そして でんせつが はじまった!
・
・
- 47: 忍法帖【Lv=23,xxxPT】 :2011/07/30(土) 01:06:05.32 ID:+1FZMFT50
-
え?
- 49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 01:06:58.94 ID:cK6dvDWr0
-
王「よくぞ もどった!」
王「ではゆくがよい! ゆうしゃよ!」
勇者「……」
勇者「えっ?」
戦士「前から思ってたけど、わざわざ王様の前でコレ記録するのになんの意味があんのかねえ!」
戦士「だってそうだろ? そんなもん俺らで勝手に書けばいーじゃん!」
僧侶「儀礼的な様式美ですよっ。今までだって欠かさずやってきたことでしょう?」
賢者「まぁ無骨で大ざっぱな戦士さんには縁遠い話ですが」
戦士「なにおう!」
勇者「…………」
勇者「王様」
勇者「少しお話があるのですが」
- 50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 01:07:39.13 ID:vtTMDYJi0
-
うわぁぁぁぁぁ
- 51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 01:10:03.92 ID:cK6dvDWr0
-
――
【宿屋】
勇者(王は冒険の書の『記録方法だけ』をなぜか知っている。結局得られた情報はそれだけだった)
勇者(由来も仕組みも作用も知らないとなると……王様すらこの見えざる力の駒に過ぎないのだろうか……)
賢者「勇者さん、一体どうしたのですか?」
戦士「なんだって王様にあんな妙なことばっかり聞いたんだよ?」
僧侶「勇者様、疲れてるみたいです……」
勇者「ああ、すまない」
勇者「今から全部話す……」
――
賢者「冒険の書の正体が『時の保存書』……? 本当に私が名づけたのですか?」
僧侶「に、二回も魔王を倒しているなんて。間違いないのですか?」
勇者「オレ視点では証明された。もうみんな魔王城というダンジョンは攻略済みなんだろ?」
勇者「一番最初に巻き戻しが起こった時点から、時間が進んでいる。冒険の書の効力は決定的だ」
戦士「Zzz」
- 53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 01:13:50.40 ID:cK6dvDWr0
-
勇者「前回の魔王討伐で、いくつかの重大なヒントを得た」
勇者「まず魔王を倒してしまった後は、冒険の書はその時点以降は効力を失う。王様たちまで影響してな」
勇者「そして魔王討伐後にオレたちの王に謁見すると……時間が巻き戻されてしまう」
勇者「……は正しくないな。正確には、『始まってしまう』だ」
僧侶「な、何が始まってしまうのですか?」
勇者「分からない。分からないけど、『それ』が始まってしまうと、オレたちにはもうどうしようもない」
勇者「どうしようもないから、時間が巻き戻るしかない……という理屈が出来上がってる気がする」
賢者「言ってる意味がよく分かりませんが」
勇者「要するに『王への魔王討伐報告』が巻き戻しの引き金、って認識でいいと思う」
賢者「……でしたら魔王を倒した後、我々の王に会わなければいいだけの話ではないですか?」
僧侶「えっ!」 戦士「なんで!」
勇者「さすがに真っ先にそれは考えたけど……どうも上手くいかない気がする」
賢者「なぜですか?」
勇者「勘だ。はっきりした根拠はない。――だから今回は、実際にその線を検証してみるとする」
戦士「Zzz」
- 55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 01:16:54.25 ID:cK6dvDWr0
-
僧侶「ちょ、ちょっと待ってください」
勇者「ん?」
僧侶「なにもかも話が急すぎて……私と賢者さんと戦士さんは、まだ魔王に会ったことすらないんですよ?」
勇者「ああ、まだ絵に描いてなかったっけ? ちょっと待ってくれ」
賢者「いえ勇者さんの絵はもういいです。それより、私にも僧侶さんが言いたいことは分かります」
賢者「突拍子がなさすぎるのです。私たちはまだ、勇者さんの過ごしたという未来の時間を、一片も経験していません」
僧侶「そ、そうです。魔王を倒したあとの世界なんて、簡単には想像できないんですよう」
勇者「……そうか。そうだな」
僧侶「あっでもっ、決して勇者様を信じてないわけではっ!」
勇者「いや、オレの配慮不足だった。『ここまで』の流れで全部鵜呑みにしろってのも無理があるよな」
勇者「そもそも魔王城の構造や出没モンスターの件は、あらかじめ知る方法がないとは言いきれない。だろ、賢者」
賢者「えっ。まあ。はい」
勇者「だから今度は、より信用に足る情報を伝えようと思う。まぁ結局未来予知の形になるけどな」
僧侶「そ、それはっ!?」
勇者「な、なんでそこで乗り出すんだよ。ただの魔王のデータだよ」
- 58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 01:20:32.69 ID:cK6dvDWr0
-
勇者「これが魔王の体力だ。大体このくらいだ」
僧侶「戦士さんの通常攻撃で45〜50回分……?」
勇者「そしてこれが魔王の攻撃力・防御力・素早さ」
賢者「この数値は?」
勇者「オレを基準の100として表してみた。魔王は大体そのくらいだ」
勇者「これが二回の魔王戦で、魔王が取った各行動の大体の回数」
僧侶「す、すごいっ」
勇者「見て分かる通り、形態が変わってからはブレス攻撃の頻度が高くなってるな」
勇者「だがその分、いてつく波動の割合が少なくなってる。真魔王戦は積極的に補助呪文を使うべきだ」
僧侶「さ、さすが勇者様ですっ! もう魔王は倒したも同然ですね!」
勇者「二回も倒したから分かるんだけどな」
賢者「……とても信じられませんが、全てがもしこの通りであれば、勇者さんの話を信じてもよさそうです」
勇者「明日証明されるさ」
勇者(それにしても毎回これ解説するの面倒だな。何か考えとくか)
戦士「Zzz」
- 59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 01:22:43.03 ID:cK6dvDWr0
-
――
勇者「おはようみんな、準備はいいか」
僧侶「ばっちりです!」
賢者「いいですとも」
戦士「待てちょっと風邪気味だ」
勇者「よしいざ出陣だ」
ゆうしゃは ルーラをとなえた! ▼
【魔王城城門】
勇者「よしちゃっちゃか行くぞ、すぐやるぞ」
賢者「昨晩のデータが真実であれば、魔王など恐るるに足りませんが」
僧侶「神よ、どうか我らにご加護を……」
戦士「うーん喉も腫れてる。あと鼻水も少し……」
勇者「よし、みんな行くぞ!」
勇者(しかし魔王を倒すという本来の目的が、すっかり冒険の書検証の手段になってしまったな)
- 61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 01:28:00.30 ID:UhnTKXyt0
-
魔王が証明道具www
- 60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 01:26:06.78 ID:cK6dvDWr0
-
――
勇者「これがとどめだ!」
ゆうしゃの こうげき!
まおうに ××のダメージを あたえた!
まおうを たおした!! ▼
真魔王『ぐおおおっ。おのれにんげんどもめ。だが このからだくちようとも』
勇者「わがたましいはえいえんにふめつ」
真魔王・勇者『ぐふっ」
僧侶「……終わったのですね。私たち、本当にやりとげたんですね!」
戦士「っしゃあああ! これで世界が救われたぜ!!」
賢者「さすがに呆気なかったですね」
僧侶「勇者様がひとつも無駄な指示を出さなかったおかげです!」
戦士「っしゃあああ勇者最高! ってどうした勇者! もっと喜べよ!!」
勇者「さすがに三度目ともなると達成感がないや」
賢者「ではこのあとは?」
勇者「ああ。みんなで逃避行といこうか」
- 62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 01:31:01.23 ID:cK6dvDWr0
-
――
【孤島の小屋】
戦士「だーかーらー! なんで城に戻んねんだよお!」
勇者「昨晩そういう話だったんだよ。爆睡していたお前が悪い」
戦士「だって俺ら、魔王倒した英雄なんだぜ? なんだってこんなコソコソ隠れる必要があんだよー!」
賢者「城に戻れば、『何か』が起こって時間が巻き戻ってしまう……信じられない話ですが」
賢者「勇者さんの魔王攻略データは驚くべき精度でした。もはや疑おうにも反論が用意できません」
僧侶「わ、私たちはしばらくここで暮らしていくのでしょうか? 誰にも見つからないようにしながら……」
勇者「そうなる。あるいはそれが正解なのかもしれない」
戦士「なんで!?」
勇者「だが、おそらく上手くいかない。きっと半日も経たず分かるさ。あいや、みんなは分からないか……」
賢者「勇者さんの勘だと、また巻き戻しが起こるのですね」
勇者「ああ。でもま、もし起こればまたヒントが増える、起こらなければ御の字。楽観的に考えてるさ」
戦士「俺だけでも解放してくれよおっ!」
勇者「ダメ。一人も城に戻らせない。今回はそういう実験だからな」
- 63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 01:32:34.64 ID:GcWz3AyH0
-
コレだから脳筋は
- 64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 01:33:42.72 ID:cK6dvDWr0
-
者「ところで時間のあるうちに、みんなにやって欲しいことがあるんだが」
戦士「ヤダ!」 勇者「めいれいさせろ!」 戦士「ヤダー!」
僧侶「や、やって欲しいことってなんでしょうか?」
勇者「ああ、実は巻き戻しが起こるたびに、逐一みんなの信用を得るのが面倒になってな」
勇者「それに今回は魔王の情報だったけど、それで確実な信用を得るためには実際に魔王と戦わないといけないだろう?」
勇者「おそらくこのループを解決するには、『魔王を倒す前』に何か行動するしかないと思うんだよな」
賢者「何が言いたいのですか?」
勇者「要するにてっとり早く信用を得られるような、みんなの『呪文』を教えて欲しいわけだ」
戦士「俺は死ぬまでMPないぞ!」
勇者「キーワードってことだ。今から、オレがそれを言えばすぐに信用してもらえるような『呪文』を紙に書いてくれ」
勇者「次に巻き戻しが起こったときに、それぞれにその呪文を言う。そうすれば冒険の書攻略がやりやすくなる」
僧侶「え、えっとつまり何を書けばいいのですか?」
勇者「極力自分しか知り得ないようなことだよ。何でもいい、秘密とか、思い出とか」
戦士「なんでお前にそんなこと教えなきゃいけないんだよ!」
勇者「教えてくれたらこの30万ゴールドはお前のものだ」 戦士「よしきた!」
- 66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 01:35:55.50 ID:cK6dvDWr0
-
勇者「ちなみに呪文を書いた紙は、当然ながら過去の時間に持ち込めないからな」
勇者「オレがその呪文を覚えるしかない。つーわけで書いたらオレのところまで持ってきてくれ」
僧侶「ええっ。い、いまここで確認するのですかっ?」
勇者「じゃないと間違えていたとき後々面倒になるしな」
僧侶「え、ええっと。ええっと……」
戦士「うがー思いつかねえ!」
賢者「できました」
僧侶「ええっ」
勇者「さすが賢者早い、どれどれ。……? これが呪文か?」
賢者「まぁ呪文です。多分過去の私は分かります」
勇者「はぁ。お前にとっては何か意味深いものなんだろうな」
賢者「ちゃんと今の私からのメッセージであることを伝えてくださいね」
勇者「分かった」
賢者「また、その呪文はできるだけ練習はしないでくださいね」
勇者「? 分かった。……うーんやっぱり分からん。賢者の考えることは」
- 68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 01:40:11.97 ID:cK6dvDWr0
-
僧侶「……ゆ、勇者様、できました!」
勇者「おし見せてみろ」
僧侶「は、はいっ」
勇者「よし覚えた。ちなみにこれ、何が?」
僧侶「あ、や、やっぱり分かりませんよね?」
勇者「まぁオレが知らない方が都合がいいけどな」
僧侶「そ、それでいいんです!」
勇者「で、戦士。あとはお前だけだが」 僧侶「えっ終わり……」
戦士「んーこれしか思いつかなかった!」
勇者「あまり凝ったのは期待してないが見せてみろ」
勇者「……。お前これは誰の言葉だ?」
戦士「親父の遺言だ! 俺と親父しか知らんはずだ!」
勇者「そうか……それならそうと事前に言ってくれりゃよかったのに」
戦士「膳立てはいらねえ! 自分の実力じゃねーとな!」
勇者「そうか。お前はバカだけど、いいバカだな」 戦士「あんっ!?」
- 70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 01:43:06.68 ID:cK6dvDWr0
-
勇者「約束の30万ゴールドだ。これ全部お前のな」
戦士「ほほーい! こんだけありゃ当分暮らしには困らねぇ!」
賢者「それで勇者様、今後どうするのですか」
勇者「考える。もしまた巻き戻しが起こってしまった場合を想定して」
賢者「もし起こらなければ?」
勇者「……そのときも考えなくちゃならない」
勇者「さすがに一生ここに住む訳にもいかないし、かといって城に戻るのもはばかられるし」
賢者「私は別にここに骨をうずめても構いませんが。賢者の隠遁生活など珍しくないですから」
僧侶「わ、私も……皆さんが残るなら、私も残ります!」
勇者「ありがとう。まあでも、とりあえず一日ぐらい様子をみてからの話だな」
勇者(何事も起こらなければ、それで冒険の書は暫定的ながら攻略成功だ)
勇者(正解は魔王討伐後の王への謁見を回避することだった、ということになる)
勇者(……けれど、どうもそんなことで決着がつくとは思えないんだよな)
戦士「あ!? ここから出してもらえないんじゃーこんな大金意味ねーじゃん!」
戦士「意味ねーじゃんっ!!」 勇者「うるさい静かにしろ」
- 71: 忍法帖【Lv=11,xxxPT】 :2011/07/30(土) 01:44:59.92 ID:f0cdIzRm0
-
戦士がバカかわいいwww
- 72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 01:46:13.65 ID:cK6dvDWr0
-
賢者「勇者さん、一つ提案があります」
勇者「なんだ?」
賢者「その前に確かめておきたいのですが、今回巻き戻しが起こらなかったとして」
賢者「勇者さんはこれからここで暮らしていくことに抵抗はないのですか?」
僧侶「!」
戦士「そうだよ! なんで救世主ご一行がこんなヘンピなトコでひっそり暮らさないといけないんだよ!」
賢者「どうなのですか勇者さん」
勇者「そうだなぁ。オレはこれから先、平和な時間が過ごせればそれで満足だよ」
勇者「そりゃーオレだって帰るべき場所はあるよ? でも、時間を巻き戻される方が嫌なんだよな」
勇者「おかげで魔王との戦いはずいぶん楽になったけど、全部パァになるってのに慣れた訳じゃない」
勇者「なにより『今この場で』語りあっているみんなと別れるのが辛いよ。だから現状が保てるなら、それでいいんだ」
僧侶「勇者様っ……!」
戦士「勇者……お前……もう一回説明してくれ! いいこと言ったんだろうが、よく分からんかった……!」
賢者「分かりました。提案というのは大したことではありません」
賢者「その冒険の書、いっそのこと焼き払ってはいかがでしょうか?」 勇者「!」
- 75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 01:49:27.79 ID:cK6dvDWr0
-
賢者「冒険の書が巻き戻しのカギというなら、今その根源を断ってしまえばいいのでは?」
賢者「勇者さんは今後再び、時間の巻き戻しが起こる可能性を危惧しているようにみえますが」
賢者「その憂いも冒険の書がいつまでも手元にあるせいかもしれません」
勇者「なるほど……」
賢者「もちろん、冒険の書を抹消することも巻き戻しの引き金だった、などの危険はないとは言い切れませんが」
賢者「少なくとも『今』の冒険の書は、各地の王の反応から分かるように効力を失っています」
賢者「よってさしたる影響はないと私は思います。それは無意味の裏返しですが、試してみる価値はあるかと」
勇者「冒険の書の……抹消。その発想には至れなかったな」
勇者「オレは冒険の書を完結させることばかり考えていたが、こいつはもともと完結し得ない物なのかもしれないな……」
僧侶「勇者様!」
勇者「どうした?」
僧侶「そろそろご飯にしませんか? この島、身体にいい薬草がたくさん生えているんですよっ」
戦士「腹減った! 魚獲ってきた! 食う!」
勇者「ああ……頼む!」
- 81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 01:55:50.08 ID:cK6dvDWr0
-
ゆうしゃは メラを となえた! ▼
ぼうけんのしょは あとかたもなくもえつきた! ▼
勇者「……何も起こらないな」
賢者「はい。これでループ問題が解決したかどうかは分かりませんが」
僧侶「みなさん出来ましたっ」
勇者「おおっ早いな」
戦士「魚! 焼いた! みんなで食う!」
賢者「先ほど島の周りを軽く調べてみましたが、この気候が続けばしばらくは生活に困らないですね」
僧侶「じゃあこれから皆さんは、そっそのっ……家族ですねっ」
勇者「家族……そういえば賢者も僧侶も孤児だったな」
僧侶「はいっ、だから私、嬉しくてっ」 賢者「家族。遠い言葉です」
戦士「家族!? はっ、俺は今まで一体何を! かあちゃん……」
勇者(……ここで生活していくのに先行きの不安もなさそうだ)
勇者(……本当にこれで終わりなのか……?)
- 78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 01:52:17.47 ID:UhnTKXyt0
-
これは嫌な予感がするな…
- 84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 01:59:05.18 ID:cK6dvDWr0
-
――
【王の間】
王「ふむ……勇者一行はいまだ帰らぬか……」
兵士「予定の式典はいかがしましょう?」
王「いたしかたない、敢行せよ。後日勇者が報告に参じた暁に、改めて式を執り行えばよい」
兵士「はっ! では……」
王「うむ。皆のもの!」
王「この度は勇者の活躍によりついに魔王は打ち倒され、害悪な魔物なき平和な世が訪れた!」
王「もはや魔王の歴史は終わった! 人の子の勝利に祝福せよ! 勇者を称えよ!」
王「そうじゃ、この大役を果たした勇者を称えよ! そしてその記憶を末代まで刻み続けるがよい!」
ワー ワー ワー 勇者バンザーイ ワー ワー ワー
そして でんせつが はじまった!
