- 1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/25(金) 22:23:17.72 ID:YIsSVBeO0
-
側近「はぁ?いったいなにを言ってるんですか?」
魔王「魔法が使えるなどと言う戯言に付き合う気はないと言っているのだ」
側近「……」
魔王「我が魔王軍から魔道兵団を廃止する。歩兵部隊を増強するのだ!」
側近「ちょっ、何言ってんですか。そんなことしたら人間軍にまけてしまいます!」
魔王「黙れ、私が魔王になったからにはそんな戯言には付き合わん。魔法など存在せん」
側近「いえ、現に魔法は…」
魔王「ならばつかって見せよ」
側近「え」
魔王「魔法が使えるのであれば見せてみよ」
- 2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/25(金) 22:23:48.02 ID:YIsSVBeO0
-
側近「お、おい。ワーウルフ」
ワーウルフ「へ?」
側近「魔法をお見せしろ」
ワーウルフ「ここででっすか?」
側近「早くしろ」
ワーウルフ「は、はいっす!はぁぁ…」ゴゴゴゴゴ
ワーウルフ「闇に堕ちし地獄の太子よ…獄炎となりてすべてを滅ぼせ!」
魔王(何言ってんだ?こいつ…)
- 4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/25(金) 22:24:55.91 ID:YIsSVBeO0
-
ワーウルフ「ファイアーボール!」ゴゥ
側近「どうです!この威力!壁が吹き飛んでしまいました」
魔王「そんなものは見えんぞ」
側近「へ?」
魔王「ふんっ、前魔王のジジイといい、お前たちといい、こんな下らんごっこ遊びをいつまで続けるつもりだ」
ヴァンパイア「おい、こら。言っていいことと悪いことがあるぞ!」
魔王「む?」
ヴァンパイア「あんたが倒したとはいえ、魔道王と呼ばれた前魔王様を侮辱することはゆさねぇ!」
魔王「あのもうろくジジイのことか。ボケもあそこまでいけば奇跡だな」
ヴァンパイア「貴様ー!」
魔王「それに倒しただと?あのジジイが火の上を歩いて渡れるとか言うからやらせてやったら火傷で死んだんだろうが」
ヴァンパイア「まだ愚弄するかー!」
- 7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/25(金) 22:28:09.55 ID:YIsSVBeO0
-
側近「ん?何?人間どもの軍隊が?」
魔王「どうした」
ヴァンパイア「俺の話をきけー!」
側近「伝令によると人間どもの軍がこの魔王城に向かって進行中とのことです」
魔王「魔王が変わったこの時がチャンスと思ったか……情報が早いな」
魔王「仕方ない!兵科は現状のままで構わん!半数は残れ。残りは私と人間どもを迎え撃つ!」
側近「はっ!では、魔王様もこちらの武器を」スッ
魔王「何だこれは」
側近「魔界に伝わる伝説の魔剣ガラティーンでございます」
魔王「なんだ、その恥ずかしい名前の剣は。私はこの普通の鉄の槍で構わん」ヒュン
側近「そんな魔力も込められていない槍でどうします!」
ワーフルフ「そうっすよ!槍よりやっぱ剣っしょ!剣のほうがつよいっすよ」
ヴァンパイア「どうせ槍ならゲイボルクやロンギヌスでも使ったらどうだ」
魔王「何を馬鹿な。剣で槍に勝てるものか。リーチが違うわ!私はこの鉄の槍でよい」
- 9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/25(金) 22:29:25.08 ID:sFsNGH9h0
-
念みたいなもんか
- 10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/25(金) 22:32:04.10 ID:YIsSVBeO0
-
―――魔王城南方1km地点
魔王「来たな。人間ども」
側近「魔道兵団、魔族歩兵団ともに配置につきました」
魔王「歩兵団だけでよいのだが、非常時だ。何もいうまい」
魔王「ん?なんだ?お前の持ってる木の棒は?」
魔族歩兵A「はっ、魔王様!これこそ北の火山より生まれし炎の魔力剣ファイアブランドです!」
魔王「ではお前の持っているそのハタキは?」
魔族歩兵B「はいっ!よくぞ聞いてくれました!これが伝説と歌われる悪魔の王が生み出した魔剣ムラサメです!」
魔王「これは心配だ……」
側近「光った!人間どもに動きがありました!」
- 12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/25(金) 22:37:45.51 ID:YIsSVBeO0
-
―――人間軍
参謀「いいか!我らには神がついておる!王城に輝く聖火が我らの道を照らしてくれる!魔法兵準備は言いか!」
魔法兵団長「魔法兵!構えー!」
魔法兵A「はっ!」
参謀「ここは敵地であるが恐れるな!我らの神がここでもまた真の神なり!詠唱はじめー!」
魔法兵「太陽の神アポロンよ……その光を持ちて我らの矢となりたまえ!」
魔法兵団長「てぇー!」
魔法兵「ライトボール!」カッ
- 13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/25(金) 22:39:34.28 ID:YIsSVBeO0
-
―――魔王軍
側近「きたっ!魔法の攻撃です!」
魔王「ん?どこだ?見えないが」
魔道兵A「ぎゃああ!光の玉があああああああ」
側近「怯むな!魔族の魔力を見せてやれ!」
魔道兵B「はっ!深遠よりいでし漆黒よ……我らの炎となりて敵を焼き尽くせ!」
魔道兵「ダークファイアー!」
魔王「お前達言ってて恥ずかしくないのか?」
側近「歩兵隊よ!我らが援護する!進めー!」
ワーウルフ「いよっしゃー!先方は俺にまかせてくれっす!今夜は満月っすから……アオオオオン!」
魔王「どうした、ワーウルフ。突然叫んで」
- 14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/25(金) 22:42:25.64 ID:YIsSVBeO0
-
ワーウルフ「満月が俺を狼へと変えるんすよ。アオオオオオオオオン!力10倍っす」
魔王「変わっておらんが……」
ワーウルフ「歩兵部隊いくっすよ!くらえー!ギャラクティカマグナム!」
魔族歩兵A「将軍につづけー!真空!虎牙破斬!」
魔族歩兵B「空波斬!」
魔王「お前ら!そんな敵から離れて何をやっておる!剣が届くわけないだろうが!」
魔王「ええい!馬鹿馬鹿しい!私が出る!」ザッ
- 16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/25(金) 22:46:09.56 ID:8cRPBKQR0
-
魔法が見えないのか…
- 17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/25(金) 22:47:37.92 ID:YIsSVBeO0
-
―――人間軍
魔法兵「ま、魔王だ!魔王が出たぞおおおおおお!」
魔法兵「ひいいい!なんて恐ろしい顔だ」
魔王「ひどい言われようだな」
魔法兵「肌が青色だぞ……まさに悪魔のようだ」
魔王「肌は肌色だ!」
人間魔法兵「頭にも恐ろしい!二本のつのが!」
魔王「角などないぞ!」
人間魔法兵「そして……頭の真ん中に……おおっ!恐ろしい!アホ毛が」
魔王「アホ毛のことだけは言うな!」
- 19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/25(金) 22:52:44.75 ID:YIsSVBeO0
-
魔法兵団長「落ち着け!」
魔法兵「おおっ!団長がきてくれたぞ」
魔法兵「団長ー!」
魔法兵団長「たとえ魔王であろうと我等の敵ではない!お前たちの魔力をオラに分けてくれ!」
魔法兵「はっ!みんな手を天に上げろ!」
魔法兵「おおおおおおおおおおおお!」
魔法兵団長「大天使ミカエルよ!我等の祈りに答え、その神威を示したたまえ!おおおおおおおおおおお!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
魔王「何いってるんだ?こいつら」
側近「魔王様危険です!お下がりください!」
魔法兵団長「エターナルフォースブリザード!」カッ
側近「魔王様には指一本触れさせん!はああああああ」
側近「カルマよ!我がカルマ!ここに顕現し力を示せ!開け!地獄の門!」
側近「ダークバリアー!」カッ
- 21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/25(金) 22:56:05.58 ID:YIsSVBeO0
-
魔法兵団長「おおおおおおおおおおおお!」ドドドドドッ
側近「ま、魔王様……今のうちにお逃げください」ビリビリッ
側近「は、はやく……ぐぐぐぐぐぐっ、長くは持ちません」
魔法兵団長「みんな!もう少しだ!もう少しだけオラに魔力を!おおおおおおおお!」ドドドドドッ
側近「手が……指が溶ける……魔王様ばんざああああああああい!」ジュウ
魔王「お互いに手のひら向け合って何をやっとるんだ?お前達は」
魔法兵団長「魔王!どどめだあああああああ!」
魔王「……」シーン
魔法兵団長「なんだと!?エターナルフォースブリザードがはじかれた!?なんという魔力!」
魔王「ごっこ遊びは家でやれ!」ドスッ
魔法兵団長「ごふっ……」
魔王「槍で一撃ではないか」
- 25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/25(金) 23:01:45.80 ID:YIsSVBeO0
-
魔法兵「団長がやられたぞおおおおおおお!衛生兵ー!」
魔法兵「蘇生だ!蘇生魔法をかけろ!」
衛生兵「はぁぁあ……な、なんだこれは……傷が治らない……」
魔王「手をかざしただけで傷が治るはずないだろう」
魔法兵「呪いだ……魔槍か……魔王の魔槍の呪いだあああああああああ!」
魔王「ただの鉄の槍だ!」
側近「魔王……さ……ま……」ガクッ
ワーウルフ「側近様……惜しい人を亡したっす……」
魔王「貴様、まだ何もしておらんではないか!さっさと起きて戦え!」バシーン
側近「あいたっ!」
ワーウルフ「すごい!ビンタ一発で治ったっす……」
- 26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/25(金) 23:04:38.21 ID:sFsNGH9h0
-
全員中二病か
- 27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/25(金) 23:06:39.26 ID:YIsSVBeO0
-
魔族歩兵「魔王様の治癒魔法か!死んだ人間を生き返らせた!」
魔族歩兵「うおおおおおおおおおお!ビンタ一発魔法!魔王様!魔王様!」
魔王「いいから進めー!」
魔族歩兵「ギャラクティカマグナム!」
魔王「意味のない遠隔攻撃はやめろ!」
参謀「た、退却だーーーーーー!」
ワーワー
- 28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/25(金) 23:11:11.63 ID:YIsSVBeO0
-
―――魔王城
側近「いやぁ、快勝でしたね」
魔王「勝った気がせんがな」
側近「ヴァンパイア、これであなたもちょっとは魔王様を見直したでしょう」
ヴァンパイア「まぁ、あんた強いってことは分かったよ。恐ろしいほどの魔力と魔法だ」
魔王「いや、魔力も魔法もないといっているだろうが」
ヴァンパイア「ふん、謙遜は嫌味だぜ」
伝令「側近様……」ゴニョゴニョ
側近「何!?」
魔王「どうした?」
側近「そ、それが先の戦いで捕獲した敵兵なのですが」
魔王「ああ、確か地下牢に入れておくように命じたな」
側近「それが……全員逃げられてしまいました」
魔王「なんだと!?誰だ!警備についていた者は!」
側近「ゴーストです」
- 30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/25(金) 23:16:21.42 ID:YIsSVBeO0
-
魔王「ゴースト?知らんやつだな。とにかく呼べ!」
側近「すでに来ております。さぁ、釈明しろ。ゴースト!」
魔王「ん?え?どこだ?どこにいる?」
側近「ゴースト!お前魔王様になんてことを言うんだ!言い訳にしても見苦しいぞ!」
魔王「お、おい。側近、貴様誰と話をしておる?ゴーストなどいないではないか?」
