戸田一也プロデューサーは批判的な意見を想定した上で、敢えて切り込んだ演出やこだわりに自信をのぞかせる。“土9”ブランド最新作にかける思いとは。
■「原作に忠実にやることが正義だとは思いません」
――初回放送後に賛否両論が飛び交っていますが、現場の雰囲気は?
世間の意見は真摯に受け止めながらも、ドラマとしていいものを作っているという自負がスタッフにもキャストにもある。変わらず明るい雰囲気で撮影しています。
――人気原作であるが故の批判は宿命とも言えますよね。
もちろん。これだけの有名原作です。ファンがみんなそれぞれの思いで原作を支えている。
それを実写化するための改変に対して、いろいろな意見が出ることは宿命。
思いを伝えたい気持ちは理解できますし、最初から「批判は受け止めねば」と思っていました。
ただ、週刊誌に連載されていた漫画を1時間のドラマにするためには、いろいろなことを盛りこまなければ成立しない。
さらに6年間の連載期間を持つ『ぬ〜べ〜』は人気キャラクターの宝庫なので、なるべくいろんなキャラクターをちゃんと出したい。話数が限られている短距離走で、一同に介させて楽しませたい…
この思いから、ストーリーを変更せざるを得ない部分はありますよね。
さらに、実写化で困難な部分や時代性の問題など、変えた方がいい部分を加味する。
原作をそのまま焼き直して実写化することが、正義だとは思いません。
――確かに今回、舞台を原作の小学校から高校に改変していますよね。
原作の登場人物は小学生離れしていて、実年齢より大人の部分を感じました。
発言も行動も見た目も高校生に近い。原作のイキイキした躍動感を実写化で忠実に表現するため、高校生に改変しました。
昔と比べると、みんな精神年齢が若くなっている。例えば昔の中学生と今の中学生は必ずしもイコールではない。
時代性に合わせてうまくシフトできているのでは?
――熟考の上で変えた部分とは対照的に、原作者(原作・真倉翔/作画・岡野剛)から「変えないでほしい」と依頼された箇所もあるのでしょうか。
基本的にストーリーやエピソードのアレンジはご快諾いただいた上で「キャラクターの精神性は踏み外さないでほしい」と言われました。いろいろなキャラクターのビジュアルは変更して原作どおりではないですが、キャラクターの根本となる“精神性”だけは守っています。
http://www.oricon.co.jp/news/2043960/full/
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