・
・
- 85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 02:00:36.07 ID:yqXPpD5vO
-
なんというお役所仕事ww
- 88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 02:02:51.28 ID:vtTMDYJi0
-
ワロタ
- 89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 02:03:24.93 ID:cK6dvDWr0
-
王「よくぞ もどった!」
王「ではゆくがよい! ゆうしゃよ!」
勇者「……。……みんな……」
勇者(……直接王様との関わりがなくても、強制的に巻き戻されるのか。結局一日ももたなかった……)
戦士「前から思ってたけど、わざわざ王様の前で冒険の書に記録するのになんの意味があんのかねー」
戦士「だってそうだろ? そんなもん俺らで勝手に書けばいいじゃん」
勇者「それでは意味がないんだ」 戦士「ああ?」
勇者「役目を与えられた者が記録しなければ、冒険の書は機能しない」
僧侶「えっ? 勇者様?」
賢者「……王様が、何者かに役目を与えられているというのですか」
勇者「ああ。そしてオレ達にも役目が与えられている。それを果たしてしまうと、どうあがいても物語は終わってしまう」
戦士「おい勇者! もっと分かりやすく教えてくれ10文字くらいで!」
勇者「まずはやどにむかおう」 戦士「お前そりゃぴったり10文字だけども!」
勇者(燃やしたはずの冒険の書が手元にある。過去の冒険の書なんだから、考えてみれば当然か)
勇者(さて、そろそろ打つ手に窮してきたな……)
- 94:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 02:20:20.28 ID:cK6dvDWr0
-
――
【宿屋】
勇者「てっとり早く話そう。実はオレはもう、三度も魔王撃破を経験している」
戦士「は?」 僧侶「えっ?」 賢者「なんですって」
勇者「そしてさきほど王様の前で記録した瞬間をスタート地点として」
勇者「魔王撃破後の(おそらく)王の祝典をゴール地点に時間が巻き戻されるという、ループ状態に遭っている」
勇者「元凶はこの冒険の書だ。このループを脱出するには――」
戦士「ちょちょちょちょっと待て! 完全に意味が分からん!」
僧侶「そ、そうですよっ、勇者様が何を言ってるのか私にはさっぱり……」
賢者「言っていることは理解できますが、話の見通しがありません。根拠となる材料を」
勇者「あ、ああそうだった。すまない、いつの間にか焦っていたみたいだ」
勇者「まずはオレの言っていることを信用してくれ。そのための『呪文』は用意してある」
戦士「呪文ん?」
勇者「ああ。未来のみんながオレに教えてくれた合言葉だ」
勇者「一人ひとり違うから……これから一人ずつ別室にきてくれ。プライバシーは守ろう」
- 97:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 02:22:44.10 ID:cK6dvDWr0
-
【別室】
勇者「まずは賢者、お前からだ」
賢者「未来の私が、勇者さんに妙なことを吹き込むほど切羽詰ってなければいいのですが」
勇者「さすがに状況の飲み込みが早いな。だがお前の『呪文』はとびきり妙だぞ」
賢者「どうぞ」
勇者「よし言うぞ……『赤メダパニ青メダパニュ黄ミェダパニュ』」
勇者「すまん間違えたもう一回。『赤メダパニ青メダアパニ黄メダパン』」
勇者「『赤メダパニ青メダパヌ黄メダパム』。『赤メダパニ青メダパニュキメーダパニ』あーくそ!」
賢者「なるほど」
勇者「な、何笑ってんだ! お前からもらったメモは『できるだけ早く』なんて注釈までついてたんだぞ!」
賢者「失礼しました。勇者さんがすでに魔王を倒したという話、確かに信じましょう」
勇者「ど、どういうことなんだ?」
賢者「勇者さんが早口言葉が大の苦手であることを知っている人間も、そう多くはないということです」
賢者「それに普段は凛々しい勇者さんのおちゃめな一面も独り占めできましたし私は満足です」
勇者「な、なんだって? 早すぎてよく聞き取れなかったもう一回」 賢者「では次は僧侶さんを呼んできますね」
- 99:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 02:26:15.68 ID:cK6dvDWr0
-
【別室】
僧侶「あ、あのう勇者様。わ、私はどうすれば……」
勇者「『全部で100回』」
僧侶「!!」
勇者「という言葉に心当たりはあるか?」
僧侶「ど、どうしてそれを……正確には96回ですけど……」
勇者「いや。これは未来の僧侶から教えてもらった言葉で、意味までは教えてくれなかったんだが」
僧侶「あ、ああそうなんですねっ。ま、まさか勇者さんも一緒に数えていたのかと思ってびっくりしました!」
勇者「何を?」
僧侶「えっ? ほ、本当に大したことじゃないんですよっ。勇者様のことは信じますので今のは忘れてください」
勇者「気になるからできたら教えて欲しい」
僧侶「ダ、ダメです! そ、その、恥ずかしい……ですから……」
勇者「恥ずかしい96回? ??」
僧侶「ちっ違いますっ! 違いますよっ!! 神に誓ってそういうコトじゃないです!!」
勇者「はあ。もう面倒くさいからいいや」
- 102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 02:32:48.69 ID:5hLstwg10
-
僧侶の恥ずかしい96回が気になってしょうがないんですが
- 107:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 02:36:07.80 ID:vtTMDYJi0
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>>102
そりゃおめー、お、お、オナ…
- 112:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 02:39:24.37 ID:5hLstwg10
-
>>107
旅の途中でお腹が痛くなった回数か!
数えられたらそりゃ恥ずかしいよな
- 100:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 02:28:36.76 ID:cK6dvDWr0
-
【別室】
戦士「おい勇者! 早く魔王を倒しに行こうぜ!」
勇者「いいか。お前だけかしこさが2ケタあるのか不安だからよーく聞け」
勇者「オレはお前の親父の遺言を知っている。なぜなら未来のお前に聞いたからだ」
戦士「未来の俺……?」
勇者「『魔王に初めて傷を与える男になれ!』」
戦士「お……おおお!」
戦士「おおおおおおお! なんでお前がそれを知っているんだ!?」
勇者「お前に教えてもらったからだ。いいな、これからオレの言うことは全て信じろ。そして」
勇者「大人しくしていてくれ。事態は深刻だ。くれぐれも邪魔をしないよーに」
戦士「そんなわけに行くか! 魔王を倒さねーとお袋に合わせる顔がねーよ!」
勇者「……お前30万ゴールドもありゃ暮らしに困らないって、お袋のか?」
戦士「な、なんだそりゃ? そりゃそんだけの金がありゃラクできるだろうけどな!」
勇者「そうか。……待ってろ。すぐにその生活、叶えてやるからな」
戦士「あたりめーだ!」
- 103:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 02:32:54.73 ID:40g3UWkt0
-
良い奴だな
- 104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 02:33:19.68 ID:cK6dvDWr0
-
――
勇者「――というわけなんだ」
賢者「時の保存書……」
僧侶「そんな……いくら頑張っても時間が巻き戻されるなんて……」
戦士「やっぱり理解不能だったぜ!」
勇者「巻き戻しの条件は一つ。オレたちが魔王を倒すこと」
勇者「いや、たぶん正確には違うな。俺たちがこの物語の、役目を終えることだ」
僧侶「物語? なんだかロマンチックですね」
賢者「王の時も少し話しましたが、その役目を与えているものというのは何者なのでしょうか?」
勇者「分からない。分からないが――オレたちの概念を遥かに超越した存在だ」
僧侶「……神……でしょうか?」
勇者「さあな。けれど、僧侶が崇拝しているような存在とは別のものだと思う」
勇者「支配者……いや……創造主……?」
勇者「とにかくそれが定めた縛りがある限り、このループから抜け出すことはできない」
戦士「Zzz」
- 108:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 02:36:56.66 ID:cK6dvDWr0
-
勇者「前回は巻き戻しが起こる直前に、冒険の書をメラで燃やした。だが」
勇者「この通り効果はなかった。だから今回はこの冒険の書を」
勇者「『魔王を倒す前』に燃やそうと思うんだが、どう思う? 賢者」
賢者「そうですね……時の保存書としての効力は残っているとはいえ、やはり同じ結果になると思います」
賢者「いくらこの時点で冒険の書を抹消しても、過去の記録がある以上は巻き戻しの呪縛は解けないでしょう」
勇者「オレもそう思う。だから今回は、そこからさらに一歩進めてみようと思う」
賢者「といいますと?」
勇者「その前にまず、もう一度冒険の書に記録をしよう」
僧侶「またお城に戻るんですか?」
勇者「ああ。今まで単に機会がなかったが、みんなの信用を得た『今』を記録すれば、今後同じことをする手間が省けるからな」
賢者「――しかしながら、勇者さん視点でしか本質を理解できないセリフですね。我々には未知の領域です」
僧侶「そ、そうです。私たちはまだ、魔王に会ったことすらないんですよ?」
勇者「大丈夫、なんとかなる。それにしてもこのギャップにも大分慣れてきたな」
勇者「よし起きろ戦士。もう一度城に行くぞ。ほら!」
戦士「ぶあっくしょおおおい!」 勇者「いいからもう」
- 113:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 02:40:06.64 ID:cK6dvDWr0
-
【王の間】
王「――そなたらの たびのせいかを この ぼうけんのしょに きろくしても よいかな?」
勇者「はい」
王「……」
王「しかと きろくしたぞよ」
王「どうじゃ? また すぐに たびだつ つもりか?」
勇者「いいえ」
王「では しばし やすむがよい! また あおう! ゆうしゃよ!」
勇者「お休みなさいませ」
勇者「これでよし。宿屋で一晩明かして明日魔王を倒すぞ」
戦士「え? 終わり? 何しにきたの!?」
賢者「やはり当事者でなければ、意味のある行為には見えませんが」
僧侶「勇者様のすることにきっと間違いはありませんよっ」
勇者(だといいんだけどな……)
- 115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 02:42:11.15 ID:cK6dvDWr0
-
【宿屋】
ゆうしゃは メラを となえた! ▼
ぼうけんのしょは あとかたもなくもえつきた! ▼
勇者「よし」
戦士「おおおおおいおいいいのかよこれえええ」
僧侶「う……分かってはいましたが、今までの冒険の足あとがこんな簡単に……」
賢者「勇者さん。先の勇者さんの話も織り込み済みで言わせていただきますと」
賢者「私たち視点では、勇者さんがいきなり訳の分からない理由で冒険の書を燃やしたようにしかみえないのですが」
勇者「『永遠に平和な日々を過ごせない』リスクと天秤にはかけられない。どうかここはオレを信じてくれ」
僧侶「し、信じます!」
賢者「勇者さんがそこまで言うのなら」
戦士「もう俺には訳が分からんよ!」
勇者「さて……寝るぞ! 明日は決戦だ!!」
戦士「そうそれ! そういう分かりやすい流れにしてくれよ!」
勇者(……効力のあるうちに冒険の書を抹消……果たしてこれで『何者か』の呪縛を解いたことになるのだろうか……)
- 119:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 02:44:32.23 ID:cK6dvDWr0
-
――
勇者「おはようみんな、準備はいいか」
僧侶「いつでもオーケーですっ」
賢者「特に異常は」
戦士「眠い! 寝不足だ! だが気合でカバーできるぜ!」
勇者「よしいざ出陣だ」
ゆうしゃは ルーラをとなえた! ▼
【魔王城城門】
勇者「よしちゃっちゃか行くぞ、すぐやるぞ」
賢者「昨晩勇者さんがまくし立てたデータが真実であれば、魔王など軽く丸腰ひねるがごとしですが」
僧侶「神よ、どうか我らにご加護を……」
戦士「う〜ん眠い! だが! 気合でカバーできるぜ!!」
勇者「よし、みんな行くぞ!」
勇者(うまくいかなかったときの時間のロスが精神的に惜しい。今回は最速タイムを弾き出すつもりでいこう!)
- 123:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 02:46:52.85 ID:cK6dvDWr0
-
――
勇者「あと一発! これで終わり!」
ゆうしゃの こうげき!
まおうに ××のダメージを あたえた!
まおうを たおした!! ▼
真魔王『ぐおおおっ。おのれにんげんどもめ。だが このからだくちようとも――』
勇者「よし、城に帰るぞ!」
賢者「魔王がまだなにか言ってますが」
勇者「後で聞かせてやる、すぐに帰還だ」
僧侶「えっ……終わっ……えっ? えっ?」
戦士「ん……んん!? 倒した? もしかしてもう倒しちゃったのか? っしゃあああああ!!」
賢者「我々のここまでの苦労をあざ笑うかのような瞬殺っぷりでしたね」
僧侶「勇者様の天才的な指示の賜物です!」
戦士「っしゃあああ勇者最高! ってどうした勇者! もっと喜べよ!!」
勇者「いいから帰るぞ! 王に会いにいく!」
戦士「なにイライラしてんだよ!」 勇者「もう飽きたんだよ!」
- 126:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 02:53:41.71 ID:FnbTjZ+u0
-
なんか怖いなこれ
夢の中で夢を見ていてその夢も夢でさらにその夢も…みたいな怖さがある
- 127:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 02:56:55.72 ID:cK6dvDWr0
-
――
【王の間】
王「ゆうしゃよ よくぞ だいまおうを たおした!」
王「こころから れいを いうぞ! そなたこそ まことの ゆうしゃ!」
王「そなたのことは えいえんに かたりつがれてゆくであろう!」
戦士「よっしゃー凱旋だー!」
賢者「展開が早すぎて順応に時間がかかります」
僧侶「あ、あの勇者様……勇者様?」
勇者(……さて、果たして呪縛は解かれているか?)
勇者(どうなる? これでダメだったら……)
そして でんせつが はじまった!
・
・
- 128: 忍法帖【Lv=38,xxxPT】 【東電 57.8 %】 :2011/07/30(土) 02:58:32.01 ID:0O4+hhf40
-
勇者狂うぞ
- 130:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 03:00:34.79 ID:3YprRZb/0
-
さあどうなる
- 132:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 03:01:40.52 ID:cK6dvDWr0
-
王「よくぞ もどった!」
王「ではゆくがよい! ゆうしゃよ!」
勇者「…………」
僧侶「勇者様?」
戦士「どうした勇者ぼーっと突っ立って!」
賢者「……この、今の地点に巻き戻されたのですか?」
勇者「……ああ……」
僧侶「え? い、今、戻ってきたんですか?」
勇者「……ああ。四回目の、魔王討伐を、終えたところだ」
戦士「何言ってんだ、魔王はこれから倒しに行くんだろ!」
勇者「…………」
勇者(効力がある状態の冒険の書を抹消しても、過去の冒険の書の記録がある限り、全て無意味……)
勇者(残している手段は……)
勇者(気が進まないが……他に試す手も思いつかない……)
- 137:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 03:05:18.80 ID:cK6dvDWr0
-
ゆうしゃは メラを となえた! ▼
ぼうけんのしょは あとかたもなくもえつきた! ▼
戦士「あっ!?」
僧侶「えっ!?」
賢者「!?」
勇者「王様」
勇者「もう一度、冒険の書に記録をお願いします」
僧侶「ちょ、ちょっと勇者様何を言って……」
戦士「おいコラ! 気でも狂ったのかよ!」
賢者「皆さん、ここは勇者さんに任せましょう」
勇者「……」
勇者(冒険の書を消滅させた上で、王に冒険の書の記録を要請……)
勇者(これがどうなるのか少し気になっていた)
勇者(解決策とは思えないが、何か手がかりくらいは掴めるかもしれない……)
- 139:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 03:10:34.85 ID:cK6dvDWr0
-
王「――そなたらの たびのせいかを この ぼうけんのしょに きろくしても よいかな?」
勇者「お言葉ですが王様、冒険の書はもうこの世にありません」
王「――そなたらの たびのせいかを この ぼうけんのしょに きろくしても よいかな?」
勇者「いえですから、冒険の書は」
賢者「勇者さん、様子が!」
王「この ぼうけんの しょ にに に 」
戦士「おい勇者、こいつぁ いうこ ん よ !」
僧侶「 者 様 」
勇者(そ、そうか……本来あるはずのアイテムがないために、王は与えられた役目を果たせない!)
勇者(ルールに露骨に干渉したことで、世界を保つ歯車が狂ってしまったのか!? れ は もう わりなの ?
王「ゆう 111111111111
p;ぉきじ ゅ hygt frですぁ q 、きんmjふんbhgybhvgtvgfrd
あzs xdcfvgb hんjmk くぁsぜrdfctyghぶhyjにおkm、
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、。;@:。、。;・:。・;@;【。@p^¥@「:。。;p;:。。。。。。。;@「^¥−@
- 142:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 03:11:15.65 ID:3YprRZb/0
-
バグったwwwwwwww
- 143:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 03:12:32.41 ID:WezyyfA4P
-
うわぁぁああああああああ
- 144:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 03:13:20.78 ID:dmMT4+0M0
-
怖すぎて涙出た
- 145:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 03:13:41.31 ID:GcWz3AyH0
-
カセットふーふーしないとな
- 147:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 03:14:46.95 ID:5hLstwg10
-
デロデロデロデロデロデン
- 150:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 03:15:02.64 ID:i4wp9yiEO
-
やべえ
絶望感パネェ
- 154:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 03:21:54.18 ID:cK6dvDWr0
-
なぜか次の投下書き込めないtest
- 159:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 03:23:55.63 ID:G9bpqUYqO
-
>>154
バグったな
- 155:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 03:21:59.71 ID:y1upx5qA0
-
こえええええええええ
- 156:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 03:22:31.62 ID:/3mZW8dXO
-
怖いけど
すげー面白い
- 160:(本編):2011/07/30(土) 03:24:24.92 ID:cK6dvDWr0
-
ヴ――――――――――――――――――――――――――――――
―――――――――――――――――――――――――――――――
―――――――――――――――――――――――――――――――
―――――――――――――――――――――――――――――――
プツン
- 162:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 03:26:39.73 ID:cK6dvDWr0
-
王「よくぞ もどった!」
王「ではゆくがよい! ゆうしゃよ!」
勇者「!?」
勇者「……た、助かったのか……?」
僧侶「勇者様! ど、どうしたのですか!? 顔が真っ青です!」
戦士「いきなりに貧血でフラつくたぁ勇者らしくねーぜ!」
賢者「勇者さん、大丈夫なのですか」
勇者「…………みんな」
勇者「すまない」
勇者「分からない」
勇者「さっぱり分からないんだ」
勇者「どうあがいてもこのループから抜けられない。頭がおかしくなりそうだ」
勇者「平和な日々が目の前に吊り下げられてるのに、いくら手を伸ばしてもつかめないんだ」
勇者「オレは、いやオレ達は永久に……役目を超えた世界に落ち着くことを……許されないんだ……」
- 164:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 03:29:22.14 ID:cK6dvDWr0
-
【宿屋】
僧侶「え……今夜は解散ですか?」
賢者「冒険の書の攻略は?」
勇者「……今日はもういい。今、わりと精神的に参っているんだ。少し休ませてくれ……」
僧侶「勇者様、大丈夫ですか? 本当に顔色が悪いですよ……」
勇者「一晩休めば大丈夫だ。ほら、みんなも疲れただろ。今夜はもう寝よう」
勇者「って言う前に寝てる奴もいるけどな」
戦士「Zzz」
勇者「明日は……予定通り魔王戦だ。それに備えてしっかり体力を回復しておくように」
勇者「以上、解散。おやすみ」
賢者「……分かりました。勇者さんがそう言うなら」
僧侶「あ、あの! なにか気分が悪くなったりしたらいつでも私を起こしてくださいね!」
僧侶「私、すぐに飛び起きますから!」
勇者「ありがとう。だけど大丈夫だ。心配いらない。大丈夫だから……」
勇者「……今日はもう……休ませてくれ……」
- 169:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 03:31:36.11 ID:cK6dvDWr0
-
【寝室】
勇者「…………」
勇者(この世界は誰かが創ったものだ。それはいわゆる神とか創造主とか、通俗的で漠然としたものじゃない)
勇者(何者かは分からない。どこにいるのかも分からない。もちろん目的だって分からない)
勇者(ただ、オレみたいな『駒』なんかでは抗えないような強固なルールを敷いている)
勇者(魔王を倒す……つまりこの世界での最後の役割が果たされると、強制的に『終わる』)
勇者(終わったあとは……最後に冒険の書に記録した時点からの、再スタートになってしまう)
勇者(この事実に気がついているのは、おそらくこの世界でオレだけだ。なぜか。……いや今はそんなことはいい)
勇者(オレしか気がついてないなら、オレが何とかしなければならない。世界を真の平和に導くために)
勇者(しかし……どうやって……明日だって何をすればいいのか、まだ見通しもついていない……)
勇者(もう一度魔王と戦って……何が得られるのか……)
勇者(とりあえず明日考えよう……今は眠って頭をすっきりさせないと……)
勇者「…………」
勇者(…………)
勇者(眠れない)
- 174:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 03:35:52.58 ID:cK6dvDWr0
-
【宿屋・別室】
僧侶「スー スー 」
勇者(よく眠っているな)
勇者(僧侶はいつもオレのことを気にかけてくれるんだよな)
勇者(そしていつもオレのことを勇者「様」だなんて呼んでるけど)
勇者(オレはそんな大層な器じゃない。現にこの世界一つ救えてないからな)
僧侶「……ん……勇者様……」
勇者(!)
