1: :2014/05/14(水)
ADXフローレンス刑務所


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ADXとして一般的に知られるこの刑務所は、フロリダにある男性凶悪犯専用の最厳重警備刑務所だ。ここに収容されている者はみな、アメリカにおける最凶の犯罪者と目されており、それゆえ同刑務所は”ロッキー山脈のアルカトラズ”との別名を持つ。同刑務所の元所長に”まさに地獄と大差がない”と表されるADXは軍用犬、3m以上ある有刺鉄線のフェンス、1400箇所のリモートコントロールされた鉄扉、モーションディテクター、圧力検知器、そして監視カメラによって常時見張られており、服役中の犯罪者の中には悪名高い”シューボマー”ことリチャード・レイド、9/11の首謀者であるザカリアス・ムサウイ、オクラホマシティ連邦政府ビル爆破事件の主犯テリー・ニコラスなどがその他大勢の収容者とともに収監されている。


翻訳元: http://acidcow.com/pics/59228-the-10-most-heavily-guarded-locations-on-earth.html




2: :2014/05/14(水)
エアフォース・ワン


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世界一安全な移動手段と言われるエアフォース・ワンは最も精密に作られた飛行機の一つであり、様々なセキュリティ対策がなされている。合衆国大統領およびその側近は、世界でも類を見ない最新鋭の衝突回避システム、空対空ディフェンスシステム、およびその他の電子機器に守られ、改造を施されたボーイング747 200Bに搭乗し空を移動するのである。

3: :2014/05/14(水)
サダム・フセインのバグダットバンカー


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この約1600平方メートルのバンカーは核攻撃にも耐えうるように設計されており、最大50人ほどが収容可能とされていた。地下約30mに位置した同バンカーのセキュリティ対策はスイス製の3トン扉、幅1.5mの壁、厚さ1.8mに及ぶ鉄骨鉄筋コンクリートそして2つの脱出口で固められていた。同バンカーは戦時中にアメリカによる7発の地中貫通爆弾および、20発の巡航ミサイルに耐えた実績を持つ。しかし、残念ながら略奪からは逃れることが出来ず、終戦間際にイラク兵士によって荒らされ尽くしてしまった。

4: :2014/05/14(水)
バンホフおよびウィキリークスのデータサーバー


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アメリカ国務省はこのセーフハウスの存在についてあまり快く思っていないだろう。ストックホルムの地下30mに存在するこのバンカーは、核シェルターを改造したものだ。スウェーデンのインターネットプロバイダーであるバンホフはウィキリークスのサーバーを抱えていることで知られており、ジュリアン・アサンジが最重要視するデータがここには収められている。厚さ45cmの鉄扉と何週間も持つバックアップ発電機に支えられ、ウィキリークスの秘密はここで生き続けるのである。

5: :2014/05/14(水)
イングランド銀行地下金庫


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まるでインディ・ジョーンズの映画から飛び出したかのような場面だが、イギリス最大級の金庫、そしてニューヨークの連邦銀行に次ぐ世界で2位の金庫は実に4600トンもの金を貯蔵しているのだ。声紋認識システムで開く対爆ドアと、複製不可能と言われる長さ0.9mの鍵に守られた地下金庫は、そのドアの重量や金庫の正確な位置に関しては明らかにされていないが、47階建のタワーであるロンドン42よりもフロアスペースが多いことは知られている。

6: :2014/05/14(水)
1960's バー


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イギリスのウィルトシャー州の地下約30mに位置するバーリングトンバンカー群の一つである1960'sバーは、イギリス政府高官に人気のあったパブを再現したものである。この秘密施設は冷戦時代に造られたものであり、核戦争後の世界の再建を担う高官たちの避難シェルターとしての目的があった。言わずもがな放射線の影響が収まるまで待つ間に一杯やろうという目論見だったのだろう。

7: :2014/05/14(水)
ドゥームズデイ種貯蔵庫


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正式名称をスバルバード国際種貯蔵庫と言い、名前の通り様々な種類の植物の種子を貯蔵し、地球にいかなる環境変化が訪れようとも植物の多様性を維持し、食糧を確保できるようにすることが目的である。貯蔵庫は世界でも最もアクセスが難しいと言われる北極圏の孤島であるスバルバードに位置しており、同施設は銅山を改造したものである。絶海の孤島では十分ではないと言わんばかりに、種子は対爆ドア、モーションセンサー、エアロック、厚さ1mの鉄骨鉄筋コンクリートで守られている。特徴的な気候とそのロケーションによってあらゆる人災、天災に関わらず何百年にもわたって種子を守ることが可能となっているのだ。

8: :2014/05/14(水)
アイアン・マウンテン


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墜落したユナイテッド航空93便の残骸、舌を突き出したアインシュタインのオリジナルの写真、そしてエジソンの電球の特許に全て共通するものはなんだろうか?それは、それら全てがアイアン・マウンテンにて貯蔵されているという点だ。地下約60mに位置するこの元石灰岩採掘坑は約15万平方メートルにおよぶ貯蔵スペースを有しており、アメリカ合衆国政府がその最大のテナント所有者となっているものの、所有者全体の95%の身元は明らかにされていない。しかしワーナー・ブラザーズ、スミソニアン・インスティテュート、そしてストックフォト会社のコービスが金庫を有していることは知られている。ここには数千に及ぶ歴史的マスターレコーディングやオリジナルのフィルムリールなどが貯蔵されているのだ。またアイアン・マウンテンはアメリカの大手会社を顧客に持つデータセンター、ルーム48の所在地でもある。入口は武装したセキュリティによって厳重に守られており、彼らの課すセキュリティチェックは空港職員も真っ青になるほど徹底的だと言われている。


9: :2014/05/14(水)
バチカン・シークレット・アーカイブ


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近年カトリック教会がオープンさを打ち出してはいるものの、批評家からは一部の聖職者や研究者を除き施設内への立ち入りを禁じているエリアが存在することが指摘されている。しかもアクセスが許されていても実際の閲覧にはさらに許可が必要なのだ。それゆえ様々な憶測が飛び交っており、聖書の教えに反する内容の福音書や、世界初のポルノグラフィティのコレクション、はたまた世界征服の計画までが貯蔵されているのではないかと言われている。さらにおかしなことに、一部のモルモン教徒の間では彼らの教えこそが正しいと記述された聖書の箇所が存在するとまで囁かれているのだ。

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