側近「ゴーストなどいない……ひ、ひぃ!」
ワーウルフ「ま、まさか魔王様やっちまうっすか」
ヴァンパイア「いないことにしちまうってか」
ゴースト「」
側近「ゴーストおおおおおおおおおおおおお!」
ヴァンパイア「さすが魔王だぜ……容赦ねぇな」
ワーウルフ「消しずみっす」
魔王「何?私が今何かしたのか?消したのか?ゴーストを?」キョロキョロ
ヴァンパイア「あんたの恐ろしさ……理解したぜ……もうさからわねぇよ」
- 567:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 08:42:33.98 ID:nyjzqE+n0
-
>>30
わろたw
- 31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/25(金) 23:17:26.94 ID:WzesCKGZ0
-
やべえ
- 32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/25(金) 23:21:38.39 ID:YIsSVBeO0
-
側近「逃げた人間どもから我等の情報が漏れる危険もあります。これはこちらも敵の情報を得る必要があるかと」
魔王「そうだな。密偵が必要か」
ヴァンパイア「それなら俺がうってつけだろう」
魔王「何?」
ヴァンパイア「俺にはこの変化の術がある」ドロンッ
側近「おおっ!一瞬でこうもりに」
ワーウルフ「変化というか正体っすよね」
ヴァンパイア「そしてこの飛行能力がある。ハハハハハハ!では行ってくるぞ!」パタパタ
側近「窓から飛んでいってしまいましたね」
魔王「私にはおっさんが口でパタパタ言いながら壁を降りていくのが見えるのだが……」
- 33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/25(金) 23:21:43.30 ID:XA1bELf40
-
魔王の状況がだんだん可愛くなってきた
- 34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/25(金) 23:22:43.94 ID:XA1bELf40
-
どっちが頭おかしいのか真偽不明だなwwwww
- 35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/25(金) 23:23:56.19 ID:Gljfoi9M0
-
壮大なドッキリだな
- 37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/25(金) 23:26:58.95 ID:YIsSVBeO0
-
―――王城
ヴァンパイア(ここが人間の城か……くくくっこうもりの姿ならバレまい)
王様「何!?敗退だと!?」
参謀「はっ……兵力では勝っていたのですが……」
王様「ならば何がまずかったのだ!戦略か!ならば貴様の責任だぞ!」
参謀「いえ!そ、それが魔王です!やつ一人に我が軍はなすすべもなく……くっ」
王様「魔王だと!?新しくなった魔王がか!?王座についたばかりで力もないものと思っておったが……」
参謀「やつの魔力に魔法も弾かれ……やつに受けた傷は治癒魔法さえ効かず……」
王様「なんと恐ろしい……」
参謀「我ら人間はこのままやつに屈するしかないんですか。くっ……」
勇者♂「そんなことはねぇよ!」
- 40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/25(金) 23:31:17.86 ID:YIsSVBeO0
-
王様「お前は……勇者!間に合ったか!」
勇者「ああ、ちっと南のほうで魔族を叩くのに手間取ってたがな。北方の魔王?相手にとって不足はない。なぁ、みんな」
魔法使い♀「当然!魔力が強い?あはは、あたしの魔法で消し炭にしてやるわ」
賢者♀「それはわたくしの台詞でしょう?姉さん。わたくしの魔法で八つ裂きです」
僧侶♀「だ、大丈夫でしょうか。あの……その……」ビクビクッ
参謀「こ、この方たちは?」
王様「預言の勇者たちだ!」
参謀「預言?」
- 46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/25(金) 23:36:36.06 ID:YIsSVBeO0
-
王様「ああ、ババさま!」
預言者「なんじゃ?」
王様「預言をもう一度聞かせてくれ」
預言者「よかろう……おお……見える……見えるぞ……」
預言者「おお……恐ろしい……世界が青き混沌に支配されようとしておる……」
参謀「青き混沌!?魔王のことか!?確かに全身青色の化け物でした!」
預言者「その者、青き混沌を晴らすため……狼を駆り……聖なる力を得るだろう」
預言者「聖なる力と声が響き渡り、その後世界は混沌から救われるであろう!」クワッ
王様「その者こそこの勇者殿だ!そして魔法使いと賢者、この二人は双頭の狼ケルベロス姉妹と呼ばれておる。魔法でかなうものはおらん」
参謀「おお!ではこの僧侶は?」
王様「なんか聖なるとか言っておったので入れてみた」
参謀「……」
僧侶「あはっ……は」
- 48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/25(金) 23:41:57.61 ID:YIsSVBeO0
-
勇者「まぁ俺たちに任せておけば安心よ。青き混沌の魔王もおしまいだぜ」
王様「期待しておるぞ」
ヴァンパイア(勇者か……これは知らせねば我等の存続が危ないな)
僧侶「あ、あの……ところであの窓のところにいるおじさんは誰ですか?」
王様「何!?」
勇者「何者だ!」バッ
ヴァンパイア「俺に気づくとはさすがだな!勇者よ!」
勇者「こうもり!?」
ヴァンパイア「今の話効かせてもらった!勇者よ!我ら魔族、貴様を決して生かしてはおかん!預言は絶対に阻止するぞ!ハハハハハハハハ」パタパタ
勇者「待ちやがれ!くっ……逃げられた!」
僧侶「おじさんがぱたぱた言いながら壁を降りていく……」
- 49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/25(金) 23:43:33.96 ID:C5afJ1DP0
-
この僧侶もか
- 52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/25(金) 23:47:12.40 ID:YIsSVBeO0
-
勇者「なんだ?僧侶?」
僧侶「な、何でもありません!何も見てません!私何もおかしくありません」ブンブン
勇者「しかし、さすがだな。僧侶。あのわずかな魔力を見逃さないとは」
魔法使い「あたしは魔法は使うばっかで感知系は苦手なのよねぇ」
賢者「僧侶さんにはかないませんね」
僧侶「いや、あの……ごめんなさいごめんなさい」ペコペコ
王様「魔王にお主のことを知られた以上、のんびりもしてられぬ。頼んだぞ!勇者」
勇者「ああ!任せておけ!魔王は俺が必ずしとめる!」
- 54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/25(金) 23:51:56.27 ID:YIsSVBeO0
-
―――魔法使いの家
魔法使い「出発前に我が家でゆっくりくつろいでいってよ」
賢者「わたくし達の実家、この国なんですよ」
勇者「悪いな、ありがたいぜ。宿屋よりゆっくり出来るな」
僧侶「あ、あのこの料理なんですが……」
魔法使い「あたしの手料理よ。母さんにも手伝ってもらったけどね」
賢者「ほとんど母さんの料理でしょ」
魔法使い「言わなきゃわかんないのに!もう!」
勇者「はははははは、でも旨いよ」
僧侶「このシチュー火が通ってないような……」
魔法使い「火?あたしの魔法の炎でたっぷり暖めたわよ」
勇者「そうだぜ。こんなに熱々じゃねえか。はふはふっ……」
僧侶「魔法の炎……煮えてない……ううっ硬い」ガリッ
- 55: ◆.tqjWPYjS. :2013/01/25(金) 23:56:41.88 ID:YIsSVBeO0
-
勇者「はぁ?僧侶……お前もしかしてまだ魔法なんて存在しないとか言い出すんじゃねえだろうな」
僧侶「な、何言ってるんですか!魔法はありますよ!私だって使い手です!」
勇者「だよな。でもまたそんなこと言ってると施設に入れられちまうぞ?」
僧侶「ひぃ!だ、だだだから違います……ちょっと食欲がないだけで……」
勇者「まぁいいや、それよりお前らの母さんにあいさつさせろよ。料理のお礼もしないとな」
賢者「あ、じゃあわたくしが連れてきますね。母さーん!ほらっ、こっちこっち」ズルズルッ
賢者「この間母さん死んじゃって蘇生受けたばっかだから少しだけですよ」
ズルズルッ
勇者「あ、おばさんお邪魔してまーす」ペコッ
僧侶「ひぃ!し、死体!?」
- 56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/25(金) 23:57:46.86 ID:fLmHsScw0
-
ホラーじゃねぇかwwwwwww
- 57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/25(金) 23:58:03.58 ID:PzgjsuLc0
-
なんだか雲行きが怪しくなってきたぞ
- 58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/25(金) 23:58:13.51 ID:9kucFYo20
-
頭おかしいわ・・・
- 59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/25(金) 23:58:14.59 ID:WzesCKGZ0
-
これあかん奴や
- 64: ◆.tqjWPYjS. :2013/01/26(土) 00:02:04.03 ID:DtoM5NhL0
-
勇者「ん?」
僧侶「な、なんでもないです……」
魔法使い「あはは、もうっ母さんったら久しぶりのお客さんだからってはしゃいじゃってぇ」ズルズルッ
賢者「ほらっ、ここに座っておしゃべりしましょう」ドスン
僧侶「あ……ああ……神様……」ブルブルッ
勇者「どうしたんだ?僧侶、おかしなやつだな。まぁ、明日から戦場だからな。ちゃんと寝ておけよ」
ワイワイ
僧侶(怖い……怖い……誰か助けて……)
- 65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 00:06:49.90 ID:DtoM5NhL0
-
―――魔王城南方30km砦
側近「ヴァンパイアの情報のおかげで先手を取れましたね」
魔王「ああ、だが、ここまで進出したおかげで前線が延びてしまった。一度兵たちも交代させねばなるまい」
魔王「ちょうど魔王城の歩兵部隊の兵錬が終わるころだな。半数を城に戻して城から歩兵部隊を向かわせる」
側近「では私が半数を交代させてきましょう。魔王様はこちらで指揮を」
魔王「わかった……ん?」
ヴァンパイア「魔王!これはどういうことだ!」
魔王「これとな何のことだ?」
ヴァンパイア「これだ!この俺の部隊の編成表だ!俺の魔法兵団がすべて歩兵に降格だと!?いったい誰のおかげでここまで来れたと思ってるんだ」
魔王「降格ではない。正当な戦力増強策だ」
ヴァンパイア「何を馬鹿な!我が血族は古より伝わる吸血鬼の家系!魔力こそ戦力の源だぞ!それを歩兵などと」
- 68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 00:11:39.22 ID:DtoM5NhL0
-
魔王「それでな、側近。歩兵は槍兵と弓兵をメインとする。長距離武器を活かすのだ。城の兵たちにも伝えよ」
側近「はっ!」
ヴァンパイア「聞けよ!」
魔王「だから何度も言っているだろう。魔法など存在せんと」
ヴァンパイア「あー!そうかい!わぁったよ!おい!側近!城に戻るんだろう!俺も帰る!」
魔王「好きにしろ」
側近「じゃあ、一緒に戻りますか」
ヴァンパイア「じゃあな!」
- 70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 00:16:50.04 ID:DtoM5NhL0
-
―――砦兵舎
側近「え?私だけ一足先に魔王城へ?」
ヴァンパイア「そのほうが効率いいだろ。俺は半数を魔王城に戻す。あんたは半数を魔王城から連れてくる。一緒にやれば半分の時間だ」