勇者(ど、どんな夢見てるんだろうな!)
僧侶「スー スー 」
勇者(……)
勇者(そういえば僧侶のキーワードだった『100回』……いや96回って何の数だったんだろう)
勇者(オレが一緒に数えてるかと思ったとか言ってたけど)
勇者(オレと僧侶が一緒に数えられて、かつ今まででそのくらいの回数のものといったら……)
勇者(思いつかないな! ……まあ……いいか別に……)
- 175:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 03:37:56.26 ID:cK6dvDWr0
-
【宿屋・待合室】
勇者「んっ?」
賢者「勇者さん。まだ起きてらしたんですね」
勇者「賢者の方こそ。こんな時間まで何をやっているんだ」
賢者「冒険の書について考えていました」
勇者「えっ?」
賢者「いえ。勇者さんをそこまで憔悴させるという難題に興味がわきまして」
勇者「そうか。でも賢者は一度もループを体験していないはずなのに、考察できるのか?」
賢者「もちろん全て想定です。勇者さんの話を鵜呑みにした上で考え込んでいました」
勇者「そうか。で、塩梅はどうだ?」
賢者「……私の考えですと、勇者さんの言うループから解放されるには」
賢者「やはりカギであるその冒険の書を、『完結』させるか『消す』かのどちらかしかないと思います。そして」
賢者「未だそのどちらも、具体的な方法が思いつきません。やはり難しい。役に立たず申し訳ありません」
勇者「とんでもない。一緒になって考えてくれるだけでも心強いよ」
賢者「そう言ってくださると幸いです」
- 181:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 03:40:06.47 ID:cK6dvDWr0
-
賢者「ただ、極めて個人的な意見ですが、冒険の書を『消す』方法が正解であることが望ましいですね」
勇者「なぜ?」
賢者「シャクだからですよ。高みから定められた運命のままに流されるなど、我慢なりません」
賢者「相手はあるいは万物の神かも分かりませんが、少なくとも冒険の書というギミックに関しては一矢報いたいところです」
勇者「はは。賢者は冷静に見えて、結構根に持つタイプなんだな」
賢者「それはあなたも同じではないですか? 勇者さん」
勇者「ああその通りだ。オレもどちらかといえば、冒険の書を『呪縛』ととっている」
勇者「何度も何度も同じこと繰り返す羽目になって、いったい何人の」
勇者「何人の仲間たちと別れざるを得なかったというんだ」
賢者「……」
勇者「冒険の書は、『消す』。まずはその方針で思いつく限りの総当たりをかけてみよう」
賢者「はい、私もできる限りの助力に努めます。何かあったらいつでもご相談を。……では、私はそろそろ眠ります」
勇者「賢者。お前なりの気遣い、確かに受け取った。ありがとうな」
賢者「別に私はただ。……いえ」
賢者「どういたしまして。おやすみなさい、勇者さん」
- 188:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 03:44:19.25 ID:cK6dvDWr0
-
【町の外】
戦士「ふんっ! ふんっ!」
勇者「どこにもいないと思ったら、こういうことだったのか」
戦士「ぬっくせもの!」
勇者「うわっ! バカ、オレだ!」
戦士「ぬううこやつできる! ん、待て今の声は!」
勇者「お前な。決戦前ぐらいしっかり休んでろよ」
戦士「おい! 勇者じゃねーか! おい!」
勇者「だから筋肉痛になったり風邪引いたり寝不足になったりするんだよバカ」
戦士「いやー明日がついに最終決戦だと思うと、身体を動かさずにはいられなくてな!」
勇者「気持ちは分からんでもないが、お袋に孝行してやりたいんだろ? なら、なおさら無理をしちゃダメだ」
戦士「そうか……そうだな! なら寝るか! あと少し魔物を倒したらな!」
勇者「しょうがない熱血バカめ。……行くぞ。少しだけ付き合ってやる」
戦士「お? おおう! それでこそ俺の認めた男!」
勇者(身体動かしたら、少しは寝つきもよくなるだろ。それにしても戦士のヤツめ、なかなか憎めないぜ)
- 194:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 03:46:41.60 ID:JnyjBXae0
-
これが原因だったのかw
- 199:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 03:51:44.66 ID:cK6dvDWr0
-
戦士「出たぞスライムだ!」
勇者「あいよ」
戦士「わらわら出やがってこの! 一撃! この!」
勇者「戦士うしろだ」
戦士「痛っ! この! 跳ね回りやがって! そらカウンターだ!」
勇者(昔はこんなスライム集団にも苦戦させられていたな……)
戦士「勇者! スライムは飛び上がっているときが絶好のチャンスだ! この!」
勇者(そうそう、戦士がそれを教えてくれるまでは、ただがむしゃらに追いかけてたな)
戦士「どりゃ! どりゃ!」
勇者(スライムは飛び上がっているときが無防備だから、その瞬間を見定めれば……)
勇者「…………」
戦士「魔物の群れを! やっつけたぜ! よし次行こうか!」
戦士「ん? どうした勇者! この調子でレベル上げるぞ!」
勇者「戦士」
勇者「お前のおかげで、この世界は救われるかもしれない」
- 201:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 03:54:09.07 ID:cK6dvDWr0
-
【翌朝・王の間】
――
戦士「だーかーら! 今日は魔王を倒しに行くんじゃなかったのかー!?」
勇者「まー待て。これがうまくいけば魔王は倒しにいくさ」
賢者「勇者さん。その顔は何かつかみましたね」
勇者「ああ」
僧侶「えっ? 賢者さん? えっ?」
勇者「……」
勇者(スライムが一直線にピョンピョン飛び跳ねて、進んでいくイメージ)
勇者(スライムを冒険の書に見立てると、着地ごとに新しい記録を刻んでいく)
勇者(呪縛を解くために、オレはそのスライムを倒さなければならないが、とどまっているスライムをやっつけようとしても)
勇者(直前にいた場所に一歩引っ込められて倒せない。まあ厳密には違うが)
勇者(肝心なのは、スライムを確実に仕留めるには、飛び跳ねている瞬間を攻撃すればいいということ)
勇者「王様」
勇者「冒険の書に記録をお願いします」
- 205:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 03:56:14.10 ID:cK6dvDWr0
-
王「そなたらの たびのせいかを この ぼうけんのしょに きろくしても よいかな?」
勇者「はい」
王「 」
勇者「ここだ」
ゆうしゃは メラを となえた! ▼
冒険の書は 跡形もなく燃えつきた!!
王「のわっち!!」
兵士「何をする!!」
勇者「王様。冒険の書を記録をお願いします」
王「ぼ、冒険の書? なんじゃそれは! ワシはそんなものは知らぬぞ!」
勇者「王様、まだ魔王は倒されていないのですよ。冒険の書の記録をお願いします」
王「わ、訳の分からぬことを言うない! それよりいきなりメラを放つとはワシが何かしたか!?」
勇者「……あの時のように世界が狂ったりしない」
勇者「冒険の書という概念が存在しなくなったからだ」
勇者「……多分、これが唯一ループを脱出する方法だったんだ……」
- 207:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 03:56:46.06 ID:gb02nIHY0
-
のわっち!
- 208:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 03:56:49.19 ID:hZ4fBaTrO
-
おいやめろ
セーブ中は大人しくしとけ
- 211:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 03:57:43.29 ID:5hLstwg10
-
セーブ中のカセット、メモリーカードの抜き差しは御法度だ
- 214:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 03:58:09.58 ID:HyTCpRZZ0
-
セーブ中になんてことを。。
しえん
- 216:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 03:58:18.85 ID:cK6dvDWr0
-
――
賢者「勇者さん、つまりどういうなのでしょうか」
勇者「つまり……時の保存書で新たに記録を上書きする瞬間だ」
勇者「最後に記録した時点と、新しく記録する時点の境目ということは、すなわち……」
賢者「なるほど。どこにも時間を保存する点が存在しない可能性がある」
僧侶「宙ぶらりんの状態というわけですね?」
勇者「そこを射抜く。その瞬間もし、賢者の言うとおり時の保存点が存在しなかったとしたら、どうなる?」
賢者「『過去の冒険の書』という存在もありませんから……おそらく因果関係は断ち切られ、完全にこの世から消滅しますね」
勇者「そう、完全に呪縛から解き放たれる。だからあの時みたいに世界がおかしくなったりしなかったんだ」
賢者「あの時?」
勇者「ああいやこっちの話だ。それより、後は魔王を倒しに行くだけだ」
戦士「それ! それだよ! やっと俺にも分かる言葉が出てきた!」
僧侶「ま、魔王を倒しに行くだけ、ですか。私たちはまだ会ったこともないのですが……」
勇者「大丈夫だ、もう何度も戦って勝っている。あとは消化作業みたいなもんさ」
勇者「やっとこれで……平和が訪れる……」
- 219:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 03:59:56.44 ID:oVwY0dk+O
-
終わりも近いか…?
- 222:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 04:00:35.92 ID:cK6dvDWr0
-
――
【魔王の間・扉】
勇者「よしよし、あとは楽勝だ」
賢者「気楽そうですね」
勇者「事前に渡した魔王のデータ、確認したろ? 取るに足らない相手だよ」
僧侶「わあ、頼もしいですっ」
戦士「どんな相手だろうと全力でぶっつぶすのみ!」
勇者「はいはい、魔王への初撃はくれてやるよ」
戦士「この野郎!」
賢者「勇者さんの言うとおりでしたら願ったりの展開ですが……少し気がかりが」
勇者「何がだ?」
賢者「冒険の書はこの世から消えてしまいましたが、もしそのお陰で本来守られている一面があったとしたら」
勇者「大丈夫だって考えすぎだろう」
僧侶「ではこの扉、開けちゃいますよう?」
勇者「よーしやるか! 本当の最終決戦!!」
- 226:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 04:01:08.72 ID:FgE9mIeP0
-
これは・・・
- 229:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 04:02:49.91 ID:P/7ZVvQhO
-
なんかのフラグが
- 231:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 04:03:09.54 ID:cK6dvDWr0
-
【魔王の間】
魔王『……』
勇者「魔王!」
魔王『……お前は何者だ?』
勇者「えっ? 勇者に決まっているだろう! お前を倒しにきたんだ!」
魔王『勇者……勇者よ。余は何者だ?』
勇者「!? お、お前は魔王じゃないのか?」
魔王『魔王? 余は……魔王……。魔を統べる王……。……そうか……。……』
賢者「勇者さん、どうも様子がおかしくありませんか?」
僧侶「ど、どうなっているのでしょう?」
戦士「魔王め!」
勇者「ま、待て! そうか……冒険の書がなくなった影響か……」
魔王『余は……魔王。魔王。魔王!!』
魔王『そうか。余は魔王なのだな! 余は、魔族の王!! 魔族に仇なす人間共を滅ぼす魔王!!』
勇者「やっぱりこうなる流れか! みんな、戦闘体勢だ!」
- 240:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 04:05:18.01 ID:cK6dvDWr0
-
戦士「うおおおおおおおっ!」
戦士の攻撃!
魔王は剣を受け止めた!
勇者「なっ!?」
戦士「く、くそっ、放しやがれ!」
魔王『この漲りゆく力は、人間を滅ぼすためのものか!』
魔王の攻撃!
戦士は衝撃とともに壁に叩きつけられた!
戦士「がっはっ」
僧侶「か、回復を!」
勇者「な、なんだこいつは……! オレの知っている魔王じゃないぞ!」
賢者「勇者さん、指示を!」
勇者「くそっ! 賢者はバイキルト、僧侶は回復を軸にフバーハを! 戦士、立てるか!」
戦士「たりめーだ! こんくらいで!」
勇者「みんな集中しろ! 全力でかかるぞ!」
- 245:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 04:08:00.98 ID:cK6dvDWr0
-
僧侶はフバーハをとなえた!
賢者はバイキルトをとなえた!
魔王『余は魔王……余は……』
魔王の指先から凍てつく波動がほとばしった!
魔王は呪文の効力を全て消し去った!
魔王『余の意義を全うするのみ!』
魔王はこごえる吹雪を吐いた!
魔王ははげしい炎を 吐いた!
魔王はイオナズンを唱えた!
戦士「うおおおっ!?」
僧侶「きゃっ!」
賢者「くっ」
勇者「バ……バカな……僧侶、回復はいい、補助を!」
勇者はベホマズンを唱えた!
パーティーの体力が回復した!
勇者(まるで枷が外れたような強さだ……これが本来の魔王の力なのか!?)
勇者「ひるむな! 戦士は攻撃、僧侶は回復、賢者は補助を軸に立ち回れ!!」
- 242:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 04:06:03.37 ID:G3Ot7kKX0
-
なんだこりゃ
最終形態より上じゃないか
- 257:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 04:10:53.20 ID:gqhslrT30
-
4回攻撃とかマジでチートじゃねぇかwwww
- 246:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 04:08:01.59 ID:vtTMDYJi0
-
これ全滅したらやばくね
- 253:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 04:10:13.13 ID:cK6dvDWr0
-
戦士「魔王おおおおおおっ!」
勇者「待て戦士! 今はうかつに飛び込むな!」
魔王『余は魔王……絶対の覇者……』
魔王の攻撃! 戦士はダメージを受けた!
魔王の攻撃! 戦士はダメージを受けた!
魔王の攻撃! 戦士はダメージを受けた!
勇者「戦士!」
戦士「ぐぼっ! こっ、これしきでこの野郎おおおおああああっ!」
戦士の攻撃! 魔王にダメージを与えた!
魔王『ぐおっ!? ……余に……傷がっ……!!』
戦士「みっ見てるか親父! あんたの息子はバカだけど、遺言くらい守れるんだぜ!!」
勇者「戦士」
戦士「ほら勇者お前も加勢しやがれ! 二人で一太刀ずつ浴びせるんだよ!」
勇者「ああっ! 僧侶、回復を頼む!!」
僧侶「は、はいっ!」
勇者(戦士……もしかすると、今やお前の方が勇者なのかもしれないな)
- 262:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 04:13:57.22 ID:3YprRZb/0
-
戦士バカカッコイイ
- 260:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 04:13:00.83 ID:cK6dvDWr0
-
僧侶はベホマを唱えた!
戦士の傷が回復した!
魔王『癒しの術……あの小娘か!』
魔王の攻撃!
僧侶「あっ……」
勇者「危ない!!」
勇者は僧侶をかばった! 痛恨の一撃!
勇者は大ダメージを受けた!
僧侶「勇者様!」
勇者「ぐっ……下がれ……回復だ……」
僧侶「は、はい! あ、あのっありがとうございます!」
勇者「今はそんなことはいい、早く陣形を整えろ!」 僧侶「は、はい……」
僧侶はベホマを唱えた! 勇者の傷が回復した!
勇者「……なぁ。これで97回目なんだろ?」
僧侶「えっ?」
勇者「行くぞ戦士、援護しろ! 賢者はそのまま補助を徹底! ここから押し返すぞ!!」
- 263:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 04:14:08.85 ID:FfCMlGvW0
-
これは僧侶濡れたな
- 264:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 04:14:40.65 ID:dmMT4+0M0
-
勇者イケメンすぎ濡れた
- 268:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 04:15:46.49 ID:cK6dvDWr0
-
魔王『人間共め……人間共めええ!!』
魔王はこごえる吹雪を吐いた!
魔王ははげしい炎を吐いた!
魔王はイオナズンを唱えた!
魔王の攻撃!
魔王の攻撃!
戦士「ぐあああっ!!」
勇者「くそっ規格外の猛攻だ……今まで戦ってきた魔王はなんだったんだ……」
賢者「規格内の魔王だったんですよ。勇者さん視点では、さしずめ冒険の書の亡霊といったところでしょうか」
賢者はベホマラーを唱えた!
パーティーの体力が回復した!
賢者「ですが勇者さん、好機です。いま魔王は攻撃ばかりに専念しており、凍てつく波動を使ってきません」
賢者はバイキルトを唱えた!
勇者の攻撃力が2倍になった!