側近「確かにそうですけど……」
ヴァンパイア「任せておけって!ちゃんとやるからよ」
側近「分かりました。ではお任せします。一足先に馬を飛ばして行きます!それでは!」
パカッパカッ
ヴァンパイア「行ったか……魔王のやろう……見てろ」
ヴァンパイア「司令官!司令官はいるか!」
司令官「はっ、ヴァンパイア将軍。何事でしょうか」
ヴァンパイア「兵を交代させることは聞いているな」
司令官「はっ、城で兵連をつんだ弓兵と槍兵を投入するとか」
ヴァンパイア「そのとおり。そのため全軍ここよりいったん撤退する」
- 71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 00:17:39.73 ID:/+NpgLQ70
-
透明魔法使うときは全裸になるんだろうか
つまりサキュバスがその魔法を使えば・・・
- 72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 00:21:04.81 ID:dJMWYPIxO
-
サキュバスは当然のようにババアだろうけどな
- 73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 00:22:24.53 ID:DtoM5NhL0
-
司令官「はっ!?半数と聞いておりましたが……」
ヴァンパイア「予定は変更だ。魔王様もすでに城へ戻られた。一度城でこの伸びすぎた前線を立て直す!」
司令官「本当ですか?この苦労して手に入れた砦を手放すとは」
ヴァンパイア「俺が信用できないのか!?」
司令官「い、いえ!了解しました!全軍撤退準備!」
ヴァンパイア(くくくっ、これで魔王はこの砦に一人。人間軍の餌食になるがいいわ)
ヴァンパイア(城には魔王様の命令だったとでも言っておこう。あいつさえいなければ最悪力ずくでも何とかなる)
- 74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 00:27:41.23 ID:DtoM5NhL0
-
―――砦南方
勇者「見えてきたな。あの砦か」
参謀「はっ!先日魔王に選挙されまして、今も立て篭もっております」
魔法使い「なっさけないわねぇ、あんたたちも」
参謀「くっ……」
勇者「いや、もし魔王が俺と同じくらいの実力があるのであればそれも無理ないだろ」
賢者「そうですね。一般兵がいくらいても同じでしょう」
僧侶「そ、それでどうするんですか……」
勇者「参謀さんよ、あんたたちは後ろのほうからついてくりゃいいよ。あの砦程度一人ででも落してやるからよ」
参謀「それでは我等の役目は……」
勇者「まっ、雑魚が逃げ出さないように城を囲んでてくれ。はーっはっはっは」
- 79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 00:33:12.97 ID:DtoM5NhL0
-
―――砦内
勇者「っと言ったものの……誰もいねーじゃねーか!」
参謀「そんなまさか……確かに落されたのはこの砦ですが」
魔法使い「あたしたちに恐れをなして逃げたんじゃないのぉ?」
僧侶「ゆ、油断しちゃだめですよ……死んじゃったらおしまいです」ビクビクッ
賢者「そのときはあなたが蘇生すればいいじゃないですか。ねぇ?」
僧侶「人は死んじゃったら生き返ら……いえ、なんでもないです」
参謀「ここが仕官の部屋でしたが……」
勇者「どれ、ちょっとどいてな。おらぁ!」
バーンッ
魔王「誰だ!ドアを蹴って開けるやつは!どういう教育を受けて……ん?」
- 82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 00:37:19.54 ID:DtoM5NhL0
-
参謀「ぎゃああああああああああああ!まままままままま……」
勇者「青い肌……」
魔法使い「頭に二本の角……」
賢者「そしてアホ毛……」
魔王「アホ毛のことは言うな」
僧侶「青?角?どこに……?」
勇者「お前が魔王か!」
魔王「人間どもか!?兵たちはどうした!?」
勇者「誰もいなかったぞ!」
魔王「なに!?どうなっている?何者だ!」
勇者「俺か?俺は勇者。青き混沌の魔王!お前を滅ぼす者だ!」
魔王「はぁ?」
- 83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 00:43:27.27 ID:DtoM5NhL0
-
勇者「僧侶!」
僧侶「は、はい」
勇者「魔王の弱点が分析できるか」
僧侶「え……その……多勢に無勢ですからみんなで弓でも射掛ければ倒せるんじゃないかと……」
参謀「馬鹿な!数千の軍でもかなわなかったんですぞ!」
勇者「僧侶、お前腹へって頭に血が回ってないんじゃないか?」
僧侶「確かにお腹はすいてますけど……いつも生のものばっかでほとんど食べられないし……」
勇者「仕方ねえ、俺たちでやるか」
勇者「僧侶、お前は一般兵たちと一緒に下がってな。ちょろちょろしてると消し飛ぶぞ」
参謀「は、はい!」ザッ
- 86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 00:48:13.21 ID:DtoM5NhL0
-
勇者「行くぞ!みんな!」
魔法使い「まかせて!」
賢者「あなたは双頭の狼の力を知ることになる」
僧侶「え、えっと……その……よろしくおねがいします」ペコッ
魔王「何やら分からんが……くっ……武器がないがやるしかないようだな……」
勇者「はぁああああああああああ!神よ!我に力を!」
勇者「神装!!!」
勇者「説明しよう!神に選ばれし勇者はその魔力を開放することにより、神に等しい力をその身に装着し、詠唱なしでその神威を使用できるのだ!」
僧侶「じ、自分で言っちゃうんですか……」
魔王「お前言ってて恥ずかしくないのか?勇者」
勇者「お前魔法兵団長のエターナルフォースブリザードを破ったそうだな」
魔王「破る前にそんなものはなかったがな」
勇者「俺のはちっとレベルが違うぞ!はああああああああああああ!」
- 88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 00:53:38.99 ID:DtoM5NhL0
-
勇者「賢者!魔王に呪縛を!」
賢者「おっけー!臨!兵!闘!者!皆!陣!列!前!行!」
賢者「九龍結界陣!」
勇者「魔法使い!神装強化だ!」
魔法使い「まかせて!ほおおおおおおおお!世界に数多にかける力の象徴よ!力の神アスラよ!我らに力を!」
魔法使い「マッスル……マッスル……マッスルオクレ!マッスルパワーアップ!!」
勇者「おおおおおおおおおおおおおおお!力がみなぎるううううう!いくぞおおおおおおおおおおお!」
勇者「エターナルフォースブリザアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアド!」
ドギャアアアアアアアアアアアアアアア
魔王「あのな、お前今、自分でドギャアとか言ってるからな……」
勇者「なに!?弾かれただと!?」
魔法使い「あたしが強化した魔法で……そんなまさか!」
- 93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 00:59:24.85 ID:THofdu2c0
-
>>魔法使い「マッスル……マッスル……マッスルオクレ!マッスルパワーアップ!!」
ワロタ
- 92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 00:59:02.62 ID:DtoM5NhL0
-
魔王「ではこちらから行くか」ザッ
賢者「動いた!?結界の呪縛も聞いてないですって!?」
魔王「武器がないから素手になるが……体術は一通りこなしておる」
魔王「いくぞ!」ザッ
僧侶「上段突き!」ドスッ
魔王「うぐっ……何……お前は……」
僧侶「……」ヒュンヒュン
魔王「棒術だと……」
勇者「僧侶!?お前そんなことできたのか!?」
僧侶「教会で一通り棒術は教わりましたから」
僧侶「返し突き!薙ぎ払い!」ガッガッ
魔王「うっ……シンプルだが……強い!」グラッ
僧侶「足払い!」カッ
魔法使い「僧侶!もっと魔法も合成して使いなさいよ!ほらっ!グランドスラムとか!」
僧侶「そんなのないです……」
- 95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 01:03:20.88 ID:EXwdiB1b0
-
思ったよりシュールで笑う
- 96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 01:04:11.13 ID:DtoM5NhL0
-
勇者「まぁいい!よくやった僧侶!あとは任せな!」ドンッ
僧侶「きゃっ」ドテッ
勇者「いくぜ!魔法使い!賢者!」
勇者「エターナルフォース……」
魔法使い「ハイパーマッスル……」
賢者「化血陣発動……」
魔王「ええい!馬鹿馬鹿しい!いい加減それやめんか!」
魔王「この世界に魔法なんぞ存在せんのだぞ!」
僧侶「え……」ドキッ
僧侶(魔法が……ないって言った?)
魔王「ごっこ遊びは家でやれい!」ドガッ バキッ ドスッ
勇者「く、くそ!!な、なんて魔力だ」
魔法使い「や、やられる……」
- 98:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 01:05:16.08 ID:/sc4ZYhg0
-
フラグが
- 99:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 01:07:19.84 ID:hY7X7cQ30
-
つづきはよ
- 103:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 01:09:04.55 ID:DtoM5NhL0
-
賢者「いえ、さっきの僧侶の攻撃は効いていたわ……もしかして……勇者。さっきの僧侶の分析はあっていたんじゃ……」
勇者「何?」
賢者「僧侶を信じてみましょう」
勇者「くっ……信じられねぇが……参謀!いるか!」
参謀「はっ」
勇者「やつに弓を射掛けろ!普通の弓でいい!」
参謀「で、でもそんなものじゃ怒りを買うだけじゃあ……」
勇者「はやくやれ!」
参謀「は、はい!弓を撃てー!」
ドスッ
魔王「ぐっ……なん……だと……腕が……」
参謀「き、効いている!?ど、どんどん撃ち込めー!」
ヒュンヒュンッ
- 104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 01:11:06.94 ID:THofdu2c0
-
魔王さまー!!
- 105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 01:11:22.50 ID:cuu7OABS0
-
レベルを上げて物理で殴ればいい
- 106:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 01:11:36.04 ID:sTxGOt6d0
-
ここはラストリベリオンの世界だったかー
- 109:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 01:14:03.15 ID:DtoM5NhL0
-
魔王「くっ……こいつはまずい」サッ
参謀「逃がすな!囲め!」
魔王「まずい……やられる……いや、だが……こいつらは魔法があると信じている……」
魔王「そこをつけば……」
魔王「うおおおおおおおおおおおおおおおお!」
参謀「ひ、ひぃ!吼えた!」
勇者「魔力が膨れ上がったぞ!気をつけろ!」
魔王(ひるんでいる……いけるか!?)
魔王「こ、これだけはやりたくなかったが……仕方ない……」
- 115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 01:17:20.60 ID:DtoM5NhL0
-
魔王「すーぱーうるとら……///」
魔王「みらくるぎゃらてぃっく……///」
魔王「すぺちゃるぼんばーろいやるふぁいなる魔王びーむ!!!///」カー
勇者「……」
魔法使い「……」
賢者「……」
参謀「……」
シーン
魔王「くっ……恥ずかしい……いっそ死にたい……くそっ///」カー
僧侶(あ、あの反応……もしかしてあの人は……私と同じ……?それにちょっと噛んだ?)