賢者「勇者さんの知らない未来を勝ち取るのでしょう。後方支援は任せてください」
勇者「賢者」
賢者「大丈夫です。勇者さんには私がついています」
勇者「……ああ! やっぱり賢者は最後まで頼りになる!!」
- 269:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 04:16:29.50 ID:5hLstwg10
-
賢者ええ娘や・・・
- 270:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 04:16:59.49 ID:vtTMDYJi0
-
いやええ漢かもしれん
- 274:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 04:18:33.23 ID:cK6dvDWr0
-
――
魔王はこごえる吹雪を吐いた!
魔王はイオナズンを唱えた!
魔王はイオナズンを唱えた!
魔王ははげしい炎を吐いた!
魔王の攻撃! 魔王の攻撃!
僧侶はベホマラーを唱えた!
賢者はベホマラーを唱えた!
勇者の攻撃!
戦士の攻撃!
勇者の攻撃!
――
魔王『おお……おおおお……』
戦士「ハァ……ハァ……見ろ! 魔王のヤツ、息が上がってるぜ!」
僧侶「お、終わりが近いのでしょうか……」
賢者「しかし我々も消耗しています。魔力もアイテムもジリ貧です」
勇者「ここが正念場だ! 今までのペースを崩すな!」
勇者(そう、ここで倒れたら……全滅したら……おそらくもうオレ達に再起の機会はない)
勇者(オレ達も……世界も終わりだ。何としてもこの場で果たし遂げなければならない!!)
- 282:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 04:21:35.93 ID:cK6dvDWr0
-
――
勇者「うおおおおおっ!!」
勇者の攻撃!
会心の一撃!!
魔王を倒した!!
魔王『ぐおおおおおおおオオオオオオ!!』
勇者「や、やった!」
僧侶「……終わったのですね。私たち、本当にやりとげたんですね!」
戦士「っしゃあああ! これで世界が救われたぜ!!」
賢者「間違いなく今まで遭った中で最大の強敵でした。しかしこれで」
魔王『グオオオオオオオ! オノレ……ニンゲン……余ハ……余ハ……』
魔王『余ハ……何ノ為ニ……余ハ……』
勇者「!? ま、まずい! 戦士、一緒に追撃だ! 形態が変わる前に――」
魔王『オオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!』
魔王の姿が変貌していく!!
- 285:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 04:22:37.91 ID:hZ4fBaTrO
-
やばい、これはやばい
- 293:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 04:25:06.29 ID:cK6dvDWr0
-
勇者「うわあっ!」 戦士「ぐあっ!」
僧侶「そ、そんな……」
賢者「も。もうほとんどアイテムも残っていません」
*『……人間共め……もはや微塵も容赦はせぬ……』
真・魔王が現れた!!
真魔王『勇者! お前だけは全力で屠ってやろうぞ!!』
真魔王『出でよ我が眷属たち! 全霊をもってかかれ!!』
真魔王は仲間を呼んだ!
魔物の群れが現れた!
魔物の群れが現れた!
魔物の群れが現れた!
魔物の――
戦士「……う、うそだろ……なんつー数だ……」
賢者「勇者さん。どうしますか。勇者さん」
勇者「……馬鹿な……冒険の書は正しかったというのか……」
僧侶「……。…………皆さん」
- 303:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 04:27:52.18 ID:cK6dvDWr0
-
僧侶「皆さん! 少しの間だけでいいです! 時間を作ってください!」
僧侶「私が後ろの扉の結界を破ります!」
戦士「!」
賢者「確かに、一か八かの逃げに賭けるしか!」
勇者「分かった! 僧侶、頼んだぞ! 残った三人は応戦だ!」
真魔王『おおお……力が……力が溢れてくる……来るがよい!!』
戦士「言われなくてもそのつもりなんだよ!」
戦士の攻撃!
真魔王は剣を受けとめ、その刃を折った!
戦士「なーっ!?」
真魔王『くだらぬ……』
真魔王はかがやく息を吐いた!
真魔王の攻撃! 真魔王の攻撃! 真魔王の攻撃!
戦士「げふっ……バカ……強すぎんだろ……」
戦士は死んでしまった!
勇者「戦士! くそおおっ!!」
- 312:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 04:31:23.76 ID:cK6dvDWr0
-
魔物の攻撃! 魔物の攻撃! 魔物の攻撃!
賢者「くっ。とてももちません」
勇者「く、くそっ! 僧侶! まだか!?」
僧侶「まだです……いま……私の持ちうる全ての魔力を注いでいます……」
勇者「必ず開けてくれ! 賢者、僧侶の援護はできないのか!」
賢者「負の魔力に満ちた扉です。聖なる力に長けた僧侶さんの方が適しています」
賢者「そう。僧侶さんの方が――つっ」
勇者「賢者! 待ってろ、いまベホマを」
賢者「いりません。勇者さん。伏せてください」
賢者はメガンテを唱えた!
自己犠牲の爆発が 魔物の群れを一掃した!
賢者は死んでしまった!
真魔王『小癪な真似を!!』
勇者「賢者! 賢者! く、くそ、もう世界樹の葉がない!」
僧侶「勇者さん……け……結界が解けました……」
勇者「!!」
- 316:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 04:33:42.32 ID:FgE9mIeP0
-
無茶しやがって・・・
- 317:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 04:33:47.64 ID:cK6dvDWr0
-
勇者「よくやった僧侶! ここは一旦引くぞ!」
僧侶「私はいいです……もう、疲れました。……勇者様だけでも……勇者様……」
勇者「ふざけるな! 背負ってでも連れていくからな!」
真魔王『勇者よ。どこへ行く』
真魔王『この魔王の間を、この魔王城を、この世界から逃げられると思ってか?』
勇者「くっ……」
真魔王『絶望せよ。お前の長い旅もここで終わりだ。我が魔力によって滅びるがよい』
勇者「う……くそ……」
勇者(今思えば冒険の書のお陰で、魔王はオレ達が打倒し得る強さに抑えられていたんだ……)
勇者(……やはり冒険の書を消し去ったのは間違いだったのか……?)
勇者(オレは延々とループに飲み込まれていた方が正しかったのか……?)
勇者(平和な日々を得たいなんて……高望みだったのか……?)
真魔王『終わりだ。永遠の眠りにつくがよい』
勇者「あ……――」
- 319:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 04:34:23.53 ID:31DSclbJ0
-
うわあああああ
- 324:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 04:36:50.17 ID:cK6dvDWr0
-
*「おっ開くぞ! 急げ!!」
魔王の間の扉が開かれた!
勇者「!?」
兵団「「うおおおおおおおっ!!」」
兵士の集団がなだれこんできた!
兵士の集団がなだれこんできた!
兵士の集団がなだれこんできた!
兵士「魔王だ! 勇者殿もいるぞ!」
兵士「魔王を倒せ! 勇者殿をお助けしろ!!」
隊長「勇者殿! ご無事ですか!?」
勇者「こ、この軍勢は……」
隊長「我々は王に派遣された者です!」
隊長「我々のみならず世界各地の兵団が、続々と勇者殿の応援へと駆けつけております!」
- 337:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 04:38:54.57 ID:cK6dvDWr0
-
勇者「な……なぜ……」
兵士「魔王は、地上に住まう全ての人々の仇敵です!」
隊長「『勇者が魔王を討ち果たす』という伝承など、誰のどんな権限で決め付けられたのでしょうか!」
兵士「勇者殿に丸投げするわけにはいきません! 我々も戦います!!」
戦士「勇者!」
賢者「勇者さん!」
僧侶「勇者様っ!」
勇者「みんな! 生き返ったのか!」
隊長「蘇生や魔力回復などの貴重な道具を、数多く持ち寄りました! 優秀な人材も集結しております!」
隊長「さあ勇者殿! まだ力を振り絞れるなら、我々と共に――」
兵士「ぐあああああああっ!」
隊長「!?」
真魔王『何ゆえ……何ゆえにお前達は、己が使命を見出せるのだ……かくも克明に……』
勇者「魔王っ……!」
- 335:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 04:38:40.43 ID:su/5bukRO
-
なるほどルールを壊したからなんでも有りなのか
- 344:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 04:41:02.93 ID:UaSUyPyk0
-
展開熱すぎるwwwwwww
- 346:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 04:41:49.74 ID:cK6dvDWr0
-
真魔王『余は数多の眷属を従える魔王……万物の魔を統べる唯一……』
真魔王は仲間を呼んだ!
魔物の群れが現れた!
魔物の群れが現れた!
魔物の群れが現れた!
隊長「増援だ! 迎えうてーっ!」
\オオオオオオオーッ/
勇者「オレ達は本命を叩くぞ! 仲間を見失うなよ!」
戦士「おおっ!」
僧侶「はいっ!」
賢者「まずは陣形を固めましょう。いったん補助呪文をかけ直します」
勇者(まさかこんな流れになるとは思わなかったが……これで負ける気がしない!)
真魔王『余は倒れる訳にはいかぬ……余という存在ある限り……』
真魔王はベホマを唱えた! 真魔王の傷が回復した!
真魔王は仲間を呼んだ! 魔物の群れが現れた!
真魔王は仲間を呼んだ! 魔物の群れが現れた!
勇者「それがどうした! みんなこれが最後だ、全力で行くぞっ!」
- 358:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 04:44:29.66 ID:cK6dvDWr0
-
真魔王は仲間を呼んだ!
魔物の群れが現れた!
魔物の攻撃!
兵士の攻撃!
兵士の攻撃!
勇者の攻撃!
戦士の攻撃!
真魔王の指先から凍てつく波動がほとばしった!
賢者はバイキルトを唱えた!
僧侶はフバーハを唱えた!
兵士は倒れた!
魔物を倒した!
兵士の攻撃!
真魔王はかがやく息を吐いた!
真魔王の攻撃!
真魔王はイオナズンを唱えた!
勇者はベホマズンを唱えた!
兵士の攻撃!
魔物の攻撃!
魔物を倒した!
賢者は祈りの指輪を使った!
僧侶はスクルトを唱えた!
魔物の攻撃!
兵士の攻撃!
真魔王はかがやく息を吐いた!
真魔王はかがやく息を吐いた!
戦士の攻撃! 会心の一撃!
賢者はベホマラーを唱えた!
勇者の攻撃! 会心の一撃!
- 371:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 04:49:26.35 ID:cK6dvDWr0
-
――
真魔王『余は……解せぬ。何もかも……』
戦士の攻撃!
戦士の攻撃!
真魔王『余は……何ゆえここに在るのか……』
賢者は○○を唱えた!
賢者は○○を唱えた!
真魔王『我が魂は……永遠に……不滅……なのか……?』
僧侶は○○を唱えた!
僧侶は○○を唱えた!
勇者「うおおおっ!!」
勇者の攻撃!
会心の一撃!!
真魔王『ぐ……愚問か……ふっ……不思議なものだ……何も……』
真魔王『何も感じぬ……感じられぬ…………』
真魔王を倒した!!
- 377:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 04:50:57.80 ID:GhNDUE+VO
-
倒したあああああああああ
- 379:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 04:52:08.54 ID:FgE9mIeP0
-
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
- 382:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 04:52:33.55 ID:cK6dvDWr0
-
兵士「む……急に魔物どもの動きが鈍くなったぞ」
兵士「見ろ! 魔王が! 勇者殿が魔王を討ちとったんだ!!」
兵士「勝った! 我々は勝ったんだ!!」
\オオオオオオオーッ/
僧侶「……今度こそ、終わったのですね。私たち……今度こそ本当にやりとげたんですね!」
戦士「っしゃあああ! これで本当に世界が救われたぜ!!」
賢者「生涯使うつもりはなかった自己犠牲呪文を私に使わせるほどの難敵でした」
僧侶「勇者様! 勇者様! ああ……本当によかった……」
戦士「っしゃあああ勇者最高! ってどうした勇者! もっと喜べよ!!」
勇者「……賢者」
賢者「はい」
勇者「魔王は……『冒険の書の亡霊』なんかじゃなかったさ」
勇者「魔王もまた『犠牲者』だったんだ。あんな目には遭ったけど、全てが終わった今となっては……」
勇者「世界中の誰もが喜んでも……オレだけはヤツに同情するよ」
- 383:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 04:52:41.65 ID:1NyAh9DoO
-
ここからが本番だな…
- 393:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 04:55:08.53 ID:jKrh7gClO
-
ここからどうなる
- 398:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 04:56:13.14 ID:cK6dvDWr0
-
――
【王の間】
王「勇者よ! よくぞ魔王を倒した!」
王「心から……心から礼を言うぞ! そなたこそ真の勇者じゃ!!」
王「そなたのことは、人々の間で永遠に語り継がれてゆくであろう!!」
王「さて、今宵は盛大な祝賀を開こうぞ! 勇者への褒美もすでに考えておる!」
勇者「恐れながら王様」
王「ぬ?」
勇者「この度の褒賞は、わたしの仲間と、魔王城へ攻め入ったすべての兵士に分け与えください」
勇者「わたしめには僭越ながら、たった一つの望みさえ叶えて下されば結構です」
王「な、なんと。申してみよ」
勇者「はい。一日も早く国を発展させ」
勇者「新たな発見を重ね、学術を深め――世の文明を次なる域へと進めてください」
勇者「それが今におけるわたしの、生涯の望みへと繋がります。どうかなにとぞ、お願いします」
王「なんと無欲な! そなたの望み、しかと聞き入れたぞ! 何か困ったことがあればいつでも申すがよい!」
- 405:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 04:58:23.52 ID:cK6dvDWr0
-
――
勇者(そうだ。魔王を倒したことで、また新たな目的ができた)
勇者(『冒険の書』)
勇者(結局不透明のままだ。このままオレの中だけの過去に埋もれるのは気に入らない)
勇者(人に役割を与える? いたずらに時間をループさせる?)
勇者(魔王討伐後に共に過ごした、別の未来の仲間たちはどうなった? 魔王の無念は蚊帳の外か?)
勇者(神のつもりか。もしくは神そのものなのか。どちらが相手でも、このまま収まらせる訳にはいかない)
勇者(必ず)
勇者(その正体を暴いてやる)
勇者(たとえ途方もない年月をかけても――)
戦士「あーっ、見つけた! 勇者ーっ!」
僧侶「勇者様!」
賢者「勇者さん」
勇者「みんなっ? もう祝賀会は始まってるはず……」
- 410:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 05:00:27.41 ID:cK6dvDWr0
-
僧侶「私決めました! 一生勇者様についていきます!」
勇者「ええっ」
賢者「まだやることが残っているのでしょう。決して邪魔はいたしません、どうか私もお供を」
勇者「ええっ」
戦士「悪いが俺は、これからお袋を助けにゃならんからついていけねえぜ!」
勇者「ええっ……あ、それでいい。それがいい」
戦士「だが、困ったときはいつでも頼ってくれ! 俺たちは生涯の仲間だぜ!」
勇者「ええっ」 戦士「なんでだよ!」
僧侶「勇者様、会場に戻りましょうっ。みんな待っていますよっ」
賢者「私も賛成です。例えば、何かを大衆に伝えるとするなら、今が好機ではないですか?」
勇者「……そうだなぁ」
勇者「とりあえずしばらくは、念願の平和な世界に落ち着くとしようか」
TRUE END
- 421:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 05:02:05.07 ID:FgE9mIeP0
-
>>1
おつ!
おもしろかった!!
- 434: 忍法帖【Lv=34,xxxPT】 :2011/07/30(土) 05:02:51.04 ID:+58Y0t8s0
-
>>1
乙
すっごい面白かったよー
- 426:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 05:02:25.31 ID:fLvoeV440
-
乙
DQ3やりたくなった
- 433:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 05:02:49.54 ID:cK6dvDWr0
-
明け方までお付き合い頂きありがとうございました
物足りない方もいるでしょうが、これで完結です
無理していた方は体調不良を起こしませんように。では
- 446:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 05:03:45.85 ID:c6y4vdA1O
-
乙
ものすごい解放感だ
- 462:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 05:09:23.48 ID:0kgukGH+0
-
乙
最高だったぜ。久しぶりに清々しい気分になれた
- 524:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 09:29:15.67 ID:4yQp+H6e0
-
勇者は苦労したからハーレムエンドでもいいよね
乙した
- 436:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 05:02:57.20 ID:qI/x7Yq7O
-
そして新たな物語が始まる――
勇者のくせになまいきだ
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コメント一覧 ⇒ブログ・はてなブックマークにコメントする
1 名前 : あ投稿日:2011年07月30日 13:01 ▼このコメントに返信 1
2 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 13:11 ▼このコメントに返信 なげえ
3 名前 : 名無し投稿日:2011年07月30日 13:13 ▼このコメントに返信 なんという運命石の扉
4 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 13:18 ▼このコメントに返信 超おもしれぇ
5 名前 : し投稿日:2011年07月30日 13:28 ▼このコメントに返信 面白かったwwww
6 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 13:45 ▼このコメントに返信 面白かった
7 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 13:45 ▼このコメントに返信 良いストーリーだった
8 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 13:45 ▼このコメントに返信 アホ戦士がVIPRPGのブライアンで再生される
9 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 13:46 ▼このコメントに返信 ぼうけんのしょはきえてしまいましたエンドじゃないのか
10 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 13:48 ▼このコメントに返信 面白かった
11 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 13:49 ▼このコメントに返信 これすげぇ…面白すぎる…
僧侶も賢者も戦士も皆いいキャラしてんな
賢者が男か女か最後まで分からないのもよかった
12 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 13:53 ▼このコメントに返信 これは素晴らしい話
13 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 13:54 ▼このコメントに返信 勇者物が好きで色々と読み漁ってたけど、これが1番面白かったわ
いや、2番目くらいに面白かったわ
良い最終回だった
14 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 13:55 ▼このコメントに返信 ひさびさ、わくわくした
15 名前 : 名無し投稿日:2011年07月30日 13:56 ▼このコメントに返信 すごくよかった。
現在と回想でスライムからヒントを得るとかなんかすごいギミカル
展開がすごく上手。うらやましい
16 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 13:57 ▼このコメントに返信 これはよかった
17 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 13:58 ▼このコメントに返信 「勇者「冒険の書が完結しない」」
【キャスト】
勇者……岡部倫太郎
賢者……牧瀬紅莉栖
僧侶……橋田至
戦士……椎名まゆり
18 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 14:00 ▼このコメントに返信 チャゲアスのHigher groundって歌がRPGのループを歌ってたが、
実際ストーリーにするとよりリアルだな…
19 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 14:07 ▼このコメントに返信 文章に癖が無くて読みやすいし
なにより面白かった
20 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 14:08 ▼このコメントに返信 兵士達が来たときに涙がでたよ
21 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 14:10 ▼このコメントに返信 よく考えられてるなあwハラハラした。
22 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 14:12 ▼このコメントに返信 ふむ……まぁ良いんじゃないかな? 俺は認めてやるよ。この俺がな。
23 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 14:15 ▼このコメントに返信 乙です! 面白かった
終わり方もよかったと思います
24 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 14:16 ▼このコメントに返信 めちゃくちゃおもしれえ
25 名前 : !投稿日:2011年07月30日 14:16 ▼このコメントに返信 ラストがすんなり終わってしまったのが残念だけど、面白い
こういう発想はなかった
個人的にデータ消して最初からになるのかなとか思ってた
26 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 14:20 ▼このコメントに返信 ※17
いやいやいや!
僧侶と戦士が逆だろjk と敢えてつっこもう。
あと、個人的には僧侶はルカ子だ。
まゆしーには悪いが。
27 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 14:21 ▼このコメントに返信 めちゃくちゃ面白いな
28 名前 : 投稿日:2011年07月30日 14:26 ▼このコメントに返信 面白かったー!!
同じ作者さんで最初に戻っちゃう切ないエンドも書いてほしいな
29 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 14:27 ▼このコメントに返信 ssで読み切ったのは久しぶりだな
30 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 14:27 ▼このコメントに返信 すごい良かった
すげーなこんなの考えるなんて
ドラクエとかそんなに詳しくないけど、
これは楽しめた!
王「のわっち!!」ワロタwwwww
31 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 14:32 ▼このコメントに返信 面白かった。
冒険の書消したからレベル1からスタートの絶望ENDかと思ったw
32 名前 : ぬ投稿日:2011年07月30日 14:33 ▼このコメントに返信 面白かった
33 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 14:38 ▼このコメントに返信 久しぶりに読みふけってしまった
これはいいSS
34 名前 : せヴぇん投稿日:2011年07月30日 14:38 ▼このコメントに返信 楽しませてもらいました。
35 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 14:40 ▼このコメントに返信 なにこれすげぇ
36 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 14:42 ▼このコメントに返信 何故か戦士がクロ高の林田君でイメ−ジされる。
37 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 14:42 ▼このコメントに返信 しかし、この物語もここで終わり、次には繋がらないのか…
38 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 14:42 ▼このコメントに返信 すげぇ面白かった…!
熱中して読んでしまったぞ
39 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 14:44 ▼このコメントに返信 やべぇ…すげぇ面白れぇ…
普通にDQのゲームで名作になっちゃうくらいだよ…
40 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 14:45 ▼このコメントに返信 すばらしい
41 名前 : す投稿日:2011年07月30日 14:51 ▼このコメントに返信 読みごたえのあるストーリーでした
とても面白かったよ
42 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 14:52 ▼このコメントに返信 後半乱戦のサンドロット臭がすげぇwww笑いながら涙でたwwww
43 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 14:54 ▼このコメントに返信 こう終わらせるか〜
面白かった
44 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 14:55 ▼このコメントに返信 はらはらした
45 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 14:56 ▼このコメントに返信 読んでてすっげーワクワクした。ありがとう。
46 名前 : 暇人投稿日:2011年07月30日 14:56 ▼このコメントに返信 すげぇ!これはすげぇ!
47 名前 : ななし投稿日:2011年07月30日 14:57 ▼このコメントに返信 すげーおもしろかった!
48 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 14:58 ▼このコメントに返信 最後くそわろた
49 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 15:01 ▼このコメントに返信 兵士たちが来た時ゾクゾクした
50 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 15:04 ▼このコメントに返信 これは良かった
51 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 15:05 ▼このコメントに返信 ヤバイおもしろかった・・・・w
52 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 15:05 ▼このコメントに返信 この流れで勇者に討伐されるのはゲーム制作者だなww
プレイヤーも飛ばっちりくらうかな
53 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 15:06 ▼このコメントに返信 思わず読みふけってしまった・・・
面白かった
54 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 15:08 ▼このコメントに返信 ※26
勇者……岡部倫太郎
賢者……牧瀬紅莉栖
魔法使い……橋田至
僧侶……漆原るか
戦士……椎名まゆり
役どころを考えると戦士がまゆりは揺らがないと思う。
55 名前 : 投稿日:2011年07月30日 15:09 ▼このコメントに返信 最後の最後までドキドキしたぜ
56 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 15:16 ▼このコメントに返信 面白かった。それに尽きる
57 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 15:16 ▼このコメントに返信 こんなにいいSSは極稀だ
乙でした
58 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 15:17 ▼このコメントに返信 これは面白い!
この作者さんがSS形式じゃなくて普通に書いたのも読みたいな。
ストーリーとかキャラ立てとかすげぇ上手いわ。
59 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 15:18 ▼このコメントに返信 ※11
賢者を男にさせる奴なんているの?
60 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 15:18 ▼このコメントに返信 苦もなくスラスラ読めて面白かったw
61 名前 : 名無し投稿日:2011年07月30日 15:19 ▼このコメントに返信 最後の総力戦熱すぎ泣いた
ありがとう!そしてありがとう!
62 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 15:20 ▼このコメントに返信 なにこれ面白い
63 名前 : ら投稿日:2011年07月30日 15:21 ▼このコメントに返信 面白かった!
64 名前 : あ投稿日:2011年07月30日 15:21 ▼このコメントに返信 クリアデータとかエリクサ使えんじゃんとか思ってすまん…すまん…
65 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 15:23 ▼このコメントに返信 冒険の書が消えてしまったあとの、後がない感がやばいw
どっちに転んでもおかしくない分、予定調和の物語よりスリルがあって楽しいなw
66 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 15:24 ▼このコメントに返信 すごいおもしろかった
67 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 15:25 ▼このコメントに返信 やべーマジで面白かった
68 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 15:28 ▼このコメントに返信 おもしろかった!どうせ消えてlv1からやり直しとか思ってたけど。すばらしい!
69 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 15:29 ▼このコメントに返信 米9
これがミスリードになってたからさらに面白かったね
70 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 15:32 ▼このコメントに返信 冒険の書消してレベル1まで戻されなくてよかったね
71 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 15:32 ▼このコメントに返信 純粋によかった
72 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 15:39 ▼このコメントに返信 「ぼうけんのしょはきえてしまいました」で始めからやりなおすかと思った。
73 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 15:46 ▼このコメントに返信 素晴らしいの一言
74 名前 : みかちゃん大好き投稿日:2011年07月30日 15:46 ▼このコメントに返信 最初はなんとなく読み始めたけど真魔王戦のあたりはすごくおもしろかったです。
75 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 15:47 ▼このコメントに返信 ゲーム視点のDQ3ストーリーとか新鮮過ぎクソおもろかったわ
そして僧侶可愛過ぎワロタ
76 名前 : 名無し投稿日:2011年07月30日 15:47 ▼このコメントに返信 面白かったよ
77 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 15:48 ▼このコメントに返信 やべえなんか最後らへん涙出てきた
78 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 15:55 ▼このコメントに返信 最後の展開熱すぎだろ・・
映画化が決定したわ
79 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 15:57 ▼このコメントに返信 こんなに面白いの久しぶりに見たよ!
80 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 16:00 ▼このコメントに返信 こんなに面白いのを明け方まで・・・
乙!
81 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 16:00 ▼このコメントに返信 面白かった!
あとmoonとかコンタクト思い出した
82 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 16:01 ▼このコメントに返信 これは面白い
作者のセンスにshit
83 名前 : あ投稿日:2011年07月30日 16:02 ▼このコメントに返信 すばらしい
84 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 16:08 ▼このコメントに返信 普通に面白かった
85 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 16:13 ▼このコメントに返信 先の読めない怒涛の展開に、手に汗握りながら読ませて貰ったわ。
タイトル的にまた凡作だろうなーと期待してなかったから、良い意味で裏切られたよ。
また次の作品でお会いしたいものだ。
86 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 16:13 ▼このコメントに返信 なにこれ面白すぎるんだけどww
87 名前 : 泣いた投稿日:2011年07月30日 16:16 ▼このコメントに返信 初めてまとめスレにコメントしたくなった。本になっても必ず買うレベル。素晴らしい!
88 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 16:18 ▼このコメントに返信 やっべ、超おもしれぇ
89 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 16:20 ▼このコメントに返信 これは面白いな、緊張感がいい
ラストはRPGの舞台がだいたい中世っぽいことへの皮肉か?
90 名前 : あ投稿日:2011年07月30日 16:24 ▼このコメントに返信 兵士達がきたとこで泣きそうになった
91 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 16:25 ▼このコメントに返信 感動した
92 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 16:26 ▼このコメントに返信 なかなか面白かった
途中からSO3みたいになるんかと思った
93 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 16:29 ▼このコメントに返信 最近勇者モノが多いなw
いいことだ
94 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 16:29 ▼このコメントに返信 過去最高に面白かった!
95 名前 : あ投稿日:2011年07月30日 16:29 ▼このコメントに返信 プロだろ書いたの
96 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 16:39 ▼このコメントに返信 面白いなこれ
本当に面白い
97 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 16:45 ▼このコメントに返信 SSをこんなに面白いと思ったの初めてだ。
まったく先が読めずにワクワクしたわ
98 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 16:46 ▼このコメントに返信 DQの2次創作って本当に面白いのおおいよね
99 名前 : イチゴ娘投稿日:2011年07月30日 16:47 ▼このコメントに返信 すごくおもしろかった!!!!!!
感動をありがとうっ!!
100 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 16:53 ▼このコメントに返信 面白かった
やっぱタイムリープものはおもしろいわw
101 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 16:55 ▼このコメントに返信 グッドエンドでよかったよかった
102 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 16:58 ▼このコメントに返信 面白かった!!!!!!
サンキュー!!!!!!!
103 名前 : ななし投稿日:2011年07月30日 16:58 ▼このコメントに返信 これは語り継がれるレベル
104 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 17:01 ▼このコメントに返信 完成度たかすぎて怖い
105 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 17:05 ▼このコメントに返信 魔王を幸せにして欲しかった。
106 名前 : あ投稿日:2011年07月30日 17:08 ▼このコメントに返信 書いたのプロ??
めちゃめちゃおもしろかった!!
107 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 17:20 ▼このコメントに返信 3桁もSS読んでないけど今までで一番面白かった
熱すぎて泣きそうだった
108 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 17:22 ▼このコメントに返信 ボクと魔王思い出す
多層世界の話は根源的な怖さがあって好きだわ
109 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 17:36 ▼このコメントに返信 めっちゃ面白かった
110 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 17:47 ▼このコメントに返信 今まで読んだSSの中で一番感動した…。
本当にゾクゾクした。
ありがとう!乙!
111 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 17:50 ▼このコメントに返信 バクマン風に言えば、まさに邪道な王道って感じだったな
手に汗握る展開で面白かった
112 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 17:50 ▼このコメントに返信 良かった、本当に良かった。
RPG好きにはたまらない作品だ。
113 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 17:52 ▼このコメントに返信 オチは絶対にあの嫌な効果音と共に おきのどくですが〜のメッセージがくると思ったのに
良い意味で裏切られたわw
114 名前 : 鳳凰院 凶魔投稿日:2011年07月30日 17:54 ▼このコメントに返信 なかなか興味深い話ですね。
私が経験した体験に近い展開になっているのに興味を引きました。
もしかしてあなたも世界線を見える方ですか?
…いえ、意味がわからなければ結構です。
もしこの意味を知る人がいたとするならば、
そしてまだ取り返しのつく内なら、先に忠告しておきます。
『余計な好奇心は持つな』と。
もう後戻りできないなら、絶対に諦めるな、絶対に仲間を見捨てるな。
自我を持て。自分の記憶・経験が現実、真実である事を疑うな。
その心を忘れないで下さい。
線は必ず、変わります。
115 名前 : 投稿日:2011年07月30日 17:54 ▼このコメントに返信 面白かった
戦士がFEのバアトルっぽいなwww
116 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 17:57 ▼このコメントに返信 キャラ設定・展開・読みやすさどれも面白かった!
作者さんの違うssもぜひ読みたいぜ
117 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 18:05 ▼このコメントに返信 普段ほめない俺でも絶賛するレベル
すげえ
118 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 18:11 ▼このコメントに返信 すげえ
119 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 18:14 ▼このコメントに返信 援軍はもちろんだけど、97回目のシーンが一番ぐっと来た。あと最後の演説。
今までDQ3ネタはたくさん読んできたけど、これが一番良かった。作者凄すぎ。
120 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 18:18 ▼このコメントに返信 セーブデータが単なるユーザーの記録ではなく何者かに利用されてるって話はゼノギアスとかクロノクロスっぽいな。
長いのにすげえ面白かった・・感動した
121 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 18:23 ▼このコメントに返信 漫画化決定
122 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 18:30 ▼このコメントに返信 すげー面白かった!
SSあんまり読むことないんだがこれは次の展開が気になりすぎて読むのやめられなかったわ
兵士たちが来たシーンが一番燃えた
123 名前 : 名無し投稿日:2011年07月30日 18:30 ▼このコメントに返信 映画化決定
124 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 18:35 ▼このコメントに返信 最高におもしろかった!
125 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 18:39 ▼このコメントに返信 普段SSはバカにしてる俺だけど
これはSSならではの面白さだな
書籍やゲームでやってもメタ展開が微妙に思えてしまうし、内容もしっかりと面白い
126 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 18:40 ▼このコメントに返信 読みふけってしまったよ!
127 名前 : 名無し投稿日:2011年07月30日 18:40 ▼このコメントに返信 よかった…最後はちゃんとループから抜け出せて
128 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 18:41 ▼このコメントに返信 夢中で読んでしまった。
キャラ立ちを過度にせず、ストーリーで楽しませる力量はプロと思わせるレベル。
是非また別の作品を書いてほしい。
129 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 18:41 ▼このコメントに返信 まとめブログのこういうストーリー物で一番面白かった。夢中で読み進めたのは最近では本でも無かったのに。
130 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 18:43 ▼このコメントに返信 面白かった!!
乙
131 名前 : あ投稿日:2011年07月30日 18:50 ▼このコメントに返信 兵士のくだりが良かった
記録中のバグで世界が変わったの…か?
132 名前 : あ投稿日:2011年07月30日 18:53 ▼このコメントに返信 いやはや面白かったぜ!!
133 名前 : 投稿日:2011年07月30日 18:55 ▼このコメントに返信 ヤバいめっちゃ感動した…、思いっきり読みふけってしまったわ…何かこれからのRPG全ての世界を違う視点で楽しめそうだな…実にいいお話しだったわ
134 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 19:01 ▼このコメントに返信 まとめブログそのものからしばらく離れてて、久しぶりにヒマだし見てみるかって
時にこんなすげえもんに出会うとは・・・本当に面白かったよ!
135 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 19:01 ▼このコメントに返信 めっちゃくちゃおもしろかったwww
136 名前 : ななし投稿日:2011年07月30日 19:01 ▼このコメントに返信 なんか感動した
137 名前 : ななし投稿日:2011年07月30日 19:03 ▼このコメントに返信 凄く面白かった!ありがとう。
138 名前 : ひまじん投稿日:2011年07月30日 19:04 ▼このコメントに返信 文句なしに面白かった!
兵士が来たところは、思わず涙がこみあげてきた。
139 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 19:12 ▼このコメントに返信 凱旋パレードが巻き戻しの引き金だったってことで 王様を倒すのかと思った。
140 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 19:12 ▼このコメントに返信 すげえいいじゃん
泣きそうになった
誤字脱字と言葉の間違いはしゃーないか
141 名前 : 投稿日:2011年07月30日 19:14 ▼このコメントに返信 最後勇者を庇うように仲間がバタバタ死んでいく時にループする前の仲間達との秘密の会話を振り返る場面とかめっちゃ感動したわ…ああいうのは本当好き、魔王も兵士もいい味だしまってたし、めったにこう長いものは読まないんだけど、いいもの読ませてもらったよ、ありがとう
142 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 19:23 ▼このコメントに返信 展開がすごくよかった!
143 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 19:25 ▼このコメントに返信 視点変えるだけでこうも話が面白くなるとは・・・とても楽しく読めた!
144 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 19:25 ▼このコメントに返信 今まで読んだSSでもトップレベルの出来
これはやべぇ
145 名前 : 俺投稿日:2011年07月30日 19:37 ▼このコメントに返信 バグで鳥肌が立ち兵士が来たときにも鳥肌が立った
これ考えた人凄いわマジで
146 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 19:39 ▼このコメントに返信 これはすごいぞマジで
才能ある
147 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 19:40 ▼このコメントに返信 ほんと面白かった
先が全く読めなかったのと、最後の背水の覚悟での決戦。
身ぶるいしながら読ませて頂きました!
148 名前 : ぶとうか投稿日:2011年07月30日 19:41 ▼このコメントに返信 最後全滅しそうになった時泣きそうになった
兵士達グッジョブ
面白かったわ
149 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 19:48 ▼このコメントに返信 久々にいいSSみたわ
150 名前 : 投稿日:2011年07月30日 19:55 ▼このコメントに返信 面白いの一言!
魔王が切なすぎる。
勇者ではなく魔王が「気づいたら」どうなっていたんだろう。
魔王と勇者両者が共に気づいたなら?
作者さんの続編が物凄く読みたい。
ループの恐怖感に胃がしくしくしたw
151 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 20:02 ▼このコメントに返信 僧侶ええ娘やぁ・・97回で濡れた
152 名前 : 暇人投稿日:2011年07月30日 20:03 ▼このコメントに返信 これあげてくれた管理人さんに感謝
これからもセンスのいい記事をよろしくお願いします
153 名前 : 名無し投稿日:2011年07月30日 20:08 ▼このコメントに返信 DQ3やった事ない俺にも楽しめたわ。
作者は、プロのストーリーテラーか?
囲碁やってなくても楽しめるヒカルの碁の原作者なみ。
ストーリーとキャラ設定が上手い。
154 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 20:19 ▼このコメントに返信 長々書きたくなるが一言だけにしとこう。
最高。
155 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 20:28 ▼このコメントに返信 「ボクと魔王」を彷彿とさせるような心躍る話だったよ
もしかしたらこの世界にも誰にも気づかれないルールがあるのかも
そう思うとwktkが止まらん
156 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 20:34 ▼このコメントに返信 こんなに面白いSS久しぶりだった
よかった
157 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 20:43 ▼このコメントに返信 これはいい
158 名前 : 名無し投稿日:2011年07月30日 20:51 ▼このコメントに返信 今まで類を見ないほどの作品だった。めっちゃ面白かった!!!