- 116:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 01:18:06.52 ID:7TpSr+0N0
-
かわいい
- 117:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 01:18:25.94 ID:TkswM/mk0
-
かわいい
- 120:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 01:19:00.64 ID:2NgXcfcvO
-
なんだこの魔王
- 127:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 01:22:06.68 ID:DtoM5NhL0
-
魔王「あれだけの屈辱を耐えたのに……効かなかったのか……?」
勇者「ぎゃああああああああああああ!目が!目がつぶれたああああああああああ!」
魔法使い「ひぃいいいいいいいい!焼ける!全身が焼けるように熱いわ!」
賢者「おおおおおおおおおおおお!体の内側から呪いがあふれて……きゃあああああああ!」
参謀「……ぶくぶくっ」ガクッ
魔王「き、効いた!よし!この隙に……」
勇者「僧侶おおおおおおお!回復をしろおおおおおおお!」
僧侶「え……」
勇者「お前の法力ならいけるだろ!はやくしろおおおおおおおお!みんなしんじまうぞ!」
僧侶「で、でも……」
勇者「はやくしろおお!また施設送りにするぞ!ごらあああああ!」
- 130:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 01:24:28.66 ID:0xW3RxV10
-
FFTでいうfaithだな
- 138:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 01:26:05.01 ID:5OXu9UXM0
-
>>130
魔王と僧侶のfaithが低すぎるのか
- 140:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 01:27:11.95 ID:mrblvYxq0
-
>>138
すげぇ納得するwww
- 131:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 01:24:47.47 ID:DtoM5NhL0
-
僧侶「ひぃ!わ、わかりました。え、えっと……すーぱーうるとらみらくるぎゃらてぃっく……///」
魔王「お、おい!やめろ!それさっき私が……///」カー
僧侶「すぺちゃるぼんばーろいやるふぁいなる癒しの手!!!///」カー
魔王「ぎゃああああああ!やめろおおおおお!」
勇者「き、きたきたきたああああああ!体が治っていくぜ!しかも魔王にダメージまで!」
勇者「さぁ、こっちには無限の回復力がある!やっちまうか!」
魔王「くっ……ここまでか」
- 132:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 01:24:48.63 ID:XRgu4uhxO
-
それぞれダメージ受けるとこ違いすぎワロタ
- 134:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 01:25:05.17 ID:2NgXcfcvO
-
これ魔王と僧侶にとってはシュールな光景だな
- 139:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 01:27:05.90 ID:JR3eyrjQ0
-
>>134
僧侶はやらなきゃ幽閉魔王はやらなきゃ死亡
命がけの黒歴史だぞ
- 143:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 01:29:15.88 ID:7s/1Afsf0
-
>>139
黒歴史にもほどがあるな
- 146:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 01:30:41.34 ID:2NgXcfcvO
-
>>139
やらなきゃ死ぬし、やっても死にたくなるって最悪だなwww
- 137:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 01:26:03.03 ID:tuUcW3x80
-
しかし魔王は全身に矢を受けても割と平然としているあたり
フィジカルは魔王なんだなw
- 145:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 01:29:45.37 ID:DtoM5NhL0
-
僧侶「ま、待ってください!」
勇者「なんだ、僧侶。なにかあるのか」
僧侶「ま、魔法がないって言ってました……よね?」
魔王「ああ!魔法など存在せん!」
勇者「僧侶!耳を貸すな!きっと幻惑魔法だ!」
僧侶「で、でも……」
参謀「ゆ、勇者殿!大変です!」
勇者「ああ、もう!今度はなんだ!」
参謀「外に魔族が……」
側近「魔王様あああああああああああああ!」
魔王「側近!?下か!?」ガタッ
ワーウルフ「助けにきたっすよー!っていっても俺達だけっすけど」
側近「早く逃げて!馬は用意してあります!」
魔王「助かったぞ!ここは退かせてもらう!」バッ
- 152:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 01:34:28.05 ID:DtoM5NhL0
-
勇者「逃がすな!弓を放て!」
参謀「はっ!」
ヒュンヒュンッ
僧侶「あっ!ま、待って……」
魔王「なんだ?さっきからの様子を見ていたが……お前……もしかして私と同じか?」
僧侶「わ、私も連れて……きゃっ」
魔王「来るがいい!」バッ
勇者「窓から逃げたぞ!」
魔法使い「僧侶がさらわれたわ!」
賢者「僧侶は幻惑魔法にやられたんです!はやく追わないと!」
魔王「はぁ!」パカッパカッ
僧侶「あの……あの……」
魔王「しっかり捕まっていろ!」
僧侶「はいっ!」ギュッ
- 157:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 01:37:02.65 ID:7s/1Afsf0
-
魔王が王子様にみえる
かっこいい
- 158:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 01:37:40.94 ID:aC/tKAzI0
-
勇者が空気でワロス
- 162:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 01:39:17.58 ID:DtoM5NhL0
-
―――魔王城
魔王「事情を説明してもらうか。側近……うぐっ……」
側近「それより怪我の治療を!治癒魔法の得意なものを呼びますので」
魔王「いらんっ!包帯と傷薬をよこせ!」
側近「そ、そんなんでいいんですか?はい」スッ
魔王「お前達に任せておいたら傷が腐るわ」ペタペタ
僧侶「あ、私やります」ペタッ
魔王「そうか。頼む」
側近「で、その女は?どうするんです?」
ワーウルフ「へへへっ、食べるんっしょ?ねぇ、ちょっと俺にもかじらせてくださいっす」
僧侶「ひぃ!」ガクガクッ
魔王「誰が食べるか!こいつに手を出したら許さんからな!」
ワーウルフ「えー」
魔王「それよりどうして砦に私一人残して退却したのだ。側近」ギロッ
- 173:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 01:44:12.93 ID:DtoM5NhL0
-
側近「わ、私じゃないですよ!そんな魔眼で攻めないでください」
魔王「ならばどうしたというのだ」
側近「ヴァンパイアのやつが裏切ったんです。態度がおかしかったので問い詰めたら吐きました」
魔王「それでやつは?」
側近「地下牢に入れております」
魔王「またゴーストやらに見晴らせておるわけではなかろうな」
側近「ゴーストは魔王様がやっちゃったじゃないですか」
魔王「しかしヴァンパイアのやつはなぜ……」
魔王「どうも魔道兵が減らされるのが気に食わなかったみたいですね」
魔王「そんなくだらん理由で……」
グー
魔王「なんだ?側近お前か?」
側近「ち、違いますよ!」
グー
- 179:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 01:47:24.54 ID:gUU35NPx0
-
側近「ゴーストは魔王様がやっちゃったじゃないですか」
ワロタ
- 181:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 01:48:47.72 ID:2NgXcfcvO
-
この世界ではスライムとかゴーレムとかの魔法生物はどうなってるんだ
- 187:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 01:50:38.63 ID:Gmc3z0Xa0
-
>>181
ただの置物じゃね
- 190:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 01:51:12.86 ID:00g4aDCL0
-
>>181
着ぐるみじゃね?
- 182:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 01:49:00.23 ID:DtoM5NhL0
-
魔王「何の音だ?」
僧侶「あ、あの……あのあの……///」カー
僧侶「ごめんなさい……最近あまり食べてなくて……」
グー
僧侶(ううっ……はずかしい……だって勇者様たちの食べ物火が通ってなくて食べられなかったんだもん……)
魔王「そういえば私も腹が減ったな。空腹では怪我も治らん。よしっ、食堂に行くぞ」グイッ
僧侶「あっ……」
魔王「そこで食事でもしながらお前の話も聞かせてもらおう」
- 192:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 01:53:46.84 ID:DtoM5NhL0
-
―――食堂
魔王「食事ができるまで話を聞かせてもらおうか」
僧侶「あの……あの……」ビクビクッ
魔王「なぜ一緒に来た?」
僧侶「それは……その……一緒かと思ったから……」
魔王「一緒とは何がだ」
僧侶「魔法なんて存在しないって……」
魔王「やはりそれか。お前も魔法が見えないのだな?」
僧侶「じゃあやっぱり魔王様も……」
魔王「だが、そんなお前がなんで勇者とともに魔法の使い手をしているのだ」
僧侶「あの……ここではどうなのかわかりませんけど、王国じゃ魔法が見えないなんて言ったら絶対いけないんです……」
魔王「言えない?」
- 204:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 01:59:21.20 ID:DtoM5NhL0
-
僧侶「そんなことを言ったら異常者として施設に収容されてしまうんです……だから……私も見えるふりをしていました……」
僧侶「でも……施設に入れられてしまって……」
魔王「魔法が見えるふりをしていたのになぜ施設にいれられるのだ?」
僧侶「私の両親は神官で、教会で働いていたんですが……二人とも事故で亡くなってしまいました。それで私は両親を埋葬して弔ったんですが……」
僧侶「そ、それを……それをみんなは生きてる両親を私が生き埋めにしたって!そして蘇生させると言って両親の遺体を掘り出して……」ブルブルッ
僧侶「両親は生きてることになってますが遺体はそのままです……私は施設に入れられてしまいました」
魔王「なんと……人間達の国ではそんなことが……」
僧侶「だから私は施設に入ってからは絶対に魔法が見えないなんて言いませんでした……魔法を使えるふりまでしました」
僧侶「そのうち魔法攻撃に動じない私は高位の僧侶ということになって……」
- 213:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 02:04:30.09 ID:DtoM5NhL0
-
僧侶「で、でも……私のような出来損ないと同じ境遇なのに……魔王様は堂々と魔法など存在しないって……」
魔王「出来損ないだと!?馬鹿を言うな!自分を信じないでどうする!」
僧侶「魔王様……」
魔王「僧侶とかいったか。お前には私の姿がどう見える?」
僧侶「ど、どうって……アホ毛の生えてる以外は普通の人ですよね?肌も肌色ですし」
魔王「アホ毛いうな。そうだ、私もお前も同じ人間だ。何も恥じるところなどないな」
僧侶「……///」ポーッ
魔王「おっと食事がきたようだ。続きは食べながら話すか」
- 216:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 02:05:38.50 ID:aC/tKAzI0
-
わっふるわっふる
- 219:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 02:06:26.06 ID:mrblvYxq0
-
魔族ですらないんかいwwww
おっさんばかりとかビジュアルやばいな
- 225:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 02:09:46.68 ID:aC/tKAzI0
-
僧侶の世界観だと死体がいっぱい溢れてるわけだ
やばい
- 227:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 02:11:43.84 ID:mrblvYxq0
-
>>225
死体飾っておしゃべりしてる奴らだらけwwwwww
やべぇよ・・・ヤベェよ…
- 229:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 02:13:30.71 ID:7s/1Afsf0
-
>>227
病みすぎワロタ…
- 222:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 02:08:51.01 ID:DtoM5NhL0
-
魔王「どうした。食べんのか?」
僧侶「あ、はい。いただきます」
魔王「いただきます」パクッ
魔王「んっ?な、なんだこれは!料理長を呼べ!」
料理長「お、お呼びでしょうか。魔王様」
魔王「この料理を作ったのは誰だ!」
料理長「わ、私です」
魔王「貴様はクビだ!出て行け!」ガタッ
- 224:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 02:09:34.07 ID:2NgXcfcvO
-
生焼けキター?