159 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 20:57 ▼このコメントに返信 ループにありがちなダレを上手い具合にキャラ立てに使ったのは上手かったな
面白かった
160 名前 : 投稿日:2011年07月30日 20:58 ▼このコメントに返信 熱い展開だったな。ルール破り面白かった!
161 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 20:58 ▼このコメントに返信 最後のボス戦はロト紋ぽくて良かったわ
162 名前 : 名無し投稿日:2011年07月30日 20:59 ▼このコメントに返信 これはすごい
163 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 21:06 ▼このコメントに返信 これほどレベルの高いSSは滅多に見ないな。
作者さん乙でした。
97回目のくだりで濡れた
164 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 21:09 ▼このコメントに返信 お前らちょっと興奮しすぎじゃね
165 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 21:22 ▼このコメントに返信 これって普通のRPGでやってることをキャラ視点で観ただけなんだよな
勇者だけが前回クリアの記憶を持ってるってとこが特殊だけど
37の>ゲームの中の世界って怖いよな・・・
禿同だわ
よく考えたら怖い
166 名前 : 名無し投稿日:2011年07月30日 21:31 ▼このコメントに返信 なんとなく読み始めたけどどんどん入り込んだ。
ほんと面白かったし僧侶には惚れるわ
167 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 21:32 ▼このコメントに返信 ごめんこれ本出たら絶対買うわ
168 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 21:35 ▼このコメントに返信 これはいいな
169 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 21:37 ▼このコメントに返信 最近この手の多いな
流行り物に乗っかる気持ちはわかるけど
170 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 21:39 ▼このコメントに返信 バグッたところが一番面白かった。ぞくぞくして
171 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 21:45 ▼このコメントに返信 僧侶かわいい
172 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 21:45 ▼このコメントに返信 展開が全く想像つかなかった、すごくおもしろかった。
映画化とかマンガ化とかしたらいいな…
米11
安心して、しりとりのくだりで
賢者「おちゃめな一面がみれて満足」⇒勇者もう一度聞こうとする
ってのがあったから
173 名前 : 投稿日:2011年07月30日 21:47 ▼このコメントに返信 すさまじく面白かった
今までに読んだSSでトップだと思う
174 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 21:49 ▼このコメントに返信 こういうの書けるってすごいことだと思う
早く続きが読みたくなるというか、引き込まれていくっていうか
そこらのラノベなんかと比べるとレベルが違う
175 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 21:51 ▼このコメントに返信 いちいち展開に意外性があってすごくおもしろかった。
映画化とかマンガ化とかしないかな…
米11
安心してwしりとりのくだりで
賢者「おちゃめな一面が見れて満足」⇒勇者もう一度聞こうとする
ってのがあったから賢者はたぶん女だと思われ
176 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 21:53 ▼このコメントに返信 米172
米175
しまった連投orz
177 名前 : 。投稿日:2011年07月30日 22:05 ▼このコメントに返信 良かった。これはどきどきした。
178 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 22:19 ▼このコメントに返信 子供のころ、やっとの思いでクリアしたゲームのセーブデータを
消してまたやり始めたときの何ともいえない感じを思い出した。
消えてったデータのことなんか考えたことも無かったな。
179 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 22:23 ▼このコメントに返信 合言葉の所でシュタゲ参考にしてんのかなあと邪推してしまう。
もし参考にしてないなら素晴らしい才能。
180 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 22:25 ▼このコメントに返信 RPGをメタ的な切り口で見事に展開させた話だと思う
素晴らしかった
181 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 22:26 ▼このコメントに返信 これはすげぇ。
SS読んで引き込まれるって何年ぶりだろ。
賢者は男だと思って読んでた。
182 名前 : あ投稿日:2011年07月30日 22:27 ▼このコメントに返信 確かにラスボス倒してからセーブできんからねぇ、大体は
なかなか面白かった
183 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 22:50 ▼このコメントに返信 自分も、賢者は男で読んでた。
そのほうが僧侶が紅一点になって
カワイさが引き立つかな〜と…。
でも青字だったから途中まで僧侶も男で読んでしまってた。
184 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 22:51 ▼このコメントに返信 普段、こういうのは飛ばし飛ばし読むんだが...
面白かった!集中しちゃったよ。
この人の違う読み物も読みたい。
185 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 22:56 ▼このコメントに返信 これは絶賛せざるをえない
キャラもストーリー展開も全てが最初から最後まで楽しめる最高のSSでした!
186 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 23:12 ▼このコメントに返信 感動した! そこらのラノベよりいいな
187 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 23:12 ▼このコメントに返信 王に預けた冒険の書を焼き払った瞬間
「枠付けされたゲーム」から「一つの世界」となった。
いわばこの瞬間が紀元となったということかな。
すばらしい。
188 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 23:13 ▼このコメントに返信 ※165
> 勇者だけが前回クリアの記憶を持ってるってとこが特殊だけど
DQ3をやったことがある人なら、この特殊な事情が分かる。
ゾーマを倒してエンディングを向かえた「ぼうけんのしょ」から冒険を始めると、
「せんし」も「けんじゃ」も「そうりょ」も「せんし」「けんじゃ」「そうりょ」だけど、
「ゆうしゃ」だけは「ゆうしゃロト」と称される。
つまり、勇者だけが、「ゾーマを倒した記憶」を持っているということ。
189 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 23:20 ▼このコメントに返信 絶賛されるのが仕方ないレベル
190 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 23:30 ▼このコメントに返信 伏線でいいのか分からないが、前のシーンの情報が上手く後にも生かされてて感動したわ
構成の考え方を教えてもらいたいレベル
191 名前 : ゆ投稿日:2011年07月30日 23:34 ▼このコメントに返信 冒険の書が消えて、仲間たちとの時間、存在も消えてしまう結末かとハラハラしながら読んでいたが、いい形で裏切られてよかった。
勇者の気持ちを考えたら、攻略後の冒険の書をダラダラと続けるのがつらいな。
アニメ化を希望する‼
192 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 23:43 ▼このコメントに返信 うーん、凄すぎる。
VIPで披露するのがもったいないというかなんというか・・・
作者さん、ありがとう
193 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 23:52 ▼このコメントに返信 久しぶりの良スレ
>>1まじで乙
194 名前 : 投稿日:2011年07月30日 23:54 ▼このコメントに返信 これは面白いいい意味で期待を裏切られたわ
195 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月30日 23:55 ▼このコメントに返信 どうでもいいことだがこういうのって僧侶や賢者って女がデフォなの
196 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月31日 00:01 ▼このコメントに返信 女賢者大好きだったけどこの物語中ではずっと男賢者で再生してた
197 名前 : 濡れた投稿日:2011年07月31日 00:01 ▼このコメントに返信 僧侶可愛いw僧侶マジ天使w
これは書籍化してたら買いたいレベル
198 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月31日 00:07 ▼このコメントに返信 何これ?
すっげぇ、面白かったw
199 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月31日 00:10 ▼このコメントに返信 賢者はまだしも男僧侶は髭のおっさんだもの
200 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月31日 00:16 ▼このコメントに返信 これはすごい!
201 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月31日 00:25 ▼このコメントに返信 もう ゆうしゃ しない !
202 名前 : あ投稿日:2011年07月31日 00:25 ▼このコメントに返信 バグったとこ鳥肌たったwww
203 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月31日 00:29 ▼このコメントに返信 こりゃ面白いw
できればレベル1からのBADENDも読みたいぜ!乙!
204 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月31日 00:35 ▼このコメントに返信 素晴らしい。
もし途中で終わっていたら、最も「こわい話」たり得たな。
ハッピーエンドで本当に良かった。
魔王に救いがあるとすれば>>105の存在そのものだな。
205 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月31日 00:44 ▼このコメントに返信 ところで俺はまだ賢者を男だと思ってる。
本気で勇者に惚れているんだろう・・・。
当然、一生、誰にも明かす事のない気持ちだが、僧侶だけは薄々気がついているから
勇者の「結末」が気になって仕方がないんじゃないかな。
206 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月31日 00:58 ▼このコメントに返信 面白かったー!!!
ありがとう!
207 名前 : 投稿日:2011年07月31日 01:03 ▼このコメントに返信 やっぱ最後の魔王戦は何回読んでもいいもんだわ…真魔王、光の玉を使わない状態のゾーマくらいの強さだろうかね…ドラクエシリーズではあいつが最強そうだけど
208 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月31日 01:08 ▼このコメントに返信 最高www
ここまで凄いのは初めて読んだよ
209 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月31日 01:15 ▼このコメントに返信 読み返してたら泣いた!泣かされた!!
1回目は感動こそしたけど、泣かされなかったのに。
なあ、賢者はよぉ。
「呪文を考えてくれ」の時に、遊んでるよなぁ。
一番疑い深く行動する筈のポジションに居る奴が、一番大事な時に遊んでるよなぁ!
この賢者は、少なくともこの書き出しから後の賢者はさ。
一回も勇者を疑った事が無いんだな。
210 名前 : 。投稿日:2011年07月31日 01:26 ▼このコメントに返信 DQはやったことないんだけど、FF7のセーブポイントとかKHのセーブポイントにも不気味な物を感じてた。
セーブポイント=ループの起源こえええ
211 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月31日 01:26 ▼このコメントに返信 久々に面白いSSに出会った
212 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月31日 01:26 ▼このコメントに返信 こういうブログに書き込むまいとは思っていたけど書き込まざるを得ない。
面白かった!
213 名前 : ナナシ投稿日:2011年07月31日 01:26 ▼このコメントに返信 感動した。書籍化&ゲーム化してほしい。
作者さん、支援してくれたねらー、まとめてくれた管理人さんに感謝します。
214 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月31日 01:34 ▼このコメントに返信 すごすぎる、最後の方ガチ泣きしそうになった
まさかゲームのシステムそのものをネタにした話を作るとは
これどうにかしてゲーム化できないもんかね
あと文字化けするあたり怖すぎて背筋がゾワゾワしたwww
215 名前 : ぺキスタン投稿日:2011年07月31日 01:43 ▼このコメントに返信 絶賛してる奴しかいねぇ…
最高!
216 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月31日 01:52 ▼このコメントに返信 ※120
「クロノクロスっぽい」俺もそれ思った
クロスの場合、冒険の書に干渉しているのはフェイトで、世界線を移動してるのは前作をクリアしたユーザー本人、ループのために失われた仲間たちはクロノ・マール・ルッカの三人になるのかな
しかしこういう話は大好きだぞwwwまた作ってくれwww
217 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月31日 01:57 ▼このコメントに返信 いやーおもしろいですねー
同じタイムリープもののラノベ「All you need is kill」が好きなんですが、
それよりも楽しめましたね。
仲間がいいわー。
218 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月31日 01:58 ▼このコメントに返信 まじ これ自体が
そして伝説へ…
だわ
219 名前 : あ投稿日:2011年07月31日 02:10 ▼このコメントに返信 初めてこういうまとめサイトに書き込むわ。それくらい引き込まれたよ。
最近流行りのループものであったけど、題材や切り込み方もうまく表現されててよかった。
220 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月31日 02:15 ▼このコメントに返信 >※212
激しく同意
とてつもなくおもしろい!! すごすぎて手が震えるww
221 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月31日 02:20 ▼このコメントに返信 さいごあっさりしすぎたな
222 名前 : 名無し投稿日:2011年07月31日 02:31 ▼このコメントに返信 今まで読んだ中で一番おもしろかったって言っても良いくらい、本当におもしろかった。
寝る前にちょこっと読むつもりが、逆に眠気覚めた。
223 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月31日 02:35 ▼このコメントに返信 すごく面白かった!
みんな良いキャラだしww
224 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月31日 02:41 ▼このコメントに返信 米187
なるほど!だから王様決まった言葉じゃなくて「のわっち!」なんて人間味溢れること言ったのか。
225 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月31日 02:52 ▼このコメントに返信 すっっっっっごいおもしろかったよ!!!
226 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月31日 03:19 ▼このコメントに返信 最高の冒険だった
227 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月31日 03:25 ▼このコメントに返信 最高に面白かった!
作者さんはぜひ他の話も書いてほしいぜ
228 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月31日 03:26 ▼このコメントに返信 ぼうけんのしょが無い状態で魔王戦
勝利→そのまま世界が続く、データ改変によってリセットイベントも消失
敗北→おきのどくですが ぼうけんのしょは きえてしまいました→世界初期化
か、BADENDもちゃんと用意されてるんだな
近年稀にみる良SSだった、>>1乙
229 名前 : 投稿日:2011年07月31日 03:46 ▼このコメントに返信 批判一個もないのが
このSSのすばらしさを
表してる
230 名前 : チョイキルト投稿日:2011年07月31日 04:22 ▼このコメントに返信 鬱エンドかと思ったら熱い展開で燃えた 勇者お疲れさまだな
231 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月31日 04:28 ▼このコメントに返信 DQ3がいかに王道RPGかわかるいいssだったなー
232 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月31日 04:42 ▼このコメントに返信 バグのシーンが怖すぎて寝られないんだが
233 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月31日 04:57 ▼このコメントに返信 話うめぇ
何の気なしに読んだSSでこんなワクワクしたの久々だ
とりあえず賢者が男なのか女なのか教えてほしいわw
234 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月31日 05:01 ▼このコメントに返信 ループ物はやっぱ面白いな
235 名前 : <emoji:full_moon>投稿日:2011年07月31日 05:07 ▼このコメントに返信 途中まで読んで、直感的に
勇者……キョン
賢者……古泉
僧侶……みくる
戦士……白石
って感じかな。戦士は意見が別れそうだ。
236 名前 : デックス投稿日:2011年07月31日 05:14 ▼このコメントに返信 一気読み、
面白かった−−(o^o^o)。
237 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月31日 05:38 ▼このコメントに返信 おもしろかったああああああああああああああああああああ
238 名前 : <emoji:full_moon>投稿日:2011年07月31日 05:41 ▼このコメントに返信 いやあ、良かった。
239 名前 : ななし投稿日:2011年07月31日 05:52 ▼このコメントに返信 なんていうか面白かったしか感想がでない
でも今まで読んだSSでもトップクラスに面白かった
240 名前 : あ投稿日:2011年07月31日 06:15 ▼このコメントに返信 風呂入りながら1時間かけて読んだよ!
こんな真面目にSS読んだのは何年振りだろ。面白かった!
241 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月31日 07:11 ▼このコメントに返信 消化不良感も強いけど、それでもすごくよかった
クライマックスのとこは、真魔王に倒されて、冒険の書がないから旅立ちの最初にまで戻されてまうんじゃないかとはらはらしてたよ
242 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月31日 07:24 ▼このコメントに返信 SS系に感想コメント書いた事一度もないけど
書かざるを得ない
ホントに面白かった、一気に最後まで読んでしまった
僧侶の97回のくだり最高
戦士も賢者も勇者もみんないい
読めてよかった、まとめてくれてありがとう
243 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月31日 07:34 ▼このコメントに返信 みんなこう言うメタ的なネタ好きだなーw
それだけドラクエと言うのが浸透してる証拠でもあるのかな
244 名前 : 名無し投稿日:2011年07月31日 08:07 ▼このコメントに返信 燃えた
245 名前 : ★最高でした!投稿日:2011年07月31日 09:16 ▼このコメントに返信 これは絶賛せざるを得ない。
ラストも良い意味で期待を裏切ってくれた。
個人的には鬱エンドもありかと思ったが、やはり救われるほうが精神衛生上も良いしw
>>154
でのバグネタ突入時の、スレに書き込めないっていう小遊びにもニヤリとさせられるし。
セーブ中に冒険の書を燃やすアイディアも素晴らしい。
(本来ならデータアクセス中に干渉しちゃダメw ってのをクラックポイントにしてるのが)
何よりも、自身も感じていた「モヤモヤ」に一つの答えを見せてくれた事に、
最大限の感謝を述べたい。
>>1さん ありがとうございましたm(_ _)m
(まとめてくれた管理人さんもありがとう)
246 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月31日 09:24 ▼このコメントに返信 よく考えるよなあ。素直に尊敬するわ
247 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月31日 09:36 ▼このコメントに返信 すごくすごく面白かったです。
特にスライムの倒し方から冒険の書の攻略法を
思いつくところは秀逸でした。
キャラに愛着がわき、終盤はもっと続きが読みたい、
と思わせてくれるいい作品でした。
作者と管理人に感謝します。
248 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月31日 09:40 ▼このコメントに返信 泣きました。
249 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月31日 09:59 ▼このコメントに返信 これは名作すぎるだろ・・・
マジでもっと評価されてくれ
短編小説になってもおかしくないレベル
250 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月31日 10:24 ▼このコメントに返信 ここまで何人も言ってることだけど、本当に今までで一番面白いSSだった
ありがとうございました
251 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月31日 10:27 ▼このコメントに返信 これすげぇなぁ。DQ大好きなんだなぁ。乙に尽きるわ。
252 名前 : ー投稿日:2011年07月31日 10:34 ▼このコメントに返信 女勇者「強くてニューゲーム♪」思い出した
253 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月31日 10:35 ▼このコメントに返信 素直に面白かった
今いいssよんで気持ちいい
254 名前 : と投稿日:2011年07月31日 10:40 ▼このコメントに返信 映画化してくれ
255 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月31日 10:45 ▼このコメントに返信 泣いたわ(´;ω;`)
256 名前 : 投稿日:2011年07月31日 10:45 ▼このコメントに返信 勇者→リカちゃま
賢者→羽生
戦士→圭一
僧侶→魅音
かね?
物語のループ、一員としていながらにして記憶の持ち越し、ループを決壊させるための考察
まんまひぐらしの設定じゃねぇかwwwwww
257 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月31日 10:50 ▼このコメントに返信 久々にSS最後まで読んだわ。>>1乙
続きが見たい気もするけど、ここで終わらせた方が綺麗にまとまっていいのかな。
258 名前 : .投稿日:2011年07月31日 10:53 ▼このコメントに返信 今考えると勇者って可哀想だな・・・
激しく乙。
259 名前 : か投稿日:2011年07月31日 10:56 ▼このコメントに返信 プロだな
260 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月31日 11:00 ▼このコメントに返信 完成度たけえ・・・・
兵士達の所は体が震えた
261 名前 : あ投稿日:2011年07月31日 11:40 ▼このコメントに返信 1乙!
トゥルーENDで良かった
ループしたことにより仲間たちとの絆も強くなっていって最後泣いた…。
戦友って良いものですね
262 名前 : ぶん投稿日:2011年07月31日 11:42 ▼このコメントに返信 初めてコメするがこれは半端なく面白い!
漫画版描きたくなった!
この作品は知り合いにも広めるべきだろう…
自分はまた読み返してしまったw
263 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月31日 11:47 ▼このコメントに返信 冒険書消えたら15歳になったところまで戻るのに
これは予想外
264 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月31日 11:47 ▼このコメントに返信 最高に面白かった!
発想もすげー良いし展開も熱いわー
超絶乙
265 名前 : あ投稿日:2011年07月31日 11:59 ▼このコメントに返信 すげえオモロかったよ!
266 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月31日 12:02 ▼このコメントに返信 すげー面白かった。
冒険の書の問題がようやく解決してこれで終わりにできるとミスリードさせといてからの展開が熱い。
最後の戦いをゾーマ戦の音楽かけながら読むとテンション更にうp!!
267 名前 : ナナシ投稿日:2011年07月31日 12:30 ▼このコメントに返信 おもしろかったー♪DQ4とかゲームの内容まんまで実写化してほしいわ
268 名前 : 投稿日:2011年07月31日 12:30 ▼このコメントに返信 王様殺して牢獄行きのバッドエンドか、データが消える落ちかと思ったケドハッピーエンドでよかった
面白かった
269 名前 : 名無投稿日:2011年07月31日 12:42 ▼このコメントに返信 すごく面白かった!
書籍化したら買っちゃう
270 名前 : 投稿日:2011年07月31日 12:44 ▼このコメントに返信 コメでひぐらしとか言ってるヤツ馬鹿じゃないの?
271 名前 : あ投稿日:2011年07月31日 12:45 ▼このコメントに返信 これは世にも奇妙な物語にあってもいい出来
272 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月31日 12:57 ▼このコメントに返信 すごいな。vipでここまで感動したSSは初めて!
>>1ここ見てるかな。ありがとう!
273 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月31日 13:07 ▼このコメントに返信 ハッピーエンドでよかった…
兵士がきたところで涙出たよ…
すごく面白かった!!ありがとう!!
274 名前 : 名無し投稿日:2011年07月31日 13:31 ▼このコメントに返信 すごく面白かったこれを書いた人才能あるな
275 名前 : あ投稿日:2011年07月31日 13:51 ▼このコメントに返信 すごい面白かった!
276 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月31日 13:52 ▼このコメントに返信 米1
もんすたあレースのことかー
エンディング見終わってもゲーム始めると最終戦前に戻されて泣いた思いでが
277 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月31日 13:52 ▼このコメントに返信 読んでて暇しなかったこれ書いたひと神やろ
書いたひと楽しい時間をありがとう
278 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月31日 13:55 ▼このコメントに返信 終わりのないゲームを作ったプログラマーが鬼
279 名前 : あ投稿日:2011年07月31日 13:56 ▼このコメントに返信 DODとかニーアを作ったところがやりそうなストーリーだな…(もちろん全部バッドエンド)
こういうゲームがやりたいな…鬱エンド含むマルチエンディングで
280 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月31日 14:01 ▼このコメントに返信 この手のやつで初めて最後まで読んだ。面白かった乙
281 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月31日 14:21 ▼このコメントに返信 ちょっと違うけどクリス・クロスを思い出した
282 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月31日 15:01 ▼このコメントに返信 俺達には冒険の書もループもないんだぜ
283 名前 : ななし投稿日:2011年07月31日 15:35 ▼このコメントに返信 最初のループ後勇者だけで進んじゃうから、3人がまるっと忘れてるように思えた
胸熱な展開はわろたwDQ3リメイク来ないかナー
284 名前 : 投稿日:2011年07月31日 15:54 ▼このコメントに返信 かなり面白かったな
先の読めんSSってのは正直なかなかないからこれは神SS
ストーリーの着眼点がほんとに秀逸
285 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月31日 17:12 ▼このコメントに返信 久々にVIPのSSを読みふけってしまった
これは面白い!
286 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月31日 17:40 ▼このコメントに返信 最高!!!!!!
287 名前 : ななし投稿日:2011年07月31日 17:50 ▼このコメントに返信 この手ので最後まで引き込まれてたのは初めてだ。
文章に魅力があるってこういうことなんだな。
作者はすばらしい。
下の人も言ってたけどこのSSが好きな人は「クリス・クロス」という書籍をオススメする。(あまり恋愛がない真面目なラノベ)
こちらもRPGの連鎖やシンクロをテーマにした秀逸な本だった。
しかしプロに並ぶほどのSSだったな。
笑いじゃないvipクオリティは久しぶりだ。
288 名前 : 暇人投稿日:2011年07月31日 18:10 ▼このコメントに返信 あと、賢者が男か女か明記しないやり方が
純粋に各個人が楽しめてとても良かった。
勇者を呪文でからかうだけのシーンは、勇者を信頼しているからこその遊びであって
それが純粋に熱く友情で読みたい人は男賢者、
恋心と受け取れた人は女賢者、とか。
デフォルトでどっちに見えたか、でいいと思う。
自分は普段女賢者派だけど今回は男賢者で読んだな。
ラノベというよりハリポタとかそういう感じ読んでる気分になったから。
勿論女賢者でもたぎるんだけどね。萌えより燃えが勝ってしまった。
289 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月31日 18:16 ▼このコメントに返信 結末は違うけど13日は金曜日って映画をを思い出したな
13日の金曜日のジェイソンみたいな奴が主人公なんだが
主人公は殺人がしたくないんだけど
13日は金曜日というホラー映画の主人公だからという理由で
殺人を運命づけられてるみたいな感じなんだが
そっちは遂に恋人も殺してしまって殺人に疲れきったときに
自分が主人公のホラー映画、13日は金曜日の続編の
公開が決定して絶望するみたいなラストなんだが
こっちはトゥルーエンドで本当に良かったな
290 名前 : あ投稿日:2011年07月31日 18:24 ▼このコメントに返信 女戦士かと思って読んでたら・・・
291 名前 : あ投稿日:2011年07月31日 18:35 ▼このコメントに返信 僧侶が一度だけ勇者さんって言ったの気づいたか?
292 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月31日 18:44 ▼このコメントに返信 鈴木光司のリング、らせん、ループの3部作のループがこんな感じの話だよ
293 名前 : 投稿日:2011年07月31日 18:53 ▼このコメントに返信 >>コメでひぐらしとか言ってるヤツ馬鹿じゃないの?
理由も書かずに馬鹿呼ばわりするおまいの方がバカみたいだぞwwwwww
294 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月31日 19:33 ▼このコメントに返信 ただただ、最高
295 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月31日 19:55 ▼このコメントに返信 面白かったw
296 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月31日 19:55 ▼このコメントに返信 97回目のくだり、びしょびしょに濡れた
297 名前 : あ投稿日:2011年07月31日 20:13 ▼このコメントに返信 これ、冒険の書を燃やしたのを境に王さまや兵士のセリフが変わってんだな
それまでただの平仮名の羅列だったのが、漢字混じりの人間味ある言葉に
直後のセリフが「のわっち」だから気づき難いけどw
芸が細かいなあ、面白すぎワロタwww
298 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月31日 20:22 ▼このコメントに返信 面白かった
299 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月31日 20:40 ▼このコメントに返信 長さに見合う面白さだった
乙
300 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月31日 20:43 ▼このコメントに返信 面白かった。97回の理由がよかった。
301 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月31日 20:45 ▼このコメントに返信 ゲームをだいぶ上から見て客観的に見解してるのがすごいな
「あたりまえ」を壊して、こうならばこうなるはずだっていうifを上手くつかってる感じがした
乙といわざるを得ない!
302 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月31日 21:00 ▼このコメントに返信 面白かった!
ずっと先が見えない展開で終始ドキドキハラハラしてたわ
「そしてぼうけんがはじまった!」っていうのが怖すぎてヤバい。鳥肌たちそうになった・・・。ループって怖いな。それと、世界が壊れたときも。
戦士が筋肉痛や風邪になったりした理由も実はちゃんとあったっていうのも良かった
あと勇者が「97回目」って言ったのかっこよすぎ
戦士はバカカッコイイ奴だし、賢者も冷静で頼れるし、僧侶もかわいかったし、勇者も主人公らしかった。みんな好感が持てるキャラだったよ
最初から最後まですごく考えられたストーリーだと思う
こんな秀逸なSSを見れるとは思わなかった
でも、あえて言うなら冒険の書の謎も解いて欲しかったな、と思った
303 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月31日 21:09 ▼このコメントに返信 実際ゲームで出せば良かったのに、これw
もったいない。
304 名前 : あ投稿日:2011年07月31日 21:14 ▼このコメントに返信 この作者って、ある勇者パーティーがもの凄い苦労してつらい目にあって全滅して、神様、どうか私たちを助けてくださいっていう、僧侶の日記SS書いた人?
305 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月31日 21:24 ▼このコメントに返信 すばらしいです。伏線がきれいに回収されていく様は見ていて気持ちよかったです。
306 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月31日 21:59 ▼このコメントに返信 いやー、面白かった。世にも奇妙な物語で見てみたいと思ったと同時に
内村が主人公でこんな感じのループに陥った話があったのを思い出したw
あと、寝室での勇者の考察シーンでその内SO3ネタに走るのかとわくわくした
ループを抜け出してもなお冒険の書の謎に立ち向かおうとしているし
いつかはそういう場面に行き着きそうだな
307 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月31日 22:28 ▼このコメントに返信 面白かったー!!もっかい読もう!!
308 名前 : 名無し投稿日:2011年07月31日 22:39 ▼このコメントに返信 面白かったーww
この人のSS好きだわ、読んでてゾクゾクするw
309 名前 : あ投稿日:2011年07月31日 22:48 ▼このコメントに返信 いやー素晴らしい!
この人にはまた何かしらのSSをかいてほしいな
310 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月31日 23:09 ▼このコメントに返信 素晴らしかったです。
311 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年07月31日 23:09 ▼このコメントに返信 自分ROMだけど 上の何人かと同じように 書きこみたくなるぐらいよかった
作者ありがとう
312 名前 : 猫投稿日:2011年07月31日 23:31 ▼このコメントに返信 おもしろかった
兵士が乗り込む所はテンションあがったw
あと僧侶がかわいい。
313 名前 : ぷじ投稿日:2011年07月31日 23:53 ▼このコメントに返信 テスト勉強の合間に見るつもりだったのに、1時間かけて見てしまったww
感動をありがとう!
314 名前 : 投稿日:2011年07月31日 23:59 ▼このコメントに返信 毎年今ぐらいの時期って、とても印象に残るSSが出てくる気がする
何回も読み直せるような、とても面白いのが
今年はこれだなぁ、確実に
315 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年08月01日 00:01 ▼このコメントに返信 これはコメント付けざるをえないくらいのクオリティ
感動した、ホントに凄い
316 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年08月01日 00:06 ▼このコメントに返信 ドラクエ3またやりたくなったけど、プレイ始めた時点でその時のメンバーが「冒険の書の呪縛」に捕らわれちゃうのかな・・・
やらずに我慢し続けておいたほうが良いのかな
プレイしてクリアしたら2週目再開せずに封印するのがいいのかな
もしくはクリア後すぐに冒険の書を消してしまえばいいのかな
・・・賢さが戦士並みしかない俺にはわからないよ・・・
317 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年08月01日 00:41 ▼このコメントに返信 ハイレベルすぎるだろ・・・
超見入ったわ
318 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年08月01日 01:33 ▼このコメントに返信 ハッピーエンドの良さが分かる良作品だな
俺が作者だったら後味悪い終わりにして唾棄される自信がある
319 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年08月01日 01:43 ▼このコメントに返信 おもしろかった・・・
320 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年08月01日 01:44 ▼このコメントに返信 コメントせざるをえない最高でした
てかなんでみんな賢者のかわいさに触れてないの?
コメ欄賢者かわいいよ賢者で埋まってると思ってた
賢者「負の魔力に満ちた扉です。聖なる力に長けた僧侶さんの方が適しています」
賢者「そう。僧侶さんの方が――つっ」
のところが、「勇者を僧侶に譲る」って意味だと思ったんだけど深読みしすぎか?
321 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年08月01日 02:19 ▼このコメントに返信 なげーよ
全部読んじまったよ
面白かったよ
バグったとこ焦ったよ
322 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年08月01日 02:44 ▼このコメントに返信 素晴らしい、小説とかSSが嫌いな俺に最後まで読み切らせたのは誇っていいぜ・・・
とりあえず魔王の声が若本ボイスで再生された
323 名前 : 名無し投稿日:2011年08月01日 03:09 ▼このコメントに返信 厨二臭がハンパ無いなw書き手も読み手も痛過ぎ
324 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年08月01日 03:11 ▼このコメントに返信 これほど素晴らしいifものは初めて読んだ
325 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年08月01日 03:22 ▼このコメントに返信 面白かったです!!!!
>>1にここのコメ欄見てほしいなぁ。
326 名前 : 名無し投稿日:2011年08月01日 05:26 ▼このコメントに返信 勇者の立場はゲームキャラとプレイヤーの中間的位置か? 確かに選択や色々なアクションは勇者を通じてプレイヤーが行うものでその結果が仲間や敵キャラなどのNPCの反応につながるもんだが。
でも面白かった。
327 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年08月01日 05:46 ▼このコメントに返信 泣けた。ゲーム終わらすの嫌で嫌でたまらなかったんだよ。
DQ3プレイしていた当時。
クリア後の世界、みんなセリフが改まって、反応が固定化される。
平和な世界を喜んでるんだけどな。
そしてエンディングになったら時間が止まるし、
ロードすると最後のセーブの時間が再開され・・・。
まさに勇者の感じた恐怖は、プレイヤーの恐怖だった。。
兵士が戦いに参加するとこで目頭が熱くなった。
アイデンティティが崩壊した魔王がかわいそうだった。
魔王を倒しても、目的が消滅しなかった勇者たち、世界の人々。
泣けた。
328 名前 : hshs投稿日:2011年08月01日 09:12 ▼このコメントに返信 後半で女子と判ってからの僧侶の可愛さがヤバい
329 名前 : 名無し投稿日:2011年08月01日 09:36 ▼このコメントに返信 すごい楽しかったー!3回読み直したよ!
ちなみにコメント読むまで全員男の設定で読んでた!
330 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年08月01日 11:23 ▼このコメントに返信 僧侶の回数って、勇者が僧侶をかばった数でいいのか?
331 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年08月01日 11:47 ▼このコメントに返信 真魔王戦すごく熱かった
332 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年08月01日 12:02 ▼このコメントに返信 アニメやろうず
333 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年08月01日 12:20 ▼このコメントに返信 伏線の使い方がとても巧妙に感じました。
自分がいままで読んだSSの中では一番の名作でした。
ハッピーエンドで本当によかった…!
賢者が一番のツボでしたー
ありがとう!
※320
なるほど、おもしろい考え方ですね!
この作者さんならすごいありそう!
334 名前 : 名無しさん投稿日:2011年08月01日 12:59 ▼このコメントに返信 物凄く面白かった!
本やゲームが出たら必ず買います!
335 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年08月01日 13:25 ▼このコメントに返信 イストワールを思い出すなあ
336 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年08月01日 14:25 ▼このコメントに返信 すごく良かった
これ以上のSSは読んだことない
作者GJ
337 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年08月01日 15:12 ▼このコメントに返信 厨二とか言うヤツうざいから。
そんなこと、みんなわかって楽しんでんだよ。
338 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年08月01日 15:12 ▼このコメントに返信 厨二とか言ってくるヤツうざいから。
そんなこと、みんなわかって楽しんでんだよ。
339 名前 : 名無し投稿日:2011年08月01日 15:59 ▼このコメントに返信 1乙
こんなに長いのに引き込まれたよ。これは才能しか感じられない。ありがとう。
340 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年08月01日 16:39 ▼このコメントに返信 このゲームやりてええええええええええええええええ!!!!!!
341 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年08月01日 16:52 ▼このコメントに返信 メガンテで泣いた
兵士登場でまた泣いた
342 名前 : ゆうしゃ投稿日:2011年08月01日 17:16 ▼このコメントに返信 泣いた。書籍化してほしい!
343 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年08月01日 18:43 ▼このコメントに返信 今まで読んだSSの中でダントツで一番面白くて、熱い作品だった!
作者乙と言わざるをえない
344 名前 : 記録投稿日:2011年08月01日 19:35 ▼このコメントに返信 面白すぎた
あと賢者すき
345 名前 : ななし投稿日:2011年08月01日 19:48 ▼このコメントに返信 久しぶりに感動で背中がゾクゾクしましたー。やばいやばい。作者乙!!
346 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年08月01日 20:12 ▼このコメントに返信 ※114
ワロタ
347 名前 : 名無し投稿日:2011年08月01日 20:27 ▼このコメントに返信 これ読み終わった直後に最初のページに跳ぶと、
勇者の感覚をちょっと味わえるぞ(笑)
348 名前 : なんか投稿日:2011年08月01日 21:27 ▼このコメントに返信 なかなかだったな、キャラが戦士=ちょびヒゲのおっさん 僧侶=白髪のじいちゃん 賢者=若い青年 って感じだからなんか味が出てた
349 名前 : 金取れるレベル投稿日:2011年08月01日 21:52 ▼このコメントに返信 この作者にまたなんか書いてほしーなぁ…
かなり面白かった おつ
350 名前 : 投稿日:2011年08月01日 21:58 ▼このコメントに返信 まんまゼーガペインじゃねーかwww
盗作乙
351 名前 : 名無し投稿日:2011年08月01日 22:06 ▼このコメントに返信 こんなDQやってみたい
352 名前 : 投稿日:2011年08月01日 22:10 ▼このコメントに返信 おもしろかった!
最後ハッピーエンドでよかったよ!
僧侶かわいいし戦士は脳筋カッコいいし賢者も頭堅いマジメ野郎ってわけじゃなくていいキャラだった
個人的には賢者は男で読んだな
仲間じゃなくて友達としてつきあえる仲になれたらなと思ってるのかなとか
そしてそんな細かいことを考えずに勇者に接してるのが戦士だろうなとかw
353 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年08月01日 22:57 ▼このコメントに返信 あまりにも素晴らしかったので初コメ。
面白過ぎてヤバイww
書籍化したら絶対に買うわww
354 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年08月01日 23:50 ▼このコメントに返信 米330
回復の回数じゃね?
勇者に100回守ってもらうつもりでいる僧侶ってなんかやだしw
355 名前 : hiroshi13投稿日:2011年08月02日 00:06 ▼このコメントに返信 感動した。これだけ、クオリティの高い作品は今までなかった。
ドラクエやってる人には十分分かる話しだし文字だけなのに頭で想像できてめちゃ面白い作品。
次回作も期待します。
356 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年08月02日 00:55 ▼このコメントに返信 冒険の書を消した後、魔王と戦い、フツーに勝って、「そして伝説がはじまった」で終り。
けれど、勇者が次に気づいたのは物語冒頭の母親が自分を起こすところだった
・・・という冒険の書がなくなったために一からのスタートを想像していた。
357 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年08月02日 13:13 ▼このコメントに返信 >>354
勇者だけ数えてたのか…
でもベホマラー使ったとき、勇者だけHPがMAXだとしてもカウントしちゃうことになるのか?
358 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年08月02日 15:52 ▼このコメントに返信 面白かったです。
ぜひゲームの原作をやってほしい!!!
359 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年08月02日 18:16 ▼このコメントに返信 ゾクゾクするほど面白かった…永久に保存しよう
360 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人・・・ではないがお送りします投稿日:2011年08月03日 01:11 ▼このコメントに返信 すっっっっっっっっごくおもしろかった!!!
最後のほう泣くかとおもいましたww
なんかゲーム世界のことを深刻に考えるようになった気がしますw
最高のストーリーと文法力(?)でした!!
ありがとうございました!!!!
361 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年08月03日 11:15 ▼このコメントに返信 ドラクエってボスや敵の存在がいまいち曖昧だったけど
よくそれでここまで話を作れるなぁ
実際のドラクエもこれくらいの展開があって欲しいもんだ
我は支配者とわめくだけで何もしてこないし
敵側にドラマがないからなぁ
362 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年08月03日 14:29 ▼このコメントに返信 不思議な感じでめちゃくちゃおもしれ〜!
乙です。
363 名前 : 沈丁花投稿日:2011年08月03日 15:02 ▼このコメントに返信 何の気なしに読み始めたけど、すっかりのめり込んじゃったよ。
初めてDQクリアした後のセーブデータ起動した時に味わった違和感を思い出した。
おきのどくですがエンドじゃなくて本当に良かった!賢者メガンテ〜兵士なだれ込んできたとこは泣きそうだったよ。
確かに、全人類の敵なんだから勇者一行だけで魔王と対峙しなくても、世界中の兵士と共に戦ったって良いよね。DQやってる時もちょっと思ってた。
まぁゲームの中に、一般の兵士では太刀打ち出来ないとか、兵士の数自体も随分減っちゃったって描写もちゃんとあるんだけどさ。
364 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年08月03日 15:29 ▼このコメントに返信 一言で言うと、かなり面白かった。
普段ならSSはめったに見ないし、見たとしてもすぐに飽きてみるのやめちゃうんだけどこれは読んでいくうちに引き込まれた。
もしかして書いたのプロの方じゃ・・・と思っちゃいました。
書籍化とかにされたら絶対買います!
あと、時間があったらBADENDも書いてほしいなー、とか思ってたりしますw
とりあえず、乙でした!
365 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年08月03日 16:09 ▼このコメントに返信 これはコメントせざるを得ないな。
乙。
366 名前 : 以下、VIPにかわりましてイギリスがお送りします投稿日:2011年08月03日 21:35 ▼このコメントに返信 うむ、久々に長編大作を見たが兵士と戦士ナイスキャラだなw
登場人物も多すぎず良い。こんな俺の作品評でスマン
367 名前 : あ投稿日:2011年08月04日 13:58 ▼このコメントに返信 こういうRPGやりたい
368 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年08月04日 17:30 ▼このコメントに返信 ※欄多すぎワロタw
SSでは久しぶりにかなり面白かった
もしかしてセーブ中にメモリーカード抜くとこっちではデータ消えるけど
ゲーム中の主人公達は呪縛から解き放たれるのかななんて妄想がよぎった
ただデータ壊れるだけなんですけどね
369 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年08月04日 20:04 ▼このコメントに返信 感動した! 特に兵士達が入ってくるところ。
キーファー・サザーランドが出てる映画『三銃士』のクライマックスを思い出した。
370 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年08月05日 15:17 ▼このコメントに返信 スレでも、セーブ中は大人しくしとけってレスがあるように、
セーブ中に媒体を無くすなんてみんなが当たり前に絶対のタブーとしてたこと。
それこそ、真ED後勇者が追う存在の、巧妙な罠だったんだな。
タブーに切り込んで世界を救う。
すげー面白かった!
371 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年08月05日 16:56 ▼このコメントに返信 なんか戦士が関俊彦の声で再生された
372 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年08月07日 14:02 ▼このコメントに返信 これはすげぇ。
解決方法として【王様を殺す】という方向に行かなかったのがすばらしい。
サブストーリー的なフラグも回収してるしすごく楽しめました。
「こんなおあずけ状態、ガマンできねーぜ!」
はマジ名言w
373 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年08月08日 02:19 ▼このコメントに返信 最近時間無くてこういうSS読んでなかったんだけど、すごく面白かった!
眠い目こすりながら一気に全部読んじゃったよw
久しぶりに宿スレや主雑にいきたくなった。
374 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年08月08日 20:31 ▼このコメントに返信 ラスト思ってたのと違ったけど、すごく面白かった!
375 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年08月13日 17:23 ▼このコメントに返信 いい冒険だったぜーー!!!
376 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年08月13日 23:49 ▼このコメントに返信 読まないでスルーしなくてよかった
ありがとう作者!
377 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年08月16日 00:29 ▼このコメントに返信 これは良作
トゥルーエンドで良かったよ
378 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年08月16日 19:02 ▼このコメントに返信 school food punishmentのRPGって曲が思い浮かんだわw
名ss乙
379 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年08月17日 18:25 ▼このコメントに返信 読んでよかった
これ自体を漫画化か、ゲーム化してほしいくらい本当に面白かったです
非難の付け所がない
380 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年08月22日 17:32 ▼このコメントに返信 映画化できるレベル
381 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年08月22日 21:52 ▼このコメントに返信 ※8
俺がいた
382 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年08月23日 07:38 ▼このコメントに返信 ほんとこれすごいよ、無料じゃもったいないくらい
ただものすごい細かくてどうでもいいところ突っ込ませてもらうなら、バグの部分は全部ひらがな(と数字)で構成してたほうが雰囲気出てたかな
383 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年08月23日 23:59 ▼このコメントに返信 これ褒めてるのって低年齢だよな?
上でも高校一年生ぐらいのさ?
もし十八歳を超えた人間が、これを読んで
絶賛しているのであれば、日本文化って……
デモンストレーション効果っていうか、
絶賛の嵐で、マルチ商法や新興宗教と同じ
空気を感じてしまうぜ。それとも俺の感性が変なのか?
ま、低年齢なんだろうな
384 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年08月24日 20:47 ▼このコメントに返信 ソフィーの世界思い出した。
メタメタ面白かったYO
385 名前 : 傭兵投稿日:2011年08月25日 16:46 ▼このコメントに返信 ※383
人の嗜好は多種多様
お前が楽しくないと感じたことは否定するつもりはないが、他人が楽しいと感じたことを否定することは可笑しい
他者を考えることができない、あんたの思考が低年齢レベル
386 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年08月27日 00:05 ▼このコメントに返信 勉強ばっかでゲームなんて糞だと思っていた自分の思考を見事にコペルニクス的転回してくれた。
387 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年08月27日 12:46 ▼このコメントに返信 この発想はなかった。
現実的に考えたゲームの世界って深いのな…
素晴らしいものを見せてもらった!GJ!
388 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年09月02日 02:26 ▼このコメントに返信 手に汗握る物語だったな
これからはせめてクリアデータは保存する事にするよ
389 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年09月11日 20:20 ▼このコメントに返信 なにこの話おもしろいwww
390 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年09月15日 15:03 ▼このコメントに返信 面白かった
SSで引き込まれたように夢中になったのは久しぶりだ
391 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年09月15日 23:06 ▼このコメントに返信 ちょっと泣いた
392 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年09月17日 07:40 ▼このコメントに返信 怖すぎ、なんぞこれ
393 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年09月17日 19:08 ▼このコメントに返信 僧侶に萌えた
394 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年09月26日 21:58 ▼このコメントに返信 あの一部のソフトのクリア後ループを知った時の絶望感を主人公も共に味わっていたのか…
395 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年10月10日 13:27 ▼このコメントに返信 メタなストーリーだなww嫌いじゃないww
で、FF1のカオスみたいな、時のループを操る真の敵が現れると
396 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年10月16日 00:47 ▼このコメントに返信 今DQ3やってる途中だけど、これは本当にすごい。3回ぐらい読み返してしまった。書き方に癖がなくてスイスイ読めるし、ストーリーが素晴らしい。最高。
バグのところでゾクッとして、兵士が来たところで感動が頂点に達した。これを読んで勇者物に興味を持った。本当にありがとう、作者さん、支援してくれたねらーの皆さん。できれば続編も書いてほしい…
個人的に賢者は女だと思ってる。他のコメントにもあったけど、勇者の早口が言えないってところで遊んでるところで何とも言えない魅力を感じるし、メガンテを唱える辺りからそう思う。それだけ勇者の事を信じてるってことかもしれないけど。
楽しい時間をありがとう!
397 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年10月26日 00:58 ▼このコメントに返信 たしかに萌えだなヽ(〃▽〃 )ノ→ http://hemn.me/
398 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年11月06日 18:08 ▼このコメントに返信 俺は全然アリだと思うけどな!(*´ω`)※ http://gffz.biz/
399 名前 : ψ(`▽´)ψ投稿日:2011年12月04日 00:31 ▼このコメントに返信 着眼点、文章力、シナリオのどれも素晴らしい。 面白かった!!!乙!
400 名前 : ディディ投稿日:2011年12月08日 00:25 ▼このコメントに返信 まとめサイトは利用しない主義だが知人にこのSSを勧められて辿り着きました。
作者がこのコメント欄を読むかは分かりませんが、貴方の残された作品は多くの人の心に感動を与えました。
私もその内の一人です。
この作品に出会えたことに感謝!作者さん、ありがとうございます。
401 名前 : 名無しに戻る投稿日:2011年12月17日 01:24 ▼このコメントに返信 !>>114
オレの記憶が間違っていなければ、俺を指して忠告してくれたって事で良いんだよね?
アンタの経験と俺の抱えていたアレが、本当に似ていたとしたら、オレはようやく、この世界で孤独な存在ではなくなったって事か。12年前からだったからな...。アンタが、オレと相容れない存在かは解らないが、オレは唯腐る前に、自分の持つ可能性と善なる心を肯定する選択を、人として、成そうとしてみた迄だ。
善悪にしがみ付く気持ちなんて、とっくに失せている。人である事を辞めたくなった位さ。けど、俺の中には無限の可能性がある。諦めなければ、オレのが創像する物がこの世界に存在し得る!!オレの中の情報達が、オレに生きろと要求するこの狂おしいものが尽きぬ限り、オレは死なない、死にたくない!!
そのくせ人の可能性に陰りが見えると、途端に人の存在の良し悪しを想う...愚かだと分かってはいるんだ。
どっちにしろ、とうの昔からオレの残り人生は暇潰しになっていたから、今更何とも思わないよ。基本的には。
オレは「線」の事は知ったかぶりをしないでおくけど、限界は越えようと、心掛ける様にはしていた。既に一回は越えた様なモンだった事もあったよ。越えられない事も無い、と言っておく。
アンタの名前、覚えておくよ。
他の読者の皆様にはスペースを無駄にしてしまった事を申し訳名無く思います。
最後に作品の感想を。
僧侶、かわいいね。嫁にしたい。☆×2!!!
皆様、私信混じりの長文でお騒がせして申し訳ありませんでした!!
402 名前 : 名無しさんR投稿日:2011年12月17日 01:33 ▼このコメントに返信 すぐにへんな文章に気が付いて書いています。
恥ずかしい文だけど読めないほどではないと思うので、読んでくれた方はどうかご勘弁を。
403 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年12月19日 16:34 ▼このコメントに返信 ヤバい感動した!
ドラクエもホントに4コマ程度の知識しかないし、声優も詳しくないんだけど
コナンのキャストあたりで脳内再生したw
あぁぁ文章が支離滅裂w
404 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2011年12月25日 08:33 ▼このコメントに返信 97回目のくだりで涙腺が・・・
405 名前 : ザヒト ハザマ投稿日:2011年12月26日 21:16 ▼このコメントに返信 >鳳凰院 凶魔様へ
私の勘違いによる、一方的な言い掛かりとなってしまった事を謝罪します。
しかし、繋がるんですよね話の内容が...。書き込んだ所は他所の※欄だったのに、不思議!!
406 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2012年01月01日 01:20 ▼このコメントに返信 タイムリープものは余程無能で無い限り大抵面白く出来る…ての前提にしても別格だったな
勇者、戦士、僧侶、賢者はそれぞれキョン、谷口、みくる、古泉で再生した
407 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2012年01月01日 08:24 ▼このコメントに返信 展開熱すぎ
これからDQでラスボス倒すのなんか可哀そうになってきたwww
408 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2012年01月13日 06:51 ▼このコメントに返信 すげえ面白かった!
朝になっちまったぜw
409 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2012年02月01日 19:36 ▼このコメントに返信 ギ―グ倒したあとのネスも・・・
410 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2012年02月22日 04:57 ▼このコメントに返信 造られた世界は造り手を超え、廻される輪廻から外れ行く。伝説に無く、完結も無く、誰の目も誰の手も誰の意思も届かない「未来」へ。
読み易いクセに惹き付ける文章に脱帽、トラウマを掻き毟るデータバグに鳥肌、そして真魔王軍に薙ぎ倒されて絶望エンド来るかと思ったら味方乱入からの「きまりごと」を吹っ飛ばす展開に超燃えた。僧侶ー!俺だ、回復してくれー!
411 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2012年03月17日 00:01 ▼このコメントに返信 本当に面白かったです!
まとめさん、≫1さん、乙々!!
412 名前 : !?投稿日:2012年03月29日 14:51 ▼このコメントに返信 そして伝説へ・・・
413 名前 : 名無し投稿日:2012年05月09日 14:56 ▼このコメントに返信 ゲームマスターにあらがう感じか。
面白かったよ
僧侶たん萌えるし、賢者ツンデレでいこうぜ
414 名前 : あ投稿日:2012年05月18日 09:37 ▼このコメントに返信 こわすぎ。絶望すぎる。
415 名前 : 名無しさん投稿日:2012年05月19日 09:42 ▼このコメントに返信 面白かった
そういえばこれってプレイヤー視点からするとゲームクリア直前で
セーブデータが消えてしまった状態か…涙目だな
416 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2012年06月21日 12:34 ▼このコメントに返信 面白かった!
やっぱりDQの二次創作って最高だな
417 名前 : 頼む投稿日:2012年09月10日 15:31 ▼このコメントに返信 これは「萌え」なんて軽い気持ちでは見たくない。
強さ、優しさ、度胸、機転と判断力、他者を認める器の大きさ、諦めない心、誰よりも深い慈愛、平和への想い
………あんたこそ勇者だ。
賢者の不器用ながら頼もしい支え、僧侶との97回目というやりとり、戦士へのお前こそ勇者だとの言葉に泣いたし、先行きの見えない重い絶望感には夢中にさせる程の臨場感があった。
何よりも勇者様の心理描写が凄過ぎて…凄過ぎて…
418 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2012年11月14日 22:19 ▼このコメントに返信 最高だった!
個人的には、賢者は男だと思ったな。FEのパント様とかそういう路線のキャラかと。
419 名前 : 名無し投稿日:2012年12月01日 05:19 ▼このコメントに返信 何気に王様の口上も機械的なものから大分変わったのな
420 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2012年12月07日 18:24 ▼このコメントに返信 実は僧侶と賢者が男で戦士が女というオチはどうかね
421 名前 : 投稿日:2013年01月26日 18:25 ▼このコメントに返信 勇者「……なぁ。これで97回目なんだろ?」
が最高にカッコイイ。やばい。
422 名前 : 名無し投稿日:2013年11月13日 20:48 ▼このコメントに返信 クリアデータは保存しよう。賢者可愛い
423 名前 : 暇つぶしの名無しさん投稿日:2014年11月04日 10:31 ▼このコメントに返信 賢者が、ハルヒの古泉すぎる
424 名前 : 暇つぶしの名無しさん投稿日:2015年05月30日 17:31 ▼このコメントに返信 のわっち!
425 名前 : 暇つぶしの名無しさん投稿日:2015年06月28日 13:43 ▼このコメントに返信 真魔王はベホマを唱えた! 真魔王の傷が回復した!
ゾーマ系統にベホマが効いてる所で萎えた。全回復が問題なのではなく、ゾーマにはベホマでダメージが与えられる。
ドラクエ3を下地にしたパロだし、ルール無用になってもラスボスが倒すべき悪であることは変わらなかったろ?
だから倒したんだし
ならベホマが効いちゃ駄目だろ。まあそこまで知らなかったんだろうが……そこが惜しい
426 名前 : 暇つぶしの名無しさん投稿日:2016年01月03日 21:23 ▼このコメントに返信 かなり面白かった
97回目で濡れた
427 名前 : 暇つぶしの名無しさん投稿日:2016年05月14日 05:24 ▼このコメントに返信 久しぶりに読みに来たよ。
やはり、いいものだこれは。
428 名前 : 暇つぶしの名無しさん投稿日:2017年04月24日 02:07 ▼このコメントに返信 おもしろかった
ループ終わらせるキーは戦士にあると思ってたわ
戦士だけ毎回異なるコンディションだったし
429 名前 : 暇つぶしの名無しさん投稿日:2017年10月08日 02:16 ▼このコメントに返信 戦士のコンディションが違うのはただただバカだっただけだったとは
長いっ!と思ったけど苦もなく読み進められた
これは良い文だ
430 名前 : 暇つぶしの名無しさん投稿日:2017年10月08日 09:49 ▼このコメントに返信 素直に面白かった。
けどこれってプレイヤーと勇者の思考が一緒ってことなのかね
戦士、僧侶、賢者の思考がセーブ直後に戻ってるなら勇者も戻ってしかるべきだと思うんだけど・・・
自分が何を書きたいのかわからなくなったけど、まあ野暮だろうな