- 232:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 02:14:28.12 ID:DtoM5NhL0
-
料理長「な、なんでですか!?私の料理のどこがいけないんです」
魔王「このスープ……だしの取りかたは完璧だ。食材も最高のものを使っておる」
料理長「そうですとも!魔王様に食べていただくんです。最高の料理です!」
魔王「だがかすかに香りがつけてある。この香りはなんだ……木苺でもない、苔桃でもない、桑の実でもない……これは魔力草だ!そうだな!?」
料理長「は、はい!魔王様の魔力を回復していただこうと……」
魔王「私はあの青い草が大嫌いだと言ってあっただろうが!」
料理長「でも魔力草はたいていどんな料理にも入っていまして……」
僧侶「あ、あの……私これ……食べられません……魔力草が入ってます……アレルギーで……」
魔王「ん?」
僧侶「え?」
魔王「これは……もしかして……おい、その施設にいたやつらは魔力草を食べていたか?」
僧侶「確か嫌いな人が多かったような……」
魔王「いや、気のせいかもしれんが……あいつで試してみるか」
- 236:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 02:16:20.20 ID:Atw5AdY80
-
シャブェ…
- 237:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 02:16:26.97 ID:aC/tKAzI0
-
ハリボテファンタジー怖すぎワロタ
- 238:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 02:16:56.01 ID:zK2FH+wg0
-
こんな世界恐ろしすぎるな…
- 247:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 02:19:44.63 ID:DtoM5NhL0
-
―――地下牢
ヴァンパイア「だせー!ここからだせー!俺は将軍だぞ!」ガタガタッ
魔王「元気そうだな。ヴァンパイア」
僧侶「あ、壁降りてたパタパタおじさん」
ヴァンパイア「魔王!よくもこんなところへ!魔族のことを想うならこの俺をここからだせ!そして魔道兵を復帰させろ!」
魔王「くくくっ、いつまでそんなことを言っておれるかな?」
ヴァンパイア「お、俺に何をする気だ……ま、まさか……」
魔王「おい、料理長」
料理長「は、はい!」
魔王「貴様の失敗は帳消しにしてやる。その代わりヴァンパイアへの食事は私と同じものを食わせろ」
- 250:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 02:20:53.99 ID:7s/1Afsf0
-
よりによってヴァンパイアwww
- 251:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 02:21:06.85 ID:00g4aDCL0
-
魔王「貴様の失敗は帳消しにしてやる。その代わりヴァンパイアへの食事は私と同じものを食わせろ」
優しい罰ワロタ
- 252:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 02:21:21.79 ID:DtoM5NhL0
-
料理長「わ、わかりました」
ヴァンパイア「はぁ、俺にあんたと同じもの食わせてくれるのか?」
魔王「さっき作り直した料理を出してやれ」
料理長「ど、どうぞ」カチャッ
ヴァンパイア「じゃあいただきます」モグモグ
ヴァンパイア「ん?なんだ?なんか足りねぇな」
魔王「まだ気づかんか。味オンチめ、しばらく様子を見よう」
- 256:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 02:23:18.98 ID:dGI52q6F0
-
この世界全員ヤク中かよwwwww
- 259:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 02:24:07.32 ID:00g4aDCL0
-
ヤク中が正常な奴を隔離する世界とか
- 261:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 02:25:31.05 ID:DtoM5NhL0
-
―――1ヵ月後
ヴァンパイア「うあああああああああああ!魔力草!魔力草をよこせえええええええ!」ガタガタ
魔王「相変わらずやかましいやつだな」
ヴァンパイア「魔王貴様ー!食事から魔力草を抜きやがったなぁああ!魔力が衰えるうううううう」ガタガタ
魔王「そんなものはじめからないわ」
ヴァンパイア「まだ言うかああああ!草をくれえええええええ」
魔王「どうした、得意の魔法でも使って見せろ」
ヴァンパイア「おおおおおおお!メギドフレイム!」
シーン
ヴァンパイア「あ、あれ?エナジードレイン!」
シーン
ヴァンパイア「な、なんだ!?魔法がでないぞ!」
魔王「ふんっ、出ていないのか。私には最初から分からんがな。これでも魔法があるというか?」
ヴァンパイア「ま、魔力切れだ!そうだ!魔力草が足りないからだ!」
- 263:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 02:26:24.31 ID:Gmc3z0Xa0
-
あかん、完全にヤク中ですわこれ
- 264:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 02:26:30.00 ID:JtabVZdtO
-
シャブだとしても全員が同じような幻覚を共有してるってのはすげーな
- 269:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 02:27:50.00 ID:mrblvYxq0
-
>>264
症状は似ているが
魔王のなんちゃって魔法食らった時の勇者パーティの反応結構バラバラだったじゃんwwwww
- 268:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 02:27:45.03 ID:PQvsSPXJ0
-
勇者一味は一ヶ月も僧侶放って何してんだろ
- 276:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 02:29:57.11 ID:DtoM5NhL0
-
魔王「そうか、では側近」
側近「はい?なんです?」
魔王「ちょっと魔法使って見せろ。簡単なものでも構わん」
側近「魔法ですか?では……ファイアーボール!」ゴゴォ
魔王「どうだ?ヴァンパイア。見えたか?」
ヴァンパイア「な、何をしている?側近。何も出ていないぞ、自分でゴゴォと言っていたぞ」
魔王「続けてみろ」
側近「?」
側近「では……深淵のよりいでし混沌の申し子よ……我が血と魔力を糧に顕現せよ……ダークエターナル!」ドギュー
魔王「どうだ?」
ヴァンパイア「あ……あ……も、もしかして……俺もあんな感じだった?」
魔王「ああ、ノリノリであったな」
ヴァンパイア「ぎゃあああああああああああああああああああああ!」ジタバタ
魔王「ふははははは!己の恥を知ったか!」
- 277:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 02:31:01.48 ID:mrblvYxq0
-
これ逆に側近が可哀そうだろwwwwwwww
- 278:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 02:31:05.15 ID:PQvsSPXJ0
-
辞めたげて(´;ω;`)
- 286:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 02:32:39.44 ID:2NgXcfcvO
-
魔王様マジ魔王
- 291:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 02:35:31.50 ID:DtoM5NhL0
-
僧侶「ちょっと可哀想じゃないですか?」
魔王「だがこれで決まりだ!原因は魔力草だな!側近!」
側近「は、はい?」
魔王「魔力草を全面禁止にする!今あるものもすべて燃やし尽くせ!」
側近「な、何をいってるんですか!魔力草は我々の魔力の源ですよ!魔力草の栽培地があることで人間どもより有利に立ってるんですから!」
魔王「そんな栽培地など人間どもにくれてやれ!いいか?人間に勝ちたいなら言うことを聞け」
側近「うぐ……」
魔王「それとも私とやりあうか?」ギロッ
側近「わ、分かりましたよ!どうなってもしりませんよ!」
魔王「それから僧侶」
僧侶「は、はい!」
魔王「お前の収容されていた施設というのはどこにある?」
僧侶「え……」
魔王「王国に攻め入り、まずそこを開放する。我らの仲間だろうからな」ニッ
僧侶「魔王様……///」
- 292:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 02:36:17.75 ID:Gmc3z0Xa0
-
魔王が勇者になってる・・・
- 293:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 02:36:30.95 ID:+M9fxZVv0
-
魔王様・・・///
- 296:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 02:36:57.00 ID:CYRifPsH0
-
やだイケメン
- 307:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 02:40:06.92 ID:DtoM5NhL0
-
―――王国
王様「どどどど、どうなっておるのだ。勇者よ、魔族に連戦連敗ではないか」
勇者「申し訳ない!やつら魔法耐性をあげてきやがって……」
魔法使い「魔王が地獄の門を開いてその力で守ってるのよ」
賢者「神をも恐れぬ所業を……恐れ多いことを」
王様「どうするのだ!」
勇者「だが、安心してくれ。この王国にやつらが迫ったとき……それが魔族の最後だ」
王様「ほぅ……策があるのか?」
勇者「ああ、最近魔力草も大量に手に入るようになっただろ?だから魔法使いと賢者で罠を張っている」
魔法使い「多重結界の大規模魔方陣よ。ふふふっ……大人数の高位の術師たちの魔力が必要になるけど……魔力草が大量にあれば……」
賢者「そこに魔族たちが足を踏み入れたら……ジ・エンド」
王様「おお!さすが勇者だ。城の術師も総動員させよう」
勇者「ははははは!ここが魔王の墓場になる!」
- 311:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 02:41:48.27 ID:mrblvYxq0
-
王様も厨二というかヤク中だと思うと急に安心して見ていられる
- 313:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 02:42:23.25 ID:F0CHbrrYO
-
面白すぎる
- 316:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 02:42:54.42 ID:z4eTX6VQ0
-
ヤク厨ニ病
- 320:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 02:45:57.73 ID:DtoM5NhL0
-
―――王国北方5km地点
ワーウルフ「先方は俺っすよ!アオオオオオオオオオオオン!」
魔王「満月だからってそんなにはしゃぐな。お前もう狼になったりしないだろう。全然変わってないな」
ワーウルフ「気分っすよ!気分!ノリが大事っす」
ヴァンパイア「いやぁ、晴れ晴れした気分ですね!魔王様!」
僧侶「あの……この人は変わりすぎて気持ち悪いんですけど……」
ヴァンパイア「酷いな!君は!わたくしはもとから紳士だよ」
側近「もう王国目前ですね。どうします?兵たちの士気も十分です。今なら王国だって落せますよ」
魔王「いや、まずは王国のはずれ……あそこにある壁の中の施設を落す」
ワーウルフ「なんすか?あれ?刑務所っすか?」
僧侶「刑務所のほうがまだ人間らしい生活ができます……そんなところです……」
魔王「行くぞ!」
- 322:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 02:46:27.39 ID:X3Q3ibYH0
-
むしろ魔法陣は別の意味で効果的かもな
魔王軍全員がぐあああああバタバタ状態になる
- 323:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 02:46:36.23 ID:mrblvYxq0
-
熱い展開になってきた
- 328:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 02:48:31.16 ID:X3Q3ibYH0
-
ワーウルフの後輩臭がすごい
- 331:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 02:50:44.27 ID:DtoM5NhL0
-
―――不能者収容所
ドドドドドド
門番A「な、何の音だ?」
門番B「あ、あれは……敵襲!敵襲だああああ!」
カーンカーン
門番A「ど、どうするよ?」
門番B「どうするって?」
門番A「俺たちがここにいるのは中のやつらを出さないためだ。守るためじゃない」
門番B「そ、そりゃそうだ!じゃあ……逃げるか?」
門番A「ああ、逃げよう!そうしよう!」
ワーウルフ「アオオオオオオオオオン!」ドガッ
ヴァンパイア「敵前逃亡とは紳士にあるまじき行為!許せません!紳士キック!」ドスッ
門番A・B「……」バタッ
魔王「この中か……頑丈な鉄の扉だな……」
- 333:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 02:51:39.27 ID:b1sJ2BdtP
-
こいつら草食ってなくても痛々しいな
- 335:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 02:52:09.13 ID:Dp0aUM2w0
-
まだ抜け切ってないんだろうな
- 337:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 02:52:26.38 ID:Atw5AdY80
-
ヴァンパイアさん新しい薬やってるよね
- 338:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 02:53:08.28 ID:mrblvYxq0
-
ヴァンパイアさん後遺症あるね
- 342:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 02:55:18.42 ID:DtoM5NhL0
-
門番A「お、お前らにこの門がやぶれるものか……この門は魔法の結界で……」
魔王「破城槌を出せ!」
側近「はっ!」
門番A「な、なんだその木の道具は……そんなもので魔法の扉が……」
魔王「突き壊せい!」
ドーン ドーン ガシャーン
魔王「そんなものとやらで壊せたようだな?お前達のいう魔法の扉は」
門番A「あ、あ、あわわ……」
囚人A「なんだなんだ?」
囚人B「そ、外だ!門が壊れている」
囚人C「いったい何が……」
魔王「貴様ら!私を見よ!」
囚人A「誰だ?あれは……」
魔王「貴様らには私が何に見える?」
囚人A「アホ毛の人間」 囚人B「アホ毛の人間」 囚人C「アホ毛の人間」
- 343:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 02:56:12.22 ID:mrblvYxq0
-
アホ毛の人間ワロタ
アホ毛とかまさに主人公そのもの
- 344:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 02:56:13.82 ID:UkOVNdSg0
-
やっぱりアホ毛なのか
- 346:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 02:56:31.58 ID:THofdu2c0
-
どんだけなんだ魔王のアホ毛wwww
- 369:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 03:06:14.04 ID:r79EOa2t0
-
∫←アホ毛
⌒←頭
- 372:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 03:07:23.23 ID:BQHs2dRI0
-
>>369
な、波平!
- 374:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 03:08:29.21 ID:7s/1Afsf0
-
>>369
クソッ…魔王のイメージが…
- 380:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 03:10:54.46 ID:X3Q3ibYH0
-
>>369
こういうことかよ!
- 358:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 03:00:15.62 ID:DtoM5NhL0
-
魔王「あ、アホ毛言うな!こほんっ!そうだ!人間に見えるのであれば安心だ……私は魔王!」
魔王「そしてお前達にこの言葉を教えてやる!」
魔王「この世界に魔法など存在しないとな!」
囚人A「い、言った……あいつ言いやがった……言ってはいけない言葉を……」
囚人B「でも魔王?魔族の王なのに普通の人間だ……」
囚人C「あいつの自信はなんだ?もしかして……俺たちは……」
ザワザワ
魔王「そうだ!お前達はできそこないなどではない!狂っているのは……そう!あそこにいるやつらだ!」ビシッ
囚人A「城の……国の人々……魔法を信じる人たちが狂っている?……俺たちは間違っていない?」
囚人B「そうだ!俺たちは最初からまともだった!」
囚人C[そうだそうだ!」
勇者「そこまでだ!異常者ども!」
- 368:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 03:06:11.53 ID:DtoM5NhL0
-
賢者「魔王軍がどこに向かったかと思ったらこんなところに……ふふふっ、おあつらえむけの場所ですね」
魔法使い「しかも、国のゴミどもと一緒なんてね。ふふふっ、まとめて始末できるわ」
僧侶「ま、待ってください!」
勇者「僧侶!無事だったのか!おい、さっさとこっちにこい!」
僧侶「ここの人たちは異常者なんかじゃありません!訂正してください」
勇者「僧侶……お前……いまだに魔王の幻術の虜なんだな……。ま、死んで蘇生させてから治してやるよ」
僧侶「待って!あなたたちの魔法は間違ってます!分かってるんですか、魔法で……怪我は治せないんですよ!死んだ人も生き返らないんですよ!」
賢者「これは救いようがありませんね」
僧侶「怪我を魔法で治療としたつもりになって……そのまま悪化して死んでしまった人がたくさんいます……私!もうそんなひとから目をそらしません!」
魔法使い「悲しいけど……これ戦争なのよ」
勇者「多重結界魔方陣準備!」
参謀「はっ!魔法部隊展開せよ!」
- 384:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 03:12:10.26 ID:DtoM5NhL0
-
ラーラーラー♪
魔王「なんだ?この歌は」
勇者「天使の歌だ……ははははは!ここに天使を降ろす!」
ラーラーラー♪
魔法使い「私達の魔法技術を舐めてもらったら困るわね。天使の力を借りるんじゃない、天使の力そのものをここに降ろすのよ」
賢者「さぁ……歌いなさい。この魔法の歌声が天使を降ろすの。この1万人の高位魔法使いの歌声がね。結界内のあなたたちは消し炭よ」
勇者「さぁ!食らうがいい!天威を!」
囚人D「いやあああああああああああ!やめてえええ!」
魔王「どうした?」
僧侶「き、きっと症状が軽いとされてた囚人じゃ……魔力草がいくらか体内に残ってて……」
僧侶「ど、どうしよう……このままじゃ……」
ワーウルフ「このままだとどうなるんすか?」
僧侶「きっと何人かは精神がやられてしまいます……あいつらの言うことをそのまま真に受けて……」
ヴァンパイア「ではどうすればいいのかね?紳士的には!」
- 390:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 03:14:01.26 ID:JtabVZdtO
-
>>384
止めてえええ!私の黒歴史!
かと思ったら違った
- 388:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 03:13:27.80 ID:r79EOa2t0
-
恥ずかしい台詞くるー?
- 400:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 03:17:17.41 ID:DtoM5NhL0
-
僧侶「それは……」
魔王「貴様ら!どこを見ている!私を見ろといっておるだろうが!」
魔王「この魔王が断言する!この世界に魔法など存在しない!」
囚人「で、でも……初めてあったひとを信じるなんて……」
魔王「私を信じなくてもいい!」
魔王「己自身を信じろ!」
囚人達「!!」
魔王「お前達は自分自身を信じることも出来ないのか!今は自分を信じてみろ!」
パァァァ
勇者「来る……くるぞ……来た!食らええええええ!天使の威!!!エンジェルコア!!」
ピシャアアアアアアアアアア!
- 401:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 03:17:37.93 ID:72eD18e20
-
急に香ばしく
- 402:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 03:18:10.16 ID:aC/tKAzI0
-
妄想vs現実ktkr
- 403:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 03:19:45.41 ID:2NgXcfcvO
-
ああこれもう勇者死んだ
- 404:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 03:19:52.81 ID:mrblvYxq0
-
※口でパァァァとかピシャアアアアアアアアアとか言ってます
- 405:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 03:20:19.55 ID:/+NpgLQ70
-
一万人でピシャアアアアアアアアアア!って言うのか
うるさいだろうな
- 413:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 03:22:58.48 ID:DtoM5NhL0
-
・
・
・
囚人A「は……ははは」
囚人B「ば、馬鹿じゃねーの?あいつら?」
囚人C「だ、だよなぁ?恥ずかしいよな」
囚人D「なんであんなの怖がってたのかしら」
魔王「勇者よ、これが答えだ」
勇者「くそっ!また魔王の魔力に阻まれた!」
魔法使い「なんて防御結界なの!?」
賢者「もうわたくしたちには魔王を倒す手はないの……?」
魔王「まだ言うか」
- 426:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 03:27:32.84 ID:DtoM5NhL0
-
勇者「な、ならばこれでどうだ!」ボッ
魔王「なんだ?」
勇者「普通のたいまつだよ。普通の」
勇者「お前には普通の攻撃が意外と効くみたいだからな……火をかけろー!」
魔法使い「いっておくけど、あたしの魔法の火じゃないわよ」
賢者「お城から持ってきた火ですからあなたたちの魔法防御で防げるかしらね」
参謀「火をはなてー!」
ボッ
僧侶「ゆ、勇者様……」
魔王「大丈夫だ。信じろ」ギュッ
僧侶「はい……」
勇者「ははははは!燃えろ燃えろ!出来損ないごと燃えてしまえー!」
賢者「綺麗……火の柱が天まで……」
魔法使い「あっつ……これはさすがに耐えられないでしょ」
- 432:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 03:29:16.69 ID:X3Q3ibYH0
-
おっとこれは
- 431:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 03:29:08.68 ID:7s/1Afsf0
-
やばいぞ
- 429:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 03:28:51.13 ID:2NgXcfcvO
-
どうなるどうなる
- 438:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 03:32:07.22 ID:DtoM5NhL0
-
―――数時間後
勇者「どれ?死体は確認しておくか」
魔法使い「建物も焼け落ちて何もかも真っ黒こげね……見つかるかしら?」
賢者「ないですね……死体が……」
勇者「どういうことだ?」
魔王「死体も何も火などついておらんぞ!」
勇者「な、なに!?魔王が無傷だと!?」
魔王「私だけではない!お前達は最初から火などつけておらん!」
パァァァ
勇者「な、なんだ!?建物が……直っていく!」
魔法使い「そ、そんな……こんな奇跡みたいなことが……?」
賢者「もう元通りの光景……ありえません……魔王が奇跡を起こすなんて……」
魔王「ほぅ?お前達にはそう見えるのか?」
- 447:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 03:35:06.46 ID:DtoM5NhL0
-
勇者「なぜだ……普通の火で燃やしたのに……」
僧侶「普通の火……それはあれのことですか?」ビシッ
勇者「ああ!そうだ!王国建国のときよりある王城に輝く聖火の火だ!なぜ燃えうつらないんだ!」
僧侶「当たり前です……今なら……言えます!あそこに火なんて最初から灯っていません!」
勇者「な……に?」
僧侶「大昔の聖者が灯した魔法の火……そんなもの存在しない」
僧侶「そう!この世界に魔法なんて存在しないんですから!」
魔王「よく言った、僧侶……あとは私達に任せろ」
魔王「さぁ、かかってくるか?勇者ども」
勇者「く、くそがあああああああああああ!」
カッ
- 460:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 03:39:36.56 ID:DtoM5NhL0
-
―――エピローグ
魔法使い「勇者……大丈夫?」
勇者「しっ……大きい声だすな。今は耐えなきゃいけない時だからな」
賢者「魔力草……ちょっとだけですけど手に入りました。食べてください」
勇者「助かる……今は発禁だからな……これ」モグモグ
魔法使い「この世界を正しい姿に戻すの。勇者、お願いね」
勇者「任せておけ」
ガラッ
勇者「きたっ!やつだ……やつを倒さないことには始まらない」
魔法使い「気をつけて!やつは凶暴よ」
賢者「恐怖に負けてはだめです……勇気を持って!」
勇者「はああああああああああ!神装!」
勇者「説明しよう!神に選ばれし勇者はその魔力を開放することにより、神に等しい力をその身に装着し、詠唱なしでその神威を使用できるのだ!」
勇者「おおおおおおおおおおおおおおお!エターナルフォースブリザアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアド!」
- 476:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 03:43:32.38 ID:DtoM5NhL0
-
看護婦「あー、もう。こんなところにいたんですか。勇者さん」
勇者「何!?こいつ……俺の神装が通用しないだと!?」
看護婦「はいはい、わかりましたから病室戻りましょうねー」グイッ
勇者「は、離せ!俺は神に選ばれた勇者だぞ!」
魔法使い「勇者を離して!ファイアーボール!」
賢者「地裂陣発動!」
看護婦「あなたたちまでこんなところに。もうっ!病院ぬけだしちゃだめだぞぉ」コンコンッ
魔法使い「あいたっ」
賢者「あうっ」
看護婦「じゃあ、みんな病室にもどりましょうねぇ」
パタパタパタ
- 477:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 03:44:19.70 ID:Gmc3z0Xa0
-
勇者ェ
- 480:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 03:44:50.77 ID:BQHs2dRI0
-
現実を見れない哀れな勇者・・・もどき
- 484:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 03:45:47.08 ID:CUnazkY70
-
薬中の末路か…
- 493:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 03:49:59.91 ID:DtoM5NhL0
-
―――魔王城
魔王「なんとか世界も落ち着いたようだな」
僧侶「まだ魔力草の幻惑から抜け出せない人もいるみたいですけど……」
魔王「それは時間が解決してくれるだろう。むっ?誰だ」
預言者「ふぉっふぉっふぉ!気づきおったか」
魔王「何者だ?」
預言者「その者、青き混沌を晴らすため……狼を駆り……聖なる力を得るだろう」
預言者「聖なる力と声が響き渡り、その後世界は混沌から救われるであろう」
預言者「見事じゃ……英雄よ」
魔王「貴様、魔力草に幻惑されておるのか?病院いくか?」
預言者「ふぉっふぉっふぉ!」
サファ……
僧侶「魔王様?どうしたんですか?」
魔王「ん?何の話だった?ああ、世界から魔法がなくなったという話だったな」
- 499:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 03:51:20.60 ID:7s/1Afsf0
-
英雄は魔王様だったのか
- 497:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 03:51:14.86 ID:/jBmEVXk0
-
預言者はもしかして
- 503:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 03:52:08.99 ID:L7RBCnXW0
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ババアだけが唯一の魔法使いだったのか
- 507:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 03:56:05.09 ID:DtoM5NhL0
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僧侶「はい……」
魔王「狂った世界の中では正常な人間が狂人扱いされる……それが正常と誰も証明できない」
僧侶「そんな中で魔王様は自分を信じきってました……私は自分を疑っていきてたのに……」
魔王「そんなことはないぞ」
僧侶「え?」
魔王「私も自分のほうが間違っていると思わないことがないわけではなかった。そう信じたかっただけかもしれん、いや、このまま生きていれば疑ってしまったかもしれない」
魔王「僧侶、お前に出会わなければな」
僧侶「……」
僧侶「魔王様……魔法はやっぱりあります」
魔王「なんだと?」
僧侶「魔力草の呪いから世界を救う魔法です。魔王様がみんなを……私の呪縛を解いてくださったんです」
- 510:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 03:56:36.76 ID:DtoM5NhL0
-
僧侶「これを魔法と言わないでなんていうんですか」
魔王「まぁ、ものはいいようだな。それでも私は魔法などないと言おう」
僧侶「そうですね……世界の魔法は解けました……」
僧侶「でも……ひとつだけ魔法がとけないんです」
魔王「何?」
僧侶「魔王様がかけたんですよ、私に」
魔王「なんだ?なんのことだ?」
僧侶「魔王様からかけられた恋の魔法がとけないんです///」チュッ
魔王「!?」
僧侶「ほらっ……やっぱりとけない///」
おしまい
- 514:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 03:58:13.48 ID:2NgXcfcvO
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恋 の 魔 法
- 517:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 03:58:48.51 ID:F0CHbrrYO
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乙!楽しかった!
- 520:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 03:59:17.50 ID:aC/tKAzI0
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これは良いエンド
乙!!
- 529:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 04:02:48.77 ID:DtoM5NhL0
-
最後まで見ていただいた方いましたらありがとうございました。
それでは!
- 419:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 03:24:14.84 ID:5OXu9UXM0
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このスレで学べる事
クスリはヤバい
- 530:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/26(土) 04:03:04.44 ID:sTxGOt6d0
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乙!魔法、ダメ。絶対。
勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました
元スレ : http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1359114451/
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1 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2013年01月26日 10:37 ▼このコメントに返信 途中で飽きた
2 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2013年01月26日 10:40 ▼このコメントに返信 なに?まおゆうの後追い?
二匹目のドジョウなんていないぞ馬鹿
3 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2013年01月26日 10:55 ▼このコメントに返信 まとめる価値もないクズSS
4 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2013年01月26日 10:58 ▼このコメントに返信 魔王と僧侶(おまけで囚人ずも)以外が全員中二病だと想像して読むとまた面白いな。
オチが弱いのはまぁしゃーないがw
5 名前 : これから仕事の人投稿日:2013年01月26日 11:00 ▼このコメントに返信 べっ…別に面白くて最後まで読んだわけじゃないんだからっ!!
6 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2013年01月26日 11:00 ▼このコメントに返信 まおゆうの後追いとかくそわろた
VIPには昔から魔王系SSとか糞みたいにありふれてたろ
7 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2013年01月26日 11:05 ▼このコメントに返信 一つ前の記事の>>1の本よりは面白かった
8 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2013年01月26日 11:11 ▼このコメントに返信 あれ、色々練って肉付けすれば第二のまおゆう行けるんじゃね?
9 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2013年01月26日 11:13 ▼このコメントに返信 面白かった
SSスレで読まずにまずコメントする奴は毎回いるな
10 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2013年01月26日 11:15 ▼このコメントに返信 ネガキャン大変だな。
普通に面白かったぞ。作者とまとめ乙
11 名前 : ヌトラ投稿日:2013年01月26日 11:17 ▼このコメントに返信 面白かった&過去を思い出して死にとうなった。
12 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2013年01月26日 11:21 ▼このコメントに返信 まおゆうの後追い?wwwww
SS面白かったです。
13 名前 : あ投稿日:2013年01月26日 11:23 ▼このコメントに返信 面白かった
14 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2013年01月26日 11:23 ▼このコメントに返信 こえーよwww
15 名前 : ななし投稿日:2013年01月26日 11:24 ▼このコメントに返信 久しぶりに良い勇者SSだったな…。
16 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2013年01月26日 11:26 ▼このコメントに返信 何もできないクズが満足げにネガキャンしるけど普通に面白かったよ
17 名前 : あ投稿日:2013年01月26日 11:26 ▼このコメントに返信 世にも不思議な物語にありそう
18 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2013年01月26日 11:31 ▼このコメントに返信 これはアニメ化より実写化のほうが映えそうだな
19 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2013年01月26日 11:31 ▼このコメントに返信 SSとかまとめんでいいよ
20 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2013年01月26日 11:39 ▼このコメントに返信 めっちゃ面白かった
21 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2013年01月26日 11:44 ▼このコメントに返信 全部のRPGがこれだったらどうしよう
22 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2013年01月26日 11:46 ▼このコメントに返信 斬新すぎ
結局魔族ってなんだったんだろう
23 名前 : 名無し投稿日:2013年01月26日 11:50 ▼このコメントに返信 うわあああwwwww
24 名前 : あ投稿日:2013年01月26日 11:50 ▼このコメントに返信 長い、くどい
25 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2013年01月26日 11:50 ▼このコメントに返信 おもしろかった
久々に最後まで楽しめたわ
26 名前 : 投稿日:2013年01月26日 11:51 ▼このコメントに返信 この発想は無かったwww
素晴らしい
27 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2013年01月26日 11:53 ▼このコメントに返信 まおゆうの後追い?とかワロス
こういうSS好きだから昔みたいにちょくちょくまとめてほしいなー
28 名前 : ナナシ投稿日:2013年01月26日 11:54 ▼このコメントに返信 長いか?www
発想の転換は最初にした人が優秀だからなぁ
29 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2013年01月26日 11:54 ▼このコメントに返信 ああ、薬は駄目、絶対
30 名前 : あ投稿日:2013年01月26日 11:55 ▼このコメントに返信 僧侶うぜぇ!!
普通に恋愛しただけだろうが
恋の魔法なんかねーよ
上手いこと言ったツモリかクソが
最後の最後でムカついた
31 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2013年01月26日 11:57 ▼このコメントに返信 設定は好き。面白かったよ。
32 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2013年01月26日 11:59 ▼このコメントに返信 くぅwww
33 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2013年01月26日 11:59 ▼このコメントに返信 乙
面白かったっすwwwこれで厨ニ病が治りましたwwwww
34 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2013年01月26日 12:03 ▼このコメントに返信 おもろい
35 名前 : ななし投稿日:2013年01月26日 12:04 ▼このコメントに返信 勇者ヨシヒコ思い出した
36 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2013年01月26日 12:05 ▼このコメントに返信 なかなかおもしろかった。
37 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2013年01月26日 12:06 ▼このコメントに返信 ギャグだと思ってたら、すっごい内容が深かったんでビックリした。
※11
ヤク中だよな?ヤク中の時の事だよな!?
38 名前 : 名無しさん投稿日:2013年01月26日 12:06 ▼このコメントに返信 魔王も勇者も一応イケメンなんだろうな。
勇者はイケメンなのに奇行やってると思うと胸熱。
ヤク中ってのは良いアイデアだな
39 名前 : あ投稿日:2013年01月26日 12:07 ▼このコメントに返信 設定がいいな
面白かったわ
40 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2013年01月26日 12:10 ▼このコメントに返信 爆ぜろリアル・・・
41 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2013年01月26日 12:11 ▼このコメントに返信 魔力草=現実効果:他人の暗示にかかりやすくなる
幻想効果:魔力(笑)の源
42 名前 : 投稿日:2013年01月26日 12:12 ▼このコメントに返信 単純に最近まとめを見始めた奴らがヤフコメの連中の様な馬鹿だってだけの話。
特に暇速だと顕著だな。すぐネガキャンするの。何?流行ってんの?
面白かったけどね。ちゃんと物語してて。
43 名前 : 投稿日:2013年01月26日 12:12 ▼このコメントに返信 単純に最近まとめを見始めた奴らがヤフコメの連中の様な馬鹿だってだけの話。
特に暇速だと顕著だな。すぐネガキャンするの。何?流行ってんの?
面白かったけどね。ちゃんと物語してて。
44 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2013年01月26日 12:13 ▼このコメントに返信 一発ネタとしては面白かったな。
僧侶がいた国が軽くサイコホラーな感じだったけど。
45 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2013年01月26日 12:13 ▼このコメントに返信 結構面白かった。
外見がアホ毛以外特徴ない魔王にワロタ
46 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2013年01月26日 12:14 ▼このコメントに返信 SSまとめいいね
乙
47 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2013年01月26日 12:20 ▼このコメントに返信 うむ、久々にほのぼのとした
48 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2013年01月26日 12:21 ▼このコメントに返信 魔力草を使った、コントの様な平和な戦争世界を構築しなければ
と願って、作った理由が過去にあるよね。多分。
49 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2013年01月26日 12:25 ▼このコメントに返信 *21
戦士系で無双すればいいじゃん
脳筋ノルド最強
50 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2013年01月26日 12:30 ▼このコメントに返信 やるじゃん
51 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2013年01月26日 12:37 ▼このコメントに返信 死体はどうなったんだろうな
52 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2013年01月26日 12:44 ▼このコメントに返信 ぶっちゃけアホ毛の下りはクッソ寒い
それ以外はなかなか
53 名前 : 名無し投稿日:2013年01月26日 12:44 ▼このコメントに返信 リアルタイムでも見たが面白かった
二周目だと、序盤の魔法合戦の見方が180度変わってシュールすぎる
54 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2013年01月26日 12:50 ▼このコメントに返信 面白いせっていだった
55 名前 : 名無し投稿日:2013年01月26日 12:51 ▼このコメントに返信 魔王を勝手に女として見てたが男だったんだなw
面白かった!
56 名前 : 投稿日:2013年01月26日 12:52 ▼このコメントに返信 面白い。
こういうの好きだ。
57 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2013年01月26日 13:07 ▼このコメントに返信 これを映像化して薬物撲滅キャンペーンに使おう
58 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2013年01月26日 13:23 ▼このコメントに返信 最初:魔王以外全員厨二病
途中:魔王と僧侶以外全員厨二病
最終的:魔王(と囚人達)以外全員ヤク中
59 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2013年01月26日 13:26 ▼このコメントに返信 中二草とか中二ノートみたいなもんか
60 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2013年01月26日 13:34 ▼このコメントに返信 エターナルフォースブリザードの時点である程度理解してたw
61 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2013年01月26日 13:41 ▼このコメントに返信 俺はこの秋魔法使いになるんだ!
魔法がないなんて言うな!
62 名前 : 名無し投稿日:2013年01月26日 13:43 ▼このコメントに返信 まおゆうの後追いとかにわか発言乙
勇者魔王モノなんか元から多い
面白いかは別として
うすた京介が好きなのはわかった
63 名前 : 投稿日:2013年01月26日 14:00 ▼このコメントに返信 ケータイ小説並の文章力ですね、としか
64 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2013年01月26日 14:02 ▼このコメントに返信 「ヤク中怖いね」じゃなくて「洗脳(情報操作)怖いね」じゃないの?
65 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2013年01月26日 14:03 ▼このコメントに返信 美味しんぼネタはちゃんと元スレでは触れられていたのか?
66 名前 : s投稿日:2013年01月26日 14:10 ▼このコメントに返信 いやぁ、面白かった。最近見たssの中で1番面白かった。
こういう逆転発想できる人憧れるわ
67 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2013年01月26日 14:27 ▼このコメントに返信 これ、誰か漫画or動画にして欲しいわ。
元中二病患者(俺含む)が壮絶に悶えること間違い無いしw
68 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2013年01月26日 14:33 ▼このコメントに返信 魔法草を食べた人に触手魔法とかかければ…胸熱
69 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2013年01月26日 14:34 ▼このコメントに返信 普通におもしろかった
明るいほのぼの話なんだけど、薬中でまわってる世界とか冷静に考えたら怖いw
70 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2013年01月26日 14:47 ▼このコメントに返信 勇者側は30超えた神聖道程か…
71 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2013年01月26日 14:48 ▼このコメントに返信 おいおい 本当の魔王は俺だろ。
72 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2013年01月26日 14:52 ▼このコメントに返信 プロットは面白かった
73 名前 : あ投稿日:2013年01月26日 14:53 ▼このコメントに返信 魔法草を食べてから劇演じれば、最優秀演技賞とかもらえそうじゃね?
74 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2013年01月26日 15:07 ▼このコメントに返信 何か途中で白けた…
実際に魔力草とやらが麻薬みたいなものだとしてもどうして世界中の中毒者が
一斉に止める事が出来るんだよ。むしろ唯一の健常者の魔王と僧侶が途中で
監禁されて逆に麻薬漬けにされる未来しか見えないよ
75 名前 : 投稿日:2013年01月26日 15:15 ▼このコメントに返信 ワロタ
ヤク中抜けたバンパイアワロタ
76 名前 : 名無し投稿日:2013年01月26日 15:23 ▼このコメントに返信 >>74
作中にある通り、魔力草中毒者に対しては健常者が適当な呪文ぽいもの唱えるだけで大ダメージ
健常者が自分が異常であるという思い込みさえ捨てれば健常者の方が圧倒的有利なのよ
77 名前 : 投稿日:2013年01月26日 15:27 ▼このコメントに返信 ある意味リアルな勇者ヨシヒコだな
78 名前 : 名無し投稿日:2013年01月26日 15:42 ▼このコメントに返信 言いたい事はわかるよ。
見てて面白かったし、色々考えさせられたし、もうちょい濃い内容なら本とかに出せそうだよね
79 名前 : 名無し投稿日:2013年01月26日 15:54 ▼このコメントに返信 結構面白かったけどたけどな〜
80 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2013年01月26日 16:04 ▼このコメントに返信 逆に途中からおもしろかったw
僧侶きたあたりからやっと把握できたわ
81 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2013年01月26日 16:18 ▼このコメントに返信 同じく途中から楽しかった
久々に声だして笑ったよ
82 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2013年01月26日 16:20 ▼このコメントに返信 きめえ。
ここいつからSSみたいなの載せるようになったの?
ゴールデンタイムズに任せとけよ
83 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2013年01月26日 17:29 ▼このコメントに返信 まおゆう引き合いに出してる奴は、まおゆう読んだ事ないだろw
84 名前 : あ投稿日:2013年01月26日 18:01 ▼このコメントに返信 この発想はなかった
85 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2013年01月26日 18:10 ▼このコメントに返信 「シャッターアイランドみたいで面白かったニャー」月砂糖を舐めながら
86 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2013年01月26日 18:11 ▼このコメントに返信 嫌 な ら 見 る な
87 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2013年01月26日 19:40 ▼このコメントに返信 最近の魔王と勇者物は大抵魔王か勇者かどっちかが女で(魔王が女の方が多いイメージあるけど)んで魔王と側近に囲まれて俺ハーレムみたいな似たり寄ったりなssが多くてうんざりしてたが、これは発想が斬新で面白かった!
88 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2013年01月26日 19:40 ▼このコメントに返信 面白い視点で楽しかった
89 名前 : 、投稿日:2013年01月26日 19:54 ▼このコメントに返信 普通に面白かったわ
1とか2とか最後まで読んでコメントしてんのかな?
90 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2013年01月26日 20:28 ▼このコメントに返信 とりあえず、薬はヤバイと言うのが分かった
91 名前 : 以下、RIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2013年01月26日 20:33 ▼このコメントに返信 これ……テレビ画面通して見たらちょっとしたホラーゲームだよな
うぅむ 面白かった
92 名前 : 暇速さん投稿日:2013年01月26日 21:33 ▼このコメントに返信 ショートストーリーってこんなに長いの?携帯だからかな。
次へを21回だぜ
93 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2013年01月26日 21:38 ▼このコメントに返信 RPGが全部この世界観だったらやばいなw
94 名前 : 投稿日:2013年01月26日 22:58 ▼このコメントに返信 バイオハザードより恐ろしい世界が広がってそうだな。
95 名前 : 投稿日:2013年01月26日 23:11 ▼このコメントに返信 最初のネガキャンどもは、なんなんだ。必死すぎるだろ。魔法にでもやられたの?
普通に面白かった。みんな中2でヤクチュウなんだな。
96 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2013年01月26日 23:27 ▼このコメントに返信 まおゆうよりむしろこれ、レイトン教授vs逆転裁判だろ……
97 名前 : ななし投稿日:2013年01月26日 23:34 ▼このコメントに返信 面白かった。SSでちょうどなのかもしれないが、長編にしても読みたい
98 名前 : 名無し投稿日:2013年01月27日 00:12 ▼このコメントに返信 面白かった
99 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2013年01月27日 00:59 ▼このコメントに返信 魔王と勇者モノはよく見るけど僧侶とはなかなか
100 名前 : あ投稿日:2013年01月27日 01:21 ▼このコメントに返信 レベルを上げて物理で殴ればいい!←魔法のあるゲームでもだいたいこれで解決できるもんなww
王様「本気で魔王倒す」っていうSSもオススメ
101 名前 : てんつく投稿日:2013年01月27日 01:47 ▼このコメントに返信 こんな内容の洋画なかったっけ?
102 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2013年01月27日 02:01 ▼このコメントに返信 ※82
知ってる限り数年前から載せているわけだが
103 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2013年01月27日 04:22 ▼このコメントに返信 おもしろかった
104 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2013年01月27日 04:48 ▼このコメントに返信 寝る前にちょっと見てみただけだったけど、面白かったわ。
105 名前 : 投稿日:2013年01月27日 04:53 ▼このコメントに返信 後追い(笑)とかラノベ読みさんは感性すり減りきってますね
まおゆうとか知らないけど俺は面白かったよ
106 名前 : あ投稿日:2013年01月27日 04:57 ▼このコメントに返信 この人面白いよ。このシリーズ好きだな。楽しめるし、楽に流してる感じだから、いいんだけど、こんな一円にもならないとこ載せても、難癖つけたいだけの無能な批判コメがつくか、いずれ盗まれるだけだから、原案者でもやればいいのに。
107 名前 : あ投稿日:2013年01月27日 05:09 ▼このコメントに返信 ネガキャンする人ってさ、嫉妬なの?
自分の方が才能あるからwって貶したいの? まず自分の実力示してみてからにすれば? 答えてみて欲しい。自分もリアルでくらってたから、明らかな嫉妬からのネガキャン工作、傷付けて足引っ張りたいんだよね?自分のプライドのために。迷惑で我儘で傲慢な人だなと思う。
批判は簡単、世界中のどの作品も。
作品に入り込んで、この方が良いとか、ここが嫌いとかは意見だとは思うけど。。
いちいちケチつけて回る人の真意が知りたい、一体何を言いたいの???
108 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2013年01月27日 08:19 ▼このコメントに返信 米65
美味しいんぼネタスルーされててかわいそす
109 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2013年01月27日 11:50 ▼このコメントに返信 面白いSSだけ紹介してくれるから助かるわ乙GJ
発想がいいし読みやすいSSだった作者乙
110 名前 : ヌコ投稿日:2013年01月27日 12:37 ▼このコメントに返信 これは良SS
111 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2013年01月27日 13:12 ▼このコメントに返信 面白かった!作者さんも管理人さんも乙でした!!
112 名前 : あ投稿日:2013年01月27日 15:18 ▼このコメントに返信 面白かった!
ラストがやや残念
113 名前 : 名無し投稿日:2013年01月27日 17:35 ▼このコメントに返信 いいね
114 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2013年01月27日 17:36 ▼このコメントに返信 厨二病療養SS
115 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2013年01月27日 23:46 ▼このコメントに返信 これは面白い発想だねw
116 名前 : ななし投稿日:2013年02月06日 00:50 ▼このコメントに返信 今まで見た魔王のSSで一番面白かった
117 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2013年07月23日 16:06 ▼このコメントに返信 米87
激しく同意!
もっとこういうの増えて欲